薬剤と熱で大ダメージ?縮毛矯正による抜け毛の危険

[最終更新日]2016/06/23

女性の美しい髪は男性からのみならず、同性からも注目を浴びる素敵なポイントです。

そんな美しい髪を手に入れるための方法のひとつに縮毛矯正がありますよね。手軽にまっすぐなストレートヘアに出来るものとして人気があります。

しかし、せっかく手に入れたまっすぐヘアーも縮毛矯正によって抜けてしまう可能性があるのをご存知でしょうか?

今回は身近なオシャレアイテム「縮毛矯正」による“抜け毛”についてのお話をしたいと思います。

縮毛矯正で抜け毛が起きる理由

そもそも「縮毛矯正」とはなんなのでしょうか。ストレートパーマとは別?と違いがあまり分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ストレートパーマも縮毛矯正も「くせを伸ばす」という本来の目的は一緒ですがその過程に違いがあります。薬剤を使用して、髪のくせを伸ばすのが基本ですが、縮毛矯正はその薬剤とプラスで「熱」を与えることにより、強固なくせもまっすぐに伸ばすことができ、半永久的に直毛力が持続する、といった効果がみられます。

しかしストレートパーマよりもやはり髪へのダメージは強くなります

それでは、「縮毛矯正による」抜け毛の原因とはなんでしょうか。

大きな原因は薬剤

やはりストレートパーマに用いる薬剤よりも成分濃度などが強いのが縮毛矯正の薬剤。海外の薬剤ですと私たち日本人にとってはとても強いものもあります。

縮毛矯正 抜け毛

その分、頑固なくせ毛もまっすぐにできるメリットはあります。

髪の毛の性質自体を薬剤によって、切って結合するといった処方になりますのでダメージ自体は髪の毛に掛かります。「抜け毛」の主な原因は「頭皮」へのダメージによるものです。縮毛矯正やパーマ自体の薬剤ダメージが髪に浸透し、根本から頭皮まで伝わったりすると抜け毛を引き起こします。

縮毛矯正の頻度が高い方や、それに加えてカラーリングをよく行う方はダメージが蓄積されて抜け毛・薄毛に繋がってしまいます

そして施術の際に、頭皮に薬剤がつかないように細心の注意を払って施術ができる美容師であれば安心ですが、未熟な技術者による施術で頭皮に誤って薬剤がついてしまい、頭皮に直接ダメージが与えられて、抜け毛を引き起こしてしまうケースもあります。

縮毛矯正での抜け毛は施術者の技術力も関係してくるのです。

高温アイロンでの施術

そして縮毛矯正のテクニックとして「熱」がポイントとなりますが、薬剤を塗った髪にヘアアイロンで強制的にまっすぐに伸ばします。キューティクルなどの剥がれはもちろん、本来髪の毛に必要とされる油分まで蒸発させてしまったり、髪と頭皮に多大な影響を与えます。ヘアアイロンの熱はとても高温で、強力なくせ毛も薬剤+高温でまっすぐになりますが、髪の毛は重傷を負っているのです。もちろん酷いダメージになると頭皮への影響も出てしまうので、抜け毛の促進となる場合も。

縮毛矯正 抜け毛

施術後も持続させようと毎日自宅でヘアアイロンをあててしまう方も多いでしょう。美容院のアイロンよりも多少温度は低いといえど、そのダメージは蓄積されてしまって、ある日どっと抜け毛が‥!なんてことも。

間違ったブラッシングで傷つけてしまう

施術後に、長く効果を持続させるために自宅でブラッシングなどをするように教えられることもあります。美容師さんのアドバイス通りに丁寧にブラッシングできればいいのですが、やはり時間が経つと忘れてしまいがちになったり、そもそも素人さんと美容師さんとの見解の違いが出たりしてしまって、上手にブラッシングができず頭皮を痛めてしまうことも。

縮毛矯正後のアフターフォローでも間違ったフォローをしてしまうと、抜け毛の原因となってしまうのです。

特に朝の忙しい時間帯におおざっぱにガシガシとブラッシングしてしまう、という方は頭皮が悲鳴をあげているかもしれませんので要注意です。

 こんな抜け毛は縮毛矯正が原因かも…

人間の髪の毛はヘアサイクルというものがあり、成長期・退行期・休止期があっていずれかの状況に当てはまります。

休止期が終わると自然と抜けてしまいますが、また自然に生えはじめます。

髪の毛は約10万本あるといわれ、その10%が休止期を迎えているそうです。休止期は3カ月間ですので、3カ月に1万本が自然と抜けていき、1日で考えると100以上が自然と抜ける仕組みになっています。これらは問題のある抜け毛ではありません。

上記とは全く別で関係なく抜けてしまう抜け毛は、薄毛などに繋がる大変厄介な問題となります。縮毛矯正が原因での抜け毛はどのようなものでしょうか。

  • 髪の毛にハリやコシがない
  • 細くなってきて、抜ける感覚を感じる
  • 頭皮の近くの髪の毛、頭頂部分のボリュームがない

このような状態の抜け毛が起きてきた場合はヘアサイクルによる抜け毛とは別の問題が考えられます。縮毛矯正によるダメージで髪の栄養が無くなってしまったり、ダメージの蓄積に間違ったブラッシングなどが加わり、抜けてしまっているのです。

縮毛矯正での抜け毛を防げ【ダメージケア方法】

それでは縮毛矯正をしている方が抜け毛を極力抑える方法はどのようなものがあるのでしょうか。ダメージを受けた髪や頭皮にヘアケアを行うことがやはり抜け毛リスク減少の道筋となるでしょう。

トリートメント

熱や薬剤でキューティクルが剥がれてしまった髪の毛は刺激をダイレクトに感じてしまいます。そのような時は、キューティクルや必要な油分を正常な状態に戻す事が大切。トリートメントで髪の毛自体を優しく保護して、コーティング復活を目指しましょう。

ヘッドスパ、ヘッドマッサージ

薬剤のダメージ、熱のダメ―ジを受けてストレスが溜まってしまった頭皮をプロの手でマッサージしてもらうこと健康な髪を育てるためにはとても有効な方法です。

縮毛矯正 抜け毛

良いものを育てるには、頭皮という「畑」に気を遣うことが大切なのです。

縮毛矯正やヘアカラーなどを控える

オシャレをしたい、幼いころから悩まされてきたくせ毛はもう嫌だ!という方も多いでしょう。しかし抜け毛の直接的な原因である縮毛矯正やヘアカラーの頻度を少しでも減らすことによって、髪の毛たちのダメージはかなり減るのです。

地毛のカラーリングを楽しむ、くせ毛を利用したヘアアレンジを施すなどして髪の毛と頭皮に休息を与えるのもとても重要であると思います。

抜け毛のリスクも視野にいれて、縮毛矯正を

理想の髪の毛、理想のヘアスタイルを手に入れる画期的な技術である「縮毛矯正」。

長年、悩まされてきた方には救世主ともいえる技術でしょう。そして頑固なくせ毛もまっすぐに出来る確かな腕を持ったものでもあります。

しかしながら、本来の髪質を強制的に変えるものであること、強い薬剤と高い熱を使用する事、それらが髪の毛に大きなダメージを与えていることなどを理解して施術をすることが大切です。

抜け毛が酷くなって、本来のくせ毛も無くなってしまうという悲しい事にならないように注意をしながらご利用されて下さいね。

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