頭がかゆいのは何が原因?AGAとかゆみの関係性を徹底解明

[最終更新日]2016/10/31

aga かゆみ

頭のてっぺん辺りがなんかかゆいんだよなぁと思って触ってみると、髪の毛のボリュームが無くなっている事に気付いたという方はいませんか。実は人によっては頭皮にかゆみを感じてから薄毛になり始めたと言う人もいるのです。

今回はAGA(男性型脱毛症)とかゆみの症状の関係性の謎を解明していきます。

AGAはかゆみと関係しているって本当?

頭がかゆくなる症状が出てそれで頭を掻くと、前よりも髪のボリュームが少なくなっているような気がするという状態になった事がありませんか。

世の中にはこのようにかゆみを感じてから薄毛が目立つようになったという人もいますが、実際の所AGAとかゆみには関係性があるのでしょうか。

結論から先に申し上げますと、AGAとかゆみには何ら関係性がありません。AGAはAGAとして薄毛をもたらし、そしてかゆみはまた別の原因として発症し、そのタイミングがちょうど重なっただけだと考えられています。

AGAにかゆみが関係ない理由とは?

AGAとかゆみは関係ないと簡単に言われても実際にかゆみと薄毛の症状が同時に出た人からすれば信じられない事でしょう。しかしAGAとかゆみの症状が全くの無関係であるという事はしっかりと説明できるのです。

まずそもそもAGAと言うのがどのようにして発症するか分かりますか。AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが毛母細胞を攻撃する事で起こる薄毛の症状です。このDHTはテストステロンと5αリダクターゼという酵素の結びつきによって生成されますが、通常ならこの酵素の働きを女性ホルモンが邪魔しているのです。しかし男性の場合は年齢と共に女性ホルモンが減少していくので、5αリダクターゼが活動するようになり、DHTが生成されてAGAへと繋がっていくのです。

ここまで説明すれば分かるようにAGAというのはホルモンバランスが関係して起こる症状です。頭皮のかゆみは主に炎症によって引き起こされるわけですが、どこにも炎症が起こる要素がありませんでしたよね。なのでAGAとかゆみの症状は関係性が無いのです。

他にも関係性が無い理由はあって、AGAと言うのは前頭部と頭頂部で発症し、後頭部と側頭部ではまず薄毛や脱毛と言った症状は出ません。これは先ほど説明した酵素や男性ホルモンが、前頭部と頭頂部に集中していて、後頭部と側頭部にはほぼないからです。しかし頭皮のかゆみの症状は前頭部でも側頭部でも場所に関係なく発症しますよね。AGAとかゆみの症状に関係性があるなら、脱毛する前頭部と頭頂部のみでしかかゆみが起こらないはずですよね。

このようにAGAとかゆみの症状には全く関連性が無いと言える理由がしっかりと存在しているのです。頭がかゆくなって触ってみたら薄毛になっていたというのは、単純に頭皮の炎症とAGAの薄毛の症状が同時期に発生しただけの話なのです。

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AGAでもかゆみが出やすい人もいる?

さてここまでさんざんAGAとかゆみには関係性がないと説明してきましたが、しかしAGAとかゆみが併発するという事は可能性として存在しているわけです。加えて、AGA治療の仕方によってはそれによってかゆみが引き起こされて可能性もあるのです。それではどんな人ならかゆみが出やすくなってしまうのでしょうか。

まず1人目は育毛剤を利用してAGAの治療を行っている人です。AGAの治療の1つとして育毛剤を利用する事は多くの人がやっている事です。育毛剤は肌に優しい成分を利用している事が多いので、基本的に副作用が起こる事はありません。しかしそれでもかゆみとして副作用が出てしまう事もあるのです。主な原因としては育毛剤に含まれている成分と肌の相性が悪く、アレルギー反応を引き起こしてしまう事が考えられます。他にも育毛剤の使用量を守らず大量に使ってしまい、育毛剤が毛穴を詰まらせる事でもかゆみが誘発される事があります。AGAの治療で育毛剤を使っていて、そしてその後にかゆみが発症したら育毛剤と相性が悪いか、使い方が悪いかの2つになりますので、別の育毛剤にするか別の治療法にする事をお勧めします

