アロエは育毛にも効果的!アロエ育毛剤の作り方と注意点

[最終更新日]2017/01/03

はるか昔から「薬草」として使用されてきた歴史を持つアロエ。

実は、このアロエには育毛効果があるということが分かってきました。

今回は、アロエの育毛効果と、自作できるアロエ育毛剤の作り方をご紹介します。

アロエ、そしてアロエエキスとは?

一般的に「アロエ」と呼ばれれるものは、「アロエ科アロエ属」に分類される多肉植物の総称です。実は世界中を見渡すと、300種以上の品種があり、アフリカ大陸の南側からマダガスカルにかけて多く分布しています。

「アロエ」というその不思議な響きの名の語源はアラビア語で「苦い」という意味です。シンプルですね。

その名が示している通り、食べると非常に強い苦味があるのが、アロエの特長のひとつです。

300種以上存在するアロエの品種の中でも、日本に自生している、メジャーなアロエが「キダチアロエ」と「アロエベラ」です。日本各地に自生していますが、多くは九州、四国、伊豆、千葉等、海沿いで温暖な場所に多く自生しているようです。

アロエは人間に薬用や美容を目的として使用されてきた歴史がとても古いです。例えば、古代エジプトではアロエはすでに薬として使用されていたそうです。また、クレオパトレアは美容位のためにアロエを化粧水として使用していたという話も残っているそうです。

熱帯に自生しているはずのアロエが、日本に初めて入ってきたのは、鎌倉時代~室町時代とされています。

しかしその時にはアロエは薬としては使用されておらず、薬用目的で利用されるようになったのは、江戸時代に入った後なのだそうです。

一般的にアロエエキスとは「キダチアロエ」の葉からとったエキスのことを指します。

アロエエキスにはピロリ菌抑制、保湿、活性酸素除去、抗炎症、紫外線防御、免疫力向上など、さまざまな薬効があるといわれています。古くから万能薬として親しまれてきた理由は、この効能の多さにあるのでしょう。

アロエの育毛効果

アロエエキスは、育毛にも効果があるのではないかといわれています。

ここでは、アロエエキスのもつ育毛の作用について見ていきましょう。

5αリダクターゼの抑制

アロエには「アロイン」という成分が多く含まれています。アロインは、薄毛の原因となる5αリダクターゼという還元酵素の働きを抑制する作用があるといわれています。

男性型脱毛症の原因の9割はジヒドロテストステロンという悪玉ホルモンです。

ジヒドロテストステロンは、毛根を攻撃したり、皮脂を過剰に分泌したりといった、髪の毛にとって非常に悪い作用を引き起こす物質です。ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンと、5αリダクターゼが結びつくことによって生まれます。つまり、アロエの成分アロインが、5αリダクターゼの働きを抑制することにより、テストステロンと結びつくのを防ぎ、それによって薄毛の原因となるジヒドロテストステロンを発生させにくくするという効果があるのです。そのためアロインは、さまざまな育毛剤や育毛シャンプーに使用されています

5αリダクターゼの発生を抑制するという成分には、有名なものに「フィナステリド」があります。この「フィナステリド」は経口育毛剤として有名なプロペシアの主成分でもあります。この薬のおかげで「ハゲは治療できる!」という考え方が一般的になってきたと言っても過言ではありません。そのため、さすがにフィナステリドに比べればその効果は少ないかもしれませんが、天然の成分で副作用無く抜け毛を防げるという意味では、「アロイン」は有効なのではないでしょうか。

頭皮の保湿

育毛にとって、頭皮環境の改善は非常に重要な要素となりますが、同時に気にしなければならないのは『保湿』です。

頭皮の乾燥は、フケやかゆみの原因となります。かゆみが原因で頭皮を掻いてしまうと、そこに小さな傷ができてしまい、頭皮に潜んでいた細菌が傷口に入り込み、炎症を起こしてしまう可能性があります。炎症は毛根にとって致命的なダメージを与えてしまう可能性があります。

アロエエキスには、高い保湿作用があるので、乾いてしまった頭皮に働きかけ、頭皮を柔らかく保つという働きもするのです。

頭皮が潤うと、フケやかゆみといった症状も気にしなくて良くなりますよね。

細胞に働きかける!

