薄毛の鍵を握る女性ホルモン!ポイント4つ

[最終更新日]2016/06/21

女性ホルモン薄毛画像

エストロゲン・プロゲステロンと薄毛の関係

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲストロン」の2種類があります。エストロゲンには抗酸化作用があり、更年期障害や月経前の不調等の女性特有の症状に、このホルモンが大きく関係しています。

また、プロゲストロンには精神状態を落ち着かせる働きがあり、これが不足するとむくみやイライラの原因になります。この2つがバランス良く分泌されることにより、女性らしさを保ったり、妊娠や出産に備えて体調を整えたりすることができるのです。

特にエストロゲンは、コラーゲンを増やして肌の調子を整えたり、髪にハリやツヤを出したり、とその効果が表面上に顕著に表れます。

つまり、女性の薄毛にも、実はこのエストロゲンが密接に関わっているのです。髪が健康なのはこのホルモンが正常に分泌しているおかげ。不足すれば、必要な栄養が行き届かなくなり、薄毛の原因になるのです。

薄毛の原因は男性ホルモンの活性化?

薄毛といえば、「男性に見られるもの」というイメージが圧倒的に強いものです。実際に街を歩いていても、高齢者に限らず、薄毛と思われる人は中年男性にも多く見られ、目立つのは男性ばかりです。

そのような人たちを見ると、「遺伝かな?」「男性ホルモンが多そうだな」等と勝手に想像してしまうこともあるでしょう。世間一般の人たちには、薄毛の原因は「男性ホルモンの分泌が多すぎるから」というような、ぼんやりとした知識があります。そのため、薄毛と男性を結び付けてしまいがちになるのです。

しかし、実際には日本人でも10人に1人の割合で、薄毛に悩む女性がいると言われています。このことは、全国で600万人程度は存在しているということであり、男性の1,300万人と比較すると半数程度とはいうものの、想像以上に多い数となっています。そういった女性の薄毛の原因にも「男性ホルモン」が当てはまるのでしょうか。

いいえ、男性と女性の薄毛を同じものと考えてはいけません。女性の薄毛の最も大きな原因は「女性ホルモンの乱れ」です。先に述べたように、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減ることにより、両立のバランスが崩れ、その結果が表面上に表れてくるのです。そうすると、髪にツヤやハリを与えるコラーゲンの分泌等も抑えられるので、栄養が髪の細部にまで行きわたらなくなり、健康な髪が育たなくなります。

また、「ヘアサイクル」という髪の生まれ変わりの周期も乱れ、生えてくる毛よりも抜け落ちる毛が多くなってしまい、薄毛を招きます。このように、女性ホルモンの減少は、薄毛に密接に関わっているのです。

また、最近では仕事でもプライベートでも男勝りに活躍する女性が増えてきています。仕事量や責任が増えれば、それだけ精神的に、肉体的に負担が多くかかります。無理をしていれば、やがて女性ホルモンのバランスも崩れていきます。

その結果、女性ホルモンが低下する代わりに、男性ホルモンの働きの方が活発化してしまい、薄毛に繋がるという現象も見られています。普段は男性よりも働きが活性化していないだけで、女性の中にも男性ホルモンはあるのです。その双方の優劣が逆転してしまうと、女性が“オス化”し、男性に多く見られるような症状が出てくる、というわけです。

つまり、女性ホルモンの正常な分泌が行われなければ、女性を健康に美しく保つための働きができなくなるのです。

こんな人は女性ホルモンの影響に要注意!

男性ホルモンが体質や遺伝に大きく関わるのとは違い、女性ホルモンの乱れは、生活環境やその人の性格、ストレス等が招きます。

もちろん、加齢による女性ホルモンの減少が招く、ごく自然な流れによる薄毛もあります。しかし、現在薄毛に悩む女性が増えている背景には、生活環境の乱れやストレス等、若者の間でも多く見られることが原因で女性ホルモンが乱れている女性が劇的に増えている、という事実があるのです。

では実際に、どのような人について、女性ホルモンが原因の薄毛になりやすいか調べてみましょう。

女性ホルモンは、生活習慣、つまりライフスタイルの乱れにより、すぐにバランスを崩してしまいます。現代人の特徴ともいわれる「睡眠不足」や「過度なダイエット・乱れた食生活」「運動不足」等は体に負担をかけ、ホルモンの正常な分泌を阻害します。このように規則正しい生活とはかけ離れた生活を続けている人は、徐々に薄毛に近づいているかもしれません。

次に挙げられるのは、ストレスです。女性の社会進出が著しくなるに連れて、仕事や人間関係でストレスを抱える女性も増えています。また、家庭環境等に起因することもあり、日々のストレスを溜め込んでしまうケースもよく見られます。このように精神的にも不安定な状態が続いている人は、ホルモンバランスに悪影響を与えています。

また、出産後も妊娠後期に一気に増えたエストロゲンが正常値に戻るため、ホルモンが減少したように見られ、抜け毛が増える原因となります。しかし、これは自然なことなので特に心配する必要はありません。

女性ホルモンの影響による薄毛対策方法は?

薄毛の原因が加齢や出産等、自然な流れによるものでなければ、自分自身で対策をとることができます。その対策とは、ホルモンバランスを崩している原因を見つめなおし、改善することです。

まず、ライフスタイルが乱れている人は規則正しい生活を心掛けることです。質の良い睡眠、適度な運動、そしてバランスの良い食事は、本人のやる気次第ですぐにでも実践できるものです。面倒だからと今さぼっていると、それが薄毛となって、将来自分の身に降りかかってきます。世の中には、ライフスタイルの改善のために参考になるような著書やサイト等、役立つ情報もたくさんあります。

また、自分一人で実践するのが難しいのであれば、同じ目的を持った人たちが集うようなグループやサービス等も利用して、無理なく進めていくのも一つの手です。

次に、ストレスを抱えている人は、自分なりのリラックス法を見つけることが対策になります。働き過ぎや過度のプレッシャー、上司や同僚または取引先への気遣い等、精神的にも肉体的にも無理をしていては体によくありません。女性を“オス化”させないようにコントロールしましょう。

そして、奥の手として“女性ホルモン”を能動的に増やす方法もあります。それは、女性ホルモンを増やす栄養素、また反対に男性ホルモンを抑える効果のある栄養素を含むサプリメントやドリンクを服用することです。中でも有名なのはプラセンタです。

プラセンタ(胎盤エキス)とは、出産時に女性の体の中で作られる胎盤から抽出されるエキスで、アミノ酸やたんぱく質等、人間に必要な栄養素が豊富に含まれています。市販されているプラセンタを含んだサプリメント等は馬や羊、豚等の胎盤を元に作られたものです。この効果が素晴らしく、あらゆる臓器の働きを整えたり、新陳代謝の活性化やダメージを受けた体の組織を修復したりする等、健康を維持するのに活躍します。

また、美容効果も実証されており、肌への水分補給やシミやしわの予防等、女性に嬉しい働きをしてくれます。そしてホルモンバランスの調整です。プラセンタはエストロゲンを増やす効果があり、女性ホルモンの調整に直結するのです。このように、出産や加齢とは違った、年齢に関係なく起こる薄毛は自分自身が原因にあると理解し、早い段階で積極的に対策をとることが必要です。

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