円形脱毛症の放置は危険!全身の毛が抜ける汎発性脱毛症とは?

[最終更新日]2016/06/27

汎発性脱毛症

多くの方が認知している円形脱毛症、実は小さい円で終わる病気ではありません。

進行が進めば最悪の場合全身から毛が抜け落ちるという重症の病気へと発展します。

実は小さいのができてるけどそのうち治るよね?と放置している方はその考えが間違っていることを自覚してください。

汎発性脱毛症とは?

皆さんは脱毛症にはいくつか種類があるのをご存知ですか?

AGA(男性型脱毛症)円形脱毛症などがすぐに思う浮かぶかもしれませんが、その円形脱毛症にはさらに程度によって種類分けされているのもご存知ですか?

円形脱毛症は頭部に丸形に毛が抜け落ちる脱毛症で、10円禿げと呼ばれることもありますよね。実はこれは円形脱毛症の中では初期の症状で、酷くなるとこの10円禿げが頭部の至る所にできてしまいます。

汎発性脱毛症

頭部に1か所だけの時を単発型複数存在する時を多発型円形脱毛症と呼んでいるのですが、円形脱毛症の症状にはまだ先があります。頭部全体から髪が抜け落ちる全頭型円形脱毛症という症状にまで悪化することもあれば、さらにその先の汎発性脱毛症へと進行していくこともあります。

全頭型よりもさらに酷い汎発性脱毛症は、頭部に限らず全身の毛が抜け落ちるという症状で、過去に完治した例がほとんど無い病気です。

汎発性脱毛症は極めて重症とされる病気で、過去に改善されたケースもほとんどない病気です。だから円形脱毛症が発症した時は、できる限り早めに対策する必要があります。汎発性脱毛症は治らなくとも、単発型や多発型の円形脱毛症は治療可能なので、酷くなる前にしっかり治療して対策していきましょう。

今回はこの汎発性脱毛症を中心にご説明し、どのようにして予防すればいいのかまでご紹介します。

汎発性脱毛症の原因は?

さてまず初めに汎発性脱毛症が発症する原因をご説明していきますが、実は今でも原因ははっきりされていません。原因が特定できていないから治療も思うようにできていないというのが現状です。しかし汎発性脱毛症がどのようなメカニズムで起きているのかはある程度推測されています。それは自己免疫疾患という物です。

汎発性脱毛症

自己免疫疾患とは何かというと、まず自己免疫の話をする必要があります。自己免疫とは人体に悪い細菌やウィルスから体を守るために、体の中に存在しているリンパ球や抗体などのことです。自己免疫自体は当然生きている上で欠かせない存在です。しかしその自己免疫が人体に害のない細胞にまで攻撃を仕掛けてしまう状態が、自己免疫疾患というわけです。

円形脱毛症が起こる理由はこれがかなり有力視されています。つまり自己免疫が毛根などの細胞を悪とみなして、攻撃を仕掛けて死滅させているわけです。円形脱毛症が発症する仕組みはおそらくこれだと推測されているのですが、問題はなぜ自己免疫疾患が起こるのかという点です。自己免疫疾患が起こる理由が断定できていないので、汎発性円形脱毛症の直接の原因もわかっていないのです。

汎発性円形脱毛症に限らず、脱毛症の理由の1つとしてよく言われているのはストレスです。ストレスによって体の機能が低下し、血行が悪くなって髪の毛に十分な栄養が送られず抜け毛が増えるというのは有名な話ですよね。汎発性円形脱毛症や自己免疫疾患もこれが原因なのではと言われていますが、まだ確たる証拠は出ていません。ただ基本的にストレスを感じたからすぐに抜け毛が増えるというわけではないようです。円形脱毛症になったとしたら、過去3ヶ月くらい遡った時にストレスを感じていたか調べる必要があります。

こんな人は汎発性脱毛症に要注意!

