円形脱毛症でもパーマ・カラーをしても大丈夫な人って?

[最終更新日]2016/09/26

円形脱毛症が発症し、みっともない10円禿げができて悩まされている方も少なくないでしょう。髪にパーマを当ててボリュームを出す事で禿げている部分を隠したり、カラーでごまかそうと考えている人もいると思います。

しかし、もしも素人考えでパーマやカラーを考えているのであればそれは思い直してください。というのもパーマやカラーリングによって円形脱毛症がより悪化する可能性を含んでいるからです。

今回はそんな円形脱毛症時におけるパーマやカラーリングに関する注意点をご説明いたします。

円形脱毛症にパーマ・カラーがあまりおすすめできない理由

円形脱毛症になった場合には、基本的にはパーマやカラーは控えるべきです。理由は至極単純で、パーマやカラーによって円形脱毛症が悪化する恐れがあるからです。

昔からよく髪の毛を染めていると禿げになりやすいといわれていますよね。実はカラーだけでなくパーマもその危険性をはらんでいます。なぜかというとパーマ液やカラー剤には髪の毛の健康を阻害する成分が含まれているからなんです。円形脱毛症はすでに脱毛が始まっている状態ですので、当然パーマ液やカラー剤による影響をさらに受けやすくなっています。円形脱毛症は10円禿げができたら終わりという病気ではありません。症状が悪化して10円禿げが複数できることもあれば、脱毛の範囲が拡大することもあります。

しかし、もしも完全に円形脱毛症に影響を与えることが判明している場合には『あまりおすすめできない』ではなく、『絶対に利用してはならない』とご説明します。実はパーマやカラーをしても、円形脱毛症が悪化する人とそうでない人に分かれているのです。基本的には使用しない方が良いのですが、どうしてもパーマをかけたいという方もいると思いますので、かけて良い人とダメな人の特徴を次からご説明します。

こんな円形脱毛症の人は特に要注意!

それではまずは絶対にカラーやパーマの使用を控えるべき円形脱毛症の方をご紹介します。ここに含まれる場合はパーマとカラーを諦めてください。円形脱毛症が進行して頭部全体が禿げあがっても良いという方は別ですが。

頭皮が弱い

まず1人目は頭皮が弱い人です。先ほども説明したように、パーマ液やカラー剤には髪の毛と頭皮に悪影響を及ぼすことのある成分が含まれています。円形脱毛症のように頭皮が露出しているとその成分が直接頭皮に当たって、炎症を引き起こしやすくなっています。円形脱毛症が悪化するだけでなく頭皮にも炎症を起こしてよりひどい状態になるケースが多くなるので注意が必要です。特にアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を持っている方は、炎症の発症率が高くなるので注意が必要です。

ステロイド系の薬で治療している

2人目はステロイド系の薬で治療している方です。円形脱毛症の治療法の中でもかなり有名な治療法で、飲み薬から塗り薬、さらに患部に直接注入するタイプと治療法も様々です。このステロイドは皮膚の炎症を抑える効果があるので、パーマやカラーと相性が良いのではと思われますが、ステロイドにはもう1つ効果があります。それは自己免疫の活動を抑える効果です。円形脱毛症の原因の1つとして自己免疫疾患というのがあり、それに対応するための効果なのです。しかし自己免疫は体を守るための細胞なので、活動が制限されればそれだけ病気が発症しやすい体になるというわけです。ステロイドを利用している状態でパーマをかけると場合によってはアレルギーを引き起こすことがあるので、この2つは併用してはいけません

 

元々の体質的にパーマやカラーを利用するのを避けるべき場合もありますが、円形脱毛症の場合は治療法との兼ね合いもあるからこそ、パーマとカラーをしない方が良いと言われているわけです。特にステロイドは副作用の危険性が低い点でも優れてる治療法なので、その危険性を高めてしまうパーマやカラーをしてしまってはその優位性が無くなってしまいます。このどちらかに当てはまる場合には素直に諦めましょう

こんな人はパーマ・カラーをしても大丈夫かも

基本的には先ほど挙げた2つの特徴に当てはまらなければ、パーマやカラーをしてもそこまで大きな問題はありません。その中でも特に円形脱毛症の原因がストレスの方は大丈夫です。

