毛根からの危険信号はこの3つ!円形脱毛症の初期症状とは?

[最終更新日]2016/09/26

円形脱毛症 毛根

円形脱毛症が発症したことのある多くの人はおそらくこういうでしょう。気づいたらなっていたと。
頭頂部付近から後頭部にかけて発症する事の多い円形脱毛症は、初期症状もほとんどないためいつの間にか発症していることが多い病気としても有名です。

今回はそんな円形脱毛症の気づきにくい初期症状に関する情報をお届けします。実は抜け毛から円形脱毛症の初期症状を見分けることができるのですよ。

円形脱毛症と毛根の関係とは?

円形脱毛症と一言で言ってもその原因は非常の多く存在していて、ストレスはほとんどの人が真っ先に思い浮かぶ原因だと思います。しかし他にも自己免疫疾患、金属などのアレルギーホルモンバランスの乱れ生活習慣の乱れ遺伝的要因などが原因として考えられています。

円形脱毛症は局所的に髪の毛が抜け落ちる脱毛症ですが、髪の毛に問題がある場合と頭皮に問題がある場合とに分かれることが多いです。今回は髪の毛、特に毛根に注意して円形脱毛症をご説明いたします。先ほど挙げた原因の中で、特に毛根に影響を与えやすいのは自己免疫疾患です。

自己免疫疾患というのは、体を守るための役割を持っている自己免疫が体に害のない細胞に対して攻撃してしまう疾患の事を指します。円形脱毛症の場合はこの攻撃の対象に毛根が選ばれている状態というわけです。当然ですが毛根がダメージを負えば髪の毛が健康を維持できなくなり、抜け毛となってしまいます。

このように毛根にダメージが及ぶ原因があると、円形脱毛症のように抜け毛が増えることに繋がってしまいます。頭皮の健康や精神的な健康を保つだけでなく、毛根を守ることも円形脱毛症を治す上では必要になってくるということです。

自己免疫疾患を引き起こす要因

自己免疫疾患によって毛根がダメージを受けて抜け毛が増えるという流れは理解してもらえたかと思います。ではその自己免疫疾患は一体どのようにして起こるのか気になりますよね。これにはいくつかの要因が考えられています。

1つ目は食生活も含めた外部的要因です。これに関してはまだ詳しく解明されていないのですが、環境の変化が自己免疫疾患に繋がる可能性があるということです。というのも自己免疫疾患が産業の発達と共に増えてきた病気の1つだからです。過去の日本には存在しなかった食べ物や微生物が関係しているという見方が強いのですが、まだ特定には至っていないという状態です。

2つ目は遺伝的要因です。自己免疫疾患自体は遺伝性のある疾患ではないですが、遺伝子の組み合わせ次第では自己免疫疾患になりやすい体質ができる可能性があるとされています。免疫反応を抑制する『PD-1』遺伝子がカギを握っていて、この遺伝子の機能がマヒすると自己免疫疾患になりやすいと考えられています。

3つ目はストレス的要因です。ストレスを感じると人間は体の調子が悪くなり、免疫力も弱くなります。ここで注意してほしいのが、免疫力が弱くなると自己免疫疾患が発症しやすくなる点です。自己免疫も免疫力の1つだから、弱くなるのではと思いがちですが違います。自己免疫疾患はそもそも自己免疫の異常によって起こる疾患です。この異常は免疫力が低下している時にこそ起こりやすいのです。人間だって寝不足の状態が続けばミスや間違いを起こしやすいですよね。自己免疫と免疫力の関係性は正にそれです。だから免疫力が弱まるストレスは注意しましょう。もちろん睡眠不足も免疫力の低下に繋がるので注意してください。

円形脱毛症かもしれない危険な毛根の特徴

自己免疫疾患と円形脱毛症の繋がりに関しては十分分かってもらえたかと思いますので、ここからはその原因を見付ける対策をご紹介します。円形脱毛症の初期症状は見つけにくいですが、抜け落ちた毛の毛根を見ることで円形脱毛症かどうかの判断をすることができます