汎発性円形脱毛症は頭皮に限らず全身の毛が抜け落ちるという非常に恐ろしい病気です。それではどんな人がこの円形脱毛症にかかりやすいか、その特徴をご紹介します。もしも当てはまったら早めに対策をするようにしましょう。

まず1人目は血流が悪い人です。先ほど脱毛症のほとんどがストレスから発症するという話をしましたよね。実際にはストレスが問題なのではなく、ストレスによって血行が悪くなるのが問題なのです。つまりストレスに関係なく元から血行が悪い人は汎発性円形脱毛症にかかる危険性が高くなります

汎発性脱毛症

2人目は問題を先延ばしにしやすい人です。1番初めに説明したように、汎発性円形脱毛症というのは、円形脱毛症で1番状態が酷い時の症状です。基本的にいきなり汎発性円形脱毛症が発症する事はありません。必ず単発型や多発型などの円形脱毛症がまず初めに発症しているはずです。つまり円形脱毛症が発症したその時点で早めに医師の診断を受けるなどして行動を起こせば、汎発性の円形脱毛症にまで発展する可能性というのはかなり減らせます。それなのに10円禿げを人に見られたくないとか、放っておけば治ると素人判断で放置すると大変なことになってしまいます。

3人目は自己免疫に異常を持っている人です。免疫異常疾患は遺伝による先天的なもの病気の治療時に使用した薬の影響による後天的なものと2種類あります。自己免疫疾患はアレルギーとも深い関係があるとされているので、アレルギー体質の人は注意が必要です。アレルギーと免疫異常疾患、この2つがあるかどうかチェックしておきましょう。

どれか1つでも当てはまった人は自己免疫疾患、並びに汎発性円形脱毛症の危険性が高くなりますので、次の章から説明する対策を早めに取るようにしましょう!

汎発性脱毛症の対策方法

それでは最後に汎発性脱毛症に対する対策をご紹介します。実は汎発性脱毛症に限らず脱毛症というのは普段の生活がかなり関係してきますので、日々の生活習慣をこの機会に見直すようにしてください。

まず1つ目は血液の循環を良くすることです。抜け毛と血行や血液中の栄養素というのは関係があるという話はこれまでにも何度もお話ししましたよね。運動不足の人は1日30分、もしくは休日に体を動かすスポーツをするなどして血行を良くしましょう。他にも血行を悪くする原因として挙げられるのはタバコです。タバコに含まれているニコチンは血行を悪くする作用がありますし、それ以外にも体に悪影響を及ぼしやすいです。禁煙は脱毛症以外の病気に対する対策としてもお勧めします。そして何よりストレス発散です。趣味があればその趣味に使う時間を増やしたりして、ストレスを溜めこまないように心がけましょう。

2つ目は免疫異常疾患の早期発見です。これは日常的な動作ではどうにもできません。定期的に専門の医師に検査してもらわないと見つけられません。ただ免疫が正常かどうかというのは血液検査や遺伝子検査によってしっかりと確認できます。年に1回は検査を受けるようにしておきましょう。

そして3つ目はとにかく早めに対策することです。1つ目で話したような生活習慣を見直すということも大事ですが、特に大事なのが円形脱毛症が発症した時です。汎発性脱毛症は円形脱毛症から発展することが多いという話をしましたよね。だから円形脱毛症が発症した時にすぐに治療を開始すれば、汎発性脱毛症を未然に防ぐことができるのです。10円禿げを見られたくないという羞恥心は捨てて、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

汎発性脱毛症

脱毛症の診察は皮膚科か脱毛専門の病院やクリニックで受けることができます。ただ皮膚科は大きな病院の場合ですと、医師によって治療法や対応が大きく変わったりします。近くに脱毛専門のクリニックがある場合はそちらの方がより効果的な治療ができる可能性が高いです。

汎発性脱毛症は治療が非常に困難な病気です。しかしそれに至るまでの段階はいくつもあり、それは気を付けていればすぐに見つけることができ、そして治療も難しくはありません。汎発性脱毛症にならないためには、とにかく早急な対応こそが重要だと覚えておいてください。

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