2人目は皮脂が多い方です。頭皮のかゆみは基本的に炎症から起こる物ですが、その炎症は皮脂の酸化から起こる事があるのです。脂漏性皮膚炎と呼ばれる炎症で、毛穴に皮脂が詰まった状態で酸化した時に起こります。これは人の体質的な問題ですので、自分が頭皮の皮脂を分泌しやすい体質なのかチェックするためにも1度クリニックなどで診察してもらうようにしましょう

基本的にかゆみは頭皮の炎症によって起こります。そしてその炎症というのは育毛剤や育毛シャンプー、アレルギーや体質が関係して起こるのです。特にAGAの治療として育毛剤を使うようになった、シャンプーを変えたという人は、その内容成分が肌に合わなくて炎症を起こすようになった可能性が高いです。

AGAとかゆみに関係性はありませんが、治療法が間違っているという事を教えてくれるサインになっている事がありますので、かゆみを感じたらすぐに病院やクリニックへ行って診察を受けるようにしましょう。

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AGAでかゆみがでてしまわないための対策方法

それでは最後にAGAの治療をしていてかゆみが出てしまわないようにするための対策をご紹介します。

まず最初は当然ですが、自分の肌の状態を知る事です。自分の肌が強いのか弱いのか、アレルギー体質なのかどうかこういった検査を1度やっておくべきです。自分は大丈夫と思っていても、実はアレルギーだったという事も少なくありません。アトピー性皮膚炎などのアレルギー体質を持っていたら、まずはそれに対する治療が必要になってきます。皮膚の問題と言うのは意外と放置しがちですので、この機会にアレルギー検査でしっかりチェックしておくようにしましょう。

そして肌の状態をチェックしてもらったら、次はシャンプーをまずチェックしましょう。自分のアレルギー体質との相性が良いシャンプーを使えているか、まずはそこからです。シャンプーがそもそも自分の体質と合っていないとなると、どんなに健康的な生活をして、どんなに正しいシャンプーの使い方をしていても全くの無意味です。日常的に頭皮がかゆいという最悪の状態になってしまいますので、まずシャンプーに含まれている成分をチェックしましょう。

そしてその上で正しいシャンプーの使い方を習得しましょう。実はシャンプーで頭を洗う時にはいくつか注意点があるのをご存知ですか。

まず1つ目は手のひらにシャンプー液を取って、良く泡立ててから髪の毛に付ける事です。頭皮と言うのは想像以上にデリケートですので、シャンプーがいくら頭皮に優しい成分を使っているとしても、頭皮に取っては刺激が強いのです。またシャンプー液をそのまま頭皮に付けると毛穴に入って詰まりを引き起こしてしまいます。必ず泡立ててからにしましょう。

2つ目は爪でガリガリ洗わない事です。爪で頭皮を傷つけ、そしてその傷にシャンプーが入り込むと炎症が起こる、と言うのは想像に難くないですよね。指の腹で揉むように洗いましょう

3つ目はぬるま湯で洗い流す事です。体温に近い36度前後がベストです。40度以上の熱いお湯だと頭皮にとっては刺激が強すぎるのです。

そして最後の4つ目は、すぐに乾かす事です。髪と頭皮が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすい状態になっています。タオルで乾かすのもありですが、できればドライヤーで乾かしましょう。この時もドライヤーの熱が頭皮に当たり過ぎないように注意してください。

AGAとかゆみ自体には関係性はありませんが、AGAの治療の副作用としてかゆみが生じる事は意外と少なくありません。その場合はシャンプーか育毛剤に問題がある事が多いですので、この機会にぜひ見直すようにしましょう。

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まとめ

  • AGAとかゆみには関係性が認められない。
  • 頭がかゆくなって触ってみたら薄毛になっていたというのは、単純に頭皮の炎症とAGAの薄毛の症状が同時期に発生しただけ。
  • AGAでもかゆみが出やすい人もいるため、かゆみを感じたらすぐに病院やクリニックへ行って診察を受けるようにしましょう。

 

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