その毛根の特徴は3つあります。1つ目は毛根に膨らみが無い場合です。健康的な髪の毛を試しに1本抜いてみれば分かりますが、毛根には膨らみがあるのが正常です。これは毛根に髪の毛の健康を維持するのに必要な栄養が詰まっているからです。この毛根に栄養が無ければ髪の毛は健康を維持できなくなり抜けやすくなるわけです。適当に髪の毛を抜いた時に毛根の膨らみが無い場合は、その髪の毛を抜いた部分が脱毛してくる可能性が高くなります。

2つ目は毛根が黒い場合です。基本的には毛根は透明に近い色合いです。しかしストレスなどで血行が悪くなると、毛根自体の色が徐々に黒くなっていきます。黒い毛根を見付けた時はストレスが原因となって円形脱毛症になっている可能性も出てきますので要注意です。

3つ目は毛根に白い付着物がある場合です。この白い付着物が何かというと皮脂です。皮脂自体は頭皮を守るために存在するため問題ありませんが、この皮脂が多すぎると問題が出てきます。それは毛穴に皮脂が詰まって髪の毛が生えにくくなるという問題です。毛根に付着すると言う状態は完全に皮脂が過剰に分泌されている状態ですので、早急に対応しないと髪の毛が生えてこないという状態になりかねません

毛根を見ればある程度は円形脱毛症かどうか判断できます。しかしそのためには1度毛髪を引き抜く必要があります。自然に抜けた髪の毛は基本的に寿命を迎えていて毛根自体がほとんどなかったりします。少し痛いかもしれませんが、試しに1本だけチェックしてみましょう。

こんな人は円形脱毛症になりやすい?

最後に円形脱毛症になりやすい人の特徴をお伝えします。

まず1人目はストレスを感じやすい、溜めやすい人です。ストレスによる血管の収縮によって血行が悪くなり、髪の毛に十分な栄養が送れなくなります。すると髪の毛は健康を維持できなくなって抜け毛が増えるとされています。もちろん先ほど説明したようにストレスによって免疫力が低下し、自己免疫疾患が発症することもあり得ます。ストレスは円形脱毛症の原因として有力視されている理由がわかりますよね。現代社会で生きていく上では大なり小なりストレスを感じることになると思いますので、上手く発散するようにしてストレスを溜めないようにしましょう。

2人目は出産後の女性です。出産前後は赤ちゃんに栄養を送る関係でどうしてもホルモンバランスが乱れやすいです。特に出産後は赤ちゃんが体の外へ出るため、今まで赤ちゃん用に使われていた栄養やホルモンが母親の体に残ることになります。そのためホルモンバランスが乱れやすくなっていて、円形脱毛症が発症しやすいと言われています。もちろん出産後の不安や心配などのストレスも関係している可能性が高いので、ご家族の方でフォローしていきましょう

3人目はアトピー性皮膚炎の方です。頭皮も皮膚の1つですから、皮膚疾患を患っている方は円形脱毛症にもなりやすいです。実際に数値の上でも関係性が高いとされていて、円形脱毛症の方の6割以上に皮膚疾患があるという情報があります。特にアトピー性皮膚炎に関連があると考えられています。

他にも食生活が偏っている人や睡眠不足の人も円形脱毛症の可能性があります。しかし基本的にはやはりストレスが原因となる可能性が高いので、ストレスとの付き合い方を見つけて円形脱毛症を予防していきましょう。

まとめ

  • 特に毛根に影響を与えやすいのが自己免疫疾患。
  • 免疫力が弱まるストレスも自己免疫疾患を引き起こす要因の一つ。
  • 円形脱毛症の初期症状は、髪の毛を一本抜いた毛の毛根の状態で大体判断が出来る。

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