女性の抜け毛の原因は男性とは違う?対策と治療法とは?

[最終更新日]2016/12/08

最近鏡を見ると、明らかに「髪のボリュームが減っているなぁ」とコンプレックスを抱え始めてはいませんか?

実は女性の抜け毛は誰でも起こりうるものです。

しかも男性の薄毛と比較すると症状や原因に違いがあるのです。

そんな女性特有の抜け毛の原因や対策を説明いたします。

女性型脱毛症とは?

髪のトラブルといえば、男性の悩みというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。最近は、生活環境の変化や、ホルモンバランスの変化などにより、女性も抜け毛悩みを抱える人が増えました。

男性が男性ホルモンの影響で髪が薄くなっていく事をAGAとよびます。様々な治療を有する事をご存知の方も多いでしょう。それに対して女性特有の脱毛疾患をFAGAと呼びます。最近は女性の髪悩みに対する様々な治療も行われています。

男性と女性の脱毛の違いとは

男性も女性も抜け毛からくるショックは変わりません。ですが、その抜け方には少々違いがあるのです。
男性の抜け毛の特徴は、生え際や頭のてっぺん周辺から薄くなります。一方、女性は、髪の生えている部位はそのままで、全体的に髪が減って、ボリュームがなくなるイメージです。

この事から言えるのは、女性の抜け毛の場合、薄毛に気づくことが遅れやすく、また、気づきにくいという事が言えるでしょう。

抜け毛は、早めの対策で改善率が高くなります。毎日注意深く髪の変化を見てあげましょう。

女性型脱毛症の症状変化

女性型脱毛症の場合、いくつかタイプが分かれます。

初期症状ではあれば、「なんとなく頭頂部が薄くなったように感じる」
次の段階では「つむじのが広がったような感じ」さらに進行すれば、「毛が薄い部位がぐんと広がり全体的に進行する」イメージです。

はじめは、「なんとなく」というような半信半疑の状態で自分の薄毛に気づきはじめるケースが多いのが特徴です。

あなたは大丈夫!?女性型脱毛症チェック

以下にあげる項目は、女性特有の脱毛症状です。チェックがついたら早めの対策をスタートしましょう。

□髪のボリュームが減ってきた
□地肌が目立つようになった
□分け目がくっきり目立つ
□髪が痩せてきている
□髪のツヤとコシがない
□抜け毛が増えている
□なんらかのストレスがある
□食生活が不規則
□睡眠不足
□運動不足
□生理不順やニキビなどができやすい
□出産後である
□更年期である
□喫煙or飲酒をする
□パーマやカラーリングを定期的に行う

女性型脱毛症の原因5つ

女性型脱毛症の原因はいくつかあげられます。思いつく原因があれば、それに見合う対策をすぐにスタートさせましょう。

ストレスによる自律神経の乱れ

取り巻く環境にストレスはないでしょうか。育児、職場、転職、転勤、ママ友関係、PTAの仕事など様々な環境からストレスを発症することがあります。また、これらのストレスは重複する事もあるのです。ストレスが溜まりはじめると、女性ホルモンや自律神経のバランスを崩しやすくなるでしょう。それにより、頭皮の血流が悪くなったり、髪の根元に栄養が行き渡らなくなる事があるのです。そうした状況が長く続くと抜け毛が増え始めます。

出産後の女性ホルモン変化

出産後に抜け毛が増加する経産婦は意外に多いものです。
その理由としては、妊娠中は髪の成長を促すエストロゲンや育毛維持効果の高いプロゲステロンなどの分泌量が高まりますが、出産と同時にこうした女性ホルモンが必要なくなるため、髪の維持が難しくなるのです
こうした状況から産後の抜け毛が目立ちはじめます。

また、産後は赤ちゃん中心の生活になり昼夜問わず、授乳やオムツ替えなどのお世話をすることになるでしょう。
こうした慣れない生活に体がついていかなくなることもあります。そこでホルモンバランスが乱れ、抜け毛が増えます。

加齢によるホルモン変化

更年期を迎える頃、髪の育毛や活性を維持する女性ホルモンが減少していきます。さらに、閉経を迎える頃には、その抜け毛量も多くなり、髪がぺたんとボリュームダウンしている事に悩む人も少なくありません。この頃、女性用ウイックなどで、ボリューム感を得ようとする女性も多くなります。