円形脱毛症の原因は数多く存在していて、頭皮や髪の毛に何ら問題が無いのにも発症するケースも珍しくありません。パーマ液やカラー剤が与える影響は髪の毛と頭皮以外にはほとんどないので、円形脱毛症の原因がストレスの場合は、使用しても問題ないというわけです。むしろストレスが原因の場合、パーマやカラーを制限されることでよりストレスを増やすこととなって悪化する可能性すらあります。そういう方はむしろ積極的に行ってもいいでしょう。

しかし当然ですが注意点が2つほどあります。1つは素人判断で円形脱毛症の原因を決めない事です。円形脱毛症になったけどパーマをかけたいと思ったら、まずは専門の医師の方に相談しましょう。そして頭皮のチェックやアレルギーなどの検査を受けた上で医師の方から許可が出てからにしましょう。

そしてもう1つは必ず美容院などのプロの方の力を借りると言う点です。最近はヘアカラーもパーマも市販されて自宅でできるようになりましたが、頭部は自分の目では直接確認できないので、円形脱毛症の患部に液体が直接付きやすいです。プロの方であればそういった技術にも長けているので、1人ではやらずに美容院でかけてもらいましょう。それから実際にパーマやカラーをかける時はあらかじめ円形脱毛症であることを告げましょう。美容院によっては円形脱毛症の方のパーマやカラーを断っている場所もあるので、必ず円形脱毛症であることと医師の許可をもらっていることを伝えましょう

パーマやカラーをしても大丈夫な人でも、医師の許可が必要だったり、担当してくれる美容師の方を探す必要があったりと結構な手間が必要です。しかしこれらを無視してしまえば円形脱毛症の症状が悪化する事になってしまうので、十分注意した上でパーマやカラーを利用しましょう。

円形脱毛を目立たなくしたいなら!

日頃からオシャレを楽しんでいてその延長線でパーマやカラーをしている方はともかく、もしも円形脱毛症の10円禿げを隠すためだけにパーマやカラーを考えていると言う方は他の方法がおすすめです。

基本的に円形脱毛症の症状が現れるのは頭頂部付近です。他人から見ると結構目立ちやすい場所ですが、実は周りに髪の毛があるおかげで、髪形を少し変えるだけで隠しやすい場所になっています。1番簡単なのはとにかく横から髪の毛を流して隠す方法です。特に横に流した時に髪の分け目が目立つくらいが良いです。基本的には髪の毛によって頭皮が見える事は珍しいので、分け目などの頭皮の部分は自然と視線が集まりやすくなります。これによって円形脱毛症の患部から視線を逸らすこともできるので、バレることはほとんどありません。

他にも髪形で隠す方法はいくつかあって、男性ならオールバックもおすすめです。前髪を上げることで脱毛部分を隠し、そして露わになったおでこに人の視線を集中させることができるというわけです。このように10円禿げとは別の部分に目立つ物を用意すると言うのが、隠す上でのポイントになります。

女性の場合なら髪をまとめて脱毛部分を隠しつつ、ヘアゴムシュシュなどのアクセサリーを利用するのがおすすめです。ショートヘアで結べないと言う方はやはり左右に流して分け目を作ることを意識して隠してください。

このように10円禿げを隠すだけであれば、髪形を少しいじるだけで可能です。わざわざ医師の許可を得て美容院を予約してお金を払ってまで隠す必要はありません。円形脱毛症になったとしてもできるオシャレはいくつもありますので、円形脱毛症を良い機会だと思ってヘアアレンジを楽しんでみてください。そうすればストレスも軽減できますので、是非1度髪形で円形脱毛症を隠してみてください。

まとめ

  • 基本的にパーマやカラーは控えるべき。
  • ストレスが原因で頭皮が弱いわけでもなくステロイド治療もしていないなら、医師と相談し許可をもらった上で、髪の毛のプロである美容師にお願いする。
  • パーマやカラーに頼らずとも、ヘアスタイルを変えるだけで雰囲気も変わるので、ヘアアレンジに挑戦してみては。

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