妊娠中や産後・更年期の女性も要注意。円形脱毛症の原因とは?

[最終更新日]2016/09/05

ストレスが主な原因ではないかと言われている円形脱毛症。
円形脱毛症は他の薄毛とはタイプが違います。なぜなら、健康な髪が何らかの原因によって抜けているからです。

今回は、そんな円形脱毛症が起こる原因についてみていくことにしましょう。

円形脱毛症の種類と症状

円形脱毛症と言っても全員が同じ症状というわけではありません。また、治療法も異なってきます。どんな種類と症状があるのかみていくことにしましょう。

単発型

ある日突然、頭皮に円形や楕円形の脱毛部分ができる症状です。
最も多くみられる症状で、小さい子どもから大人まで男女問わず発症し、眉毛や体毛に症状があらわれる方もいます。約80%の方が自然治癒するといわれていますが多発型に移行する方もみられます。

多発型

脱毛部分が2つ以上発生する症状を指します。
適切な治療を行っても完治まで半年から2年くらいかかる方もいます。残念なことに再び脱毛を繰り返してしまうのが多発型です。
さらに2つ以上の脱毛部分が拡大して、多発融合型に進行する場合もあります。

蛇行型

脱毛斑の結合が細長く後頭部から側頭部の生え際に沿って蛇のように広がります
子どもによくみられ完治までに時間がかかるのが特徴です。完治には、何年かかかる場合もあります。

全頭型

脱毛部分どんどん大きくなって広がり、最終的には髪が完全に全部抜け落ちてしまいます
治りにくい例が多くあり治療にも時間がかかるため、カツラウィッグを使用しながら生活している人も多いようです。

汎発型

円形脱毛症の中で最も重度なのが、汎発型です。頭髪だけでなく、眉毛や体毛などありとあらゆる毛が抜け落ちてしまいます
治療にも時間がかかるため、全頭型と同じようにカツラウィッグを使用している方も多いです。
円形脱毛症は、単発型から進行する方もいれば、いきなり全頭型のような症状があらわれる方もいます。また、アトピーとも深い関係があり、アトピーの人は円形脱毛症の症状に悩む確率も高い結果が出ています。

予測できないのが円形脱毛症です。早めの治療が大切ですよ!

円形脱毛症の原因はどこからきているの?

次は原因についてみていくことにしましょう。ストレス以外にも様々な要因があることが分かってきています。

ストレス

円形脱毛症の原因で1番多いといわれているのが精神的ストレスです。
ストレスを受けるとストレスを防御するために交感神経が働くのですが、ストレスが強いと交感神経が正常な働きをしなくなります
血管を収縮させて血行が悪くなるため、頭皮や髪に十分な栄養が行きわたらなくなり結果円形脱毛症を発症させてしまうと考えられています。
ストレスは、目に見えないものだからこそ気がついたときには体に異常をきたしている時もあります。ストレスと上手に向き合い適度に発散する努力をしましょう。

遺伝的要因

体質や円形脱毛症の種類も様々ではありますが、遺伝的な要素も少なからず関係しているのではないかといわれています。しかしながら、まだどの遺伝子の影響で円形脱毛症になるのかは研究途中です。
身内に円形脱毛症の方がいる場合は注意をしましょう。

免疫作用

外部からの攻撃を守るべき免疫機能が何らかの原因で過剰に働き、円形脱毛症を引き起こす場合もあります。
本来は、自分の体を守るべきであるのに自らの体を攻撃してくるということは円形脱毛症でなく、近年では様々な病気が免疫作用によって引き起こされているともいわれています。

アトピー

上記でもふれましたが、円形脱毛症の患者の約半分がアトピー患者であるという報告もあります。何らかの原因があるのではないかといわれていますがまだ詳しいことは分かっていません。
特に、再発しやすく治りにくい円形脱毛症を発症した方はアトピー患者である可能性が非常に高いようです。

円形脱毛症になりやすい人はこんな人!