また、ホルモン変化は加齢にかかわらず、若くとも体質や生活習慣の乱れなどで発症しやすくなります
生理不順や、大人ニキビなどの症状が出たら、ホルモンバランスの乱れを疑い、抜け毛にも注意しましょう。

生活習慣の乱れによるもの

女性の社会進出も進み、男性と同じように残業や出張をそつなくこなす女性が増えました。
しかも、それに加えて育児と家事が加われば、生活習慣の乱れは免れない状況となるでしょう。

生活習慣による脱毛は、睡眠不足が第一にあげられます。睡眠中には、髪や肌を美しく維持するホルモンの分泌が盛んになりますから、良質な睡眠時間を確保できない状況が、抜け毛を誘発します。

また、栄養がしっかり摂取できなかったり、毛穴を詰まらせてしまう動物性脂肪の多いファーストフードなどの食生活が続くと、頭皮の毛穴が皮脂で詰まり、抜け毛を増やしてしまうでしょう。

また、頭皮の血流を鈍くしてしまう喫煙や、キツめの帽子をかぶるなどの行為も髪には良くありません。

間違った頭皮ケアや過度なヘアケア

最近は髪を綺麗に見せたり、触り心地を良くしたりする目的のシャンプーやトリートメントが増えました。その機能性はめまぐるしいものです。ですが、良い商品には、合成化学系の髪や地肌に強い成分が配合されていたりするため、気をつける必要があるでしょう。整髪料のつけすぎで頭皮を詰まらせたり不衛生にしてしまう事や、1日に何度も洗髪して必要な皮脂まで落とす行為も間違ったヘアケアです。

また、カラーリングやパーマなどの薬剤で頭皮が炎症を起こす事も抜け毛の原因となるでしょう。

抜け毛の対策はこちら

女性の抜け毛の原因は、様々な要因から引き起こるホルモンバランスの変化などがあげられます。これらの原因をしっかり見極めて抜け毛対策しましょう。

ストレスを上手に解消

ストレスを上手に解消する方法を考えましょう。軽いスポーツや没頭する趣味を見つければ、ストレスが軽減されるでしょう。
また、好きな音楽や、リラックスする香を見つけるのも自律神経を整えてリラックスできて良いですね。

髪や地肌に良いとされる栄養をしっかり摂取する

髪や地肌には常に栄養が行き渡るようにしたいものです。
頭皮や毛髪の代謝促進に効果がある牡蠣や魚介類に含まれる亜鉛や、細胞組織の成長を促すワカメや昆布に含まれるヨードなどを積極的に摂取しましょう。頭皮の炎症防止や、血流を良くする効果の高いビタミンAビタミンBなども取り入れましょう。

また、これらを、三度の食事から取り入れるのは、なかなか難しいため、サプリメントなどで補助するのも効果的です。

こうした髪に良いとされる栄養摂取を心がけるとともに、頭皮の毛穴を塞いでしまう恐れのあるジャンクフードなどの動物性脂肪分の多い食生活は避けたいものです。

FAGA向きの育毛シャンプーや育毛剤を使用する

女性特有の薄毛症状に合わせて開発された育毛シャンプーや育毛剤を使用するのが良いでしょう。女性のホルモンバランスの不安定さからくる脱毛対策向けの成分を配合しているものや、皮膚科医の監修のもとで開発された商品などもあります。
生活改善と併用する事で、さらに薄毛対策となるでしょう。

専門医での治療

皮膚科医などによるFAGAの治療も受ける事ができます。
産後や加齢のホルモン変化による脱毛症に効果的な内服薬や、頭皮に直接つけて抜け毛を抑制する外用薬がメイン治療になりますが、自由診療になるため、自費診療になる事がほとんどでしょう。

ですが、効果は十分に期待できるため、自宅での脱毛対策と併用したいものです。
さらに、即効性を求めるならば、育毛メソセラピーといわれる頭皮血流を促進する注射治療が施される事もあります。

女性の薄毛の治療法『育毛メソセラピー』についてはこちら
女性の薄毛治療に関する記事はこちら

まとめ

女性の抜け毛は髪に良い栄養をしっかり摂取したりストレスを上手に解消したりする事で緩和されるでしょう。さらに効果を得たいのであれば、女性型脱毛症用に開発された、育毛剤や育毛シャンプーを取り入れたり、皮膚科医による専門治療も効果的です。

 

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