アロエエキスには細胞を活性化させる働きがあります。この働きも、アロエの育毛効果を語る上では欠かせません。アロエのこの作用によって、髪の毛の成長スピードがアップしたり、新たな髪の毛が生えてきたりするのです。では、そもそも髪の毛はどのような仕組みで生えているのでしょうか。

毛穴の奥には毛根と呼ばれる部分があり、その最も深い部分には、毛乳頭があります。毛乳頭は毛細血管から流れてくる血液の中から髪の毛の成長に必要な栄養分や酸素を受け取り、毛母細胞に渡します。毛母細部は「毛根」や「毛乳頭」に比べるとあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、髪の毛の成長にとって最も大切な部分です。なぜなら、毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで髪の毛は作られているからです。つまり、毛母細胞の細胞分裂が活性化すれば、髪の毛の成長するスピードは大きく上がるのです。

アロエエキスにはそのような細胞分裂のスピードを大幅にアップさせる作用があるため、育毛にとっても効果的であり、さらに健康で太い髪の毛を作る効果もあるのです。

アロエ育毛剤の作り方

アロエ育毛剤は、わざわざ購入しなくても、自分で作ることができます。しかも、コストも手間も、あまりかからないのでおすすめです。

アルコールを使用して作る方法と、アルコールを使わずに作る方法の2種類があるので、どちらもお伝えします。

アルコールあり

1. アロエの下準備

使用するのはキダチアロエです。500gほどを準備しましょう。葉の数で言えば6本ほどになります。
これらをよく水洗いします。頭皮に塗る物なので、汚れはすべて落とし清潔な状態にしましょう。
洗い終わったら1~3cm程度の大きさにカットし、3日間程度の陰干しをしてください。
これで下準備は完了です。

2. 保存容器に材料を入れる

3日間陰干ししたキダチアロエを、清潔な容器(密閉容器)に移します。そこに ホワイトリカー 1800ccを投入します。なければ焼酎1升でも代用可能です。アロエとお酒がミックスされた状態で、しばらく寝かせます。

3. 約1か月冷暗所で寝かせる

アロエとお酒を約1か月間寝かせると、綺麗な黄金色になります。これが『アロエ酒』です。
保存する場所は、できるだけ陽の当らない温度の低い場所が良いです。夏場等は気温が高すぎるので、絵里ゾウ個に入れて保管する方が良いかもしれません。

4. 『アロエ育毛剤』の使用方法

『アロエ育毛剤』が出来上がったら、噴射式のスプレーが付いた容器に入れて使用します。
シャンプーの後、タオルドライをしてから頭皮に噴射してください。朝と夜、1日2回使用するのが効果的といわれています。また、シャンプーに『アロエ育毛剤』を混ぜて使うのも効果的だといわれています。

アルコールなし

アルコールを頭皮に塗ると炎症の原因になってしまう可能性がるので、敏感肌の方は注意が必要です。

そこでお伝えしたいのが、アルコールを使用しないタイプのアロエ育毛剤です。

こちらはペーストタイプになります。

作り方は簡単。

アロエをミキサーにかけて、煮込んだら完成」です。

冷蔵庫で保存すれば2週間程度はもちます。

アルコールが頭皮に合わないという方は、この方法を試してみてください。

アロエによる育毛の注意点

アロエは、確かに様々な髪の毛に良い効果が認められています。

しかし、それらは民間療法の域を出ない治療方法であり、薄毛の防止にはなるかもしれませんが、完全にハゲてしまった人の頭皮をもとの状態に戻すことは、難しいです。

そのため、もしあなたが薄毛で悩んでいて、早期に治療をしたいのであれば、育毛剤を使用したり、AGAのクリニックに通院するといった方法の方が確実に早く薄毛を克服することができるでしょう。それにアロエの治療をサポートとして使用することで、薄毛の改善が早まるかもしれません。

まとめ

  • 一般的にアロエエキスとは「キダチアロエ」の葉からとったエキスのことを指す。
  • アロエ育毛剤は、わざわざ購入しなくても自分で作ることができる。
  • アロエによる育毛は民間療法の域を出ない治療方法であり、薄毛予防にはなるかもしれないが、完全にハゲてしまった人の頭皮を元の状態に戻すことは難しい。

 

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