円形脱毛症の種類と原因についてみてきましたが、円形脱毛症になりやすい人とはどんな人なのでしょうか。みていくことにしましょう。

ストレスをためやすい人

円形脱毛症になりやすい人とは、ストレスをためやすい人、ストレスをうまく発散できない人です。
優しくて、自分のことは後回し、人に合わせていたり、それを我慢してしまう人は危険ですよ。
円形脱毛症は、年齢を問わず小さい子どもからお年寄りまでなります。突然ショックなことが起きたり、進路や仕事に悩むなどストレス社会と言われている現代では他人事ではありませんよ。
円形脱毛症だけでなくストレスをためないために、ストレス解消方法を身につけましょう。

円形脱毛症になった人が家族の中にいる

円形脱毛症の発症には、遺伝的要素も関係しているのではないかと言われています。家族の中に円形脱毛症経験者がいるからといって必ず円形脱毛症になるわけではありませんが、リスクはあります。

妊娠中や産後、更年期の女性

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンが増え、一般的には抜け毛は少なくなるといわれています。しかし、つわりや病院からの体重制限、食事制限などでストレスがたまり、円形脱毛症に悩む方もいらっしゃるようです。

産後は特に多いといわれています。女性ホルモンのエストロゲンは、出産と同時に減少し、産後しばらく抜け毛が多くなります。
これは自然なことなのですが、慣れない育児や睡眠不足、母乳による自身の栄養不足などからストレスがたまり円形脱毛症になるというケースです。

40歳を超えた更年期にも円形脱毛症に悩まされる方も多いようです。これは男女問わずみられます。
特に女性は、免疫力の低下や女性ホルモンが急激に減少することで円形脱毛症に悩む方も多いようです。
また、このころになると、白髪や、抜け毛なども多くなってきます。

こんな人は円形脱毛症に注意しよう!

円形脱毛症予備軍の人はたくさんいます。自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。

がんばりすぎる人

真面目な人です。この人たちは、責任感があり一生懸命頑張ります。結果、ストレスがたまります。ストレスが溜まることで血管が収縮し、髪に栄養が行きわたらなくなります。人に頼る、助けて、しんどいって言う努力をしましょう。

協調性のある人

まわりに合わせる人は、いつもみんなに気を遣い自分の意見は言えません。
中には理不尽な人もいてそんな人に合わせるのはストレスがかかりますよ。

産後の女性

上記でも説明したように産後は慣れない育児へのストレスが溜まっていたり、睡眠不足や食事がきちんととれないことによる栄養不足。
母乳の生成にはアミノ酸鉄分が必要ですがこれは髪にも必要な栄養素で足りなくなると、細くて短い毛が多くなります。

ストレスをうまく発散させよう!

ストレスを溜め込む人は、自分にあったストレス解消法で対策をしましょう!

ストレスを溜めることは健康にも髪にもよくありません。上手にストレスを発散する必要があります。それでお勧めのストレス発散方法をお伝えします。

運動をする

体を動かすとセロトニンという物質が体内に発生します。脳内のセロトニンは気分や感情のコントロールにかかせない物質で精神的な安定や眠りの質を向上させる働きがあります
逆にこの分泌が減ると、脳内の情報伝達がスムーズにいかなくなったり、やる気や興味といったポジティブな感情を持ちにくくなります。
運動というとなかなか難しいですが、ウォーキングなど手軽に始められるものから開始してみるといいですよ。

お風呂にゆっくりつかる

入浴は、薄毛対策にとても効果的です。リラックスしてストレスが解消されるだけでなく体温上昇による血行促進やデトックス効果もあります
また、入浴中、雑誌や本などを読みながら半身浴もお勧めです。本や雑誌に集中することでストレスの原因となるものを考えなくてすみますからね。そして入浴後のゆるやかな体温低下は安眠へもつながります。

趣味をもつ、外にでかけよう

趣味に打ち込むのはおすすめです。ただし、その時間は何もかも忘れて集中できるものを選びましょう
特に趣味がないという方は1人カラオケやパズル、読書なんかもおすすめです。
また現実逃避できる旅行にいくのもいいですね。
人には気を遣ってしまうというのならば思い切って1人旅もいいですね。
現実を忘れて非日常的な時間を楽しみましょう。趣味も旅行も日常の忙しさやストレスを忘れて気分転換できることが重要ですよ。

ストレスの原因はなにか考える

なかなか難しい問題ですがストレスを取り除くことが1番の解決策です。
あなたのストレスの原因はなんでしょうか。
仕事ならば休暇をもらったり部署移動をお願いする、思い切って転職するのもありかも知れません。
人間関係ならその人との距離を保ちましょう。
運動や、入浴、趣味などはどうしても一時的なストレス解消法になります。
できればストレスの根本的な理由を取り除くことが髪には良いと言えますね。

 

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