帽子をかぶると薄毛になる?ならない?

[最終更新日]2016/06/27

帽子をかぶると薄毛になる派では

世間でよく耳にする「帽子をかぶると頭皮によくない」「薄毛になる」といった噂は、一体どこまでが事実なのでしょうか。ただ、イメージだけが膨らんで、それが本当かウソなのかわかっていない状態で過ごしている人も多くいるでしょう。

真実を知らなければ、もしかしたら薄毛の予防について逆効果となる対策をとってしまったり、誤ったケアをしてしまったりすることも考えられます。ここでは、そのようなモヤモヤを解消すべく、帽子が頭皮や薄毛に与える影響について調べていきます。

まず、「帽子をかぶると薄毛に繋がる」と言われるにはいくつかの根拠があります。1つ目は「頭皮が蒸れるから」です。頭皮が蒸れると同時に皮脂も分泌されるので雑菌が繁殖し、髪の毛にとって環境が悪くなります。

また、皮脂が毛穴に詰まりやすくなるために、髪の毛に栄養が行きわたらなくなるのです。特にオイリー肌や汗かきの人は要注意です。その状態が続けば、健康な髪の毛が育たないうえに、新しい毛も生えてこないので薄毛に繋がる、というわけです。

2つ目に「頭が圧迫されるから」ということが挙げられます。頭を締め付けるようなサイズや形の帽子を被っていると血行不良になり、頭皮にも必要な栄養分が行きわたらなくなります。

また、帽子を被りっぱなしであったり、サイズの合わないまま使用したりしていると、同じ部分が圧迫され続けます。すると、その部分の毛根がダメージを受け、髪の毛が抜けてしまいます。そして、そのような要素がたっぷりの帽子の中で、頭皮との摩擦が起こってしまうと、髪の毛や毛根にもダメージを与えてしまいます。

このように、帽子をかぶると薄毛になることには根拠があります。しかし、これらは自分の意識次第でいくらでも予防できるものでもあります。「髪の毛の蒸れ」や「圧迫」は、むしろ本人の帽子選びやかぶり方に問題があって起こるものです。

帽子をかぶって薄毛になる場合には、帽子に理由を問うよりも、まずはかぶる人自身の行動パターンや意識に焦点をあてて原因を調べた方がよいとも言えます。このようなことから、必ずしも帽子が薄毛を引き起こす絶対的な要因になっているわけではないのです。

帽子をかぶった方が薄毛にならない派では

世間では、逆に帽子を被った方が薄毛にならない、という意見もあります。その理由についても幾つか挙げられます。まず「強力な紫外線から、頭皮や毛根、髪の毛を守る」ことです。紫外線には、肌のたんぱく質を変形させ、ハリや弾力を奪う性質があります。もちろん、頭皮に対しても同じように働きかけるので、直接浴びるのは避けなければなりません。

その紫外線を浴びすぎると「光老化」といって、細胞を徐々に破壊し、頭皮を老化させる減少が起こります。そして、髪の毛を作るもととなる毛母細胞が正常に働かなくなり、抜け毛が増えてしまうのです。

しかし、帽子をかぶれば、そういった紫外線からのダメージを直接受けなくて済みます。実は顔や肌よりも高い位置にあるうえに、日焼けも目立ちにくいので、頭皮に関してはあまり紫外線対策をしていない人が多いようです。

薄毛帽子画像2

春先から夏の紫外線がピークになる時期に頭皮をむき出しにしていると、一気に光老化がすすんでしまいます。特に、髪が薄くなっている人ほど紫外線を受ける面積が広く、その影響を受けやすいので、帽子でしっかりと防がなければいけません。

次に、「冬の冷たい空気から頭皮を守る」ことが挙げられます。髪の毛に関して、冬の防寒対策といえば帽子しか考えられません。肌や体はコートやセーター等の防寒着でいくらでも温めることができます。

しかし、髪の毛は常に外気にさらされている状態であるにも関わらず、有効な手段は帽子ぐらいしかないのです。この帽子、かぶるのとかぶらないのとでは、体や頭皮に与える影響が全く異なってきます。

頭皮が冷たい空気にさらされると、血管が収縮し、血行不良となって栄養が行きわたらなくなり、薄毛に繋がってしまいます。また、冬場は風や空気が乾燥しているので、頭皮も乾燥させてしまうと固くなり、健康な髪の毛が育ちません。頭皮を冷たい外気からしっかりと守り、乾燥を防ぐことが薄毛を予防することに繋がるのです。

良くない帽子のかぶり方

このように、帽子をかぶることが薄毛にとって「よくない」理由と「よい」理由について述べました。そのことを踏まえて、ではまず、どのように帽子をかぶるとよくないのか調べていきましょう。その答えは、帽子をかぶると薄毛になりやすい人の特徴を見てみればすぐにわかります。

薄毛の原因の一つ、帽子をかぶると「蒸れる」人は、屋内や食事時など、いつでもどこでもかぶりっぱなしでいるように見受けられます。長時間かぶっていれば、空気の出入りもある程度妨げられるので当然蒸れてしまいます。

また、蒸れる素材の帽子を選んでも同じことです。夏には麦わら帽子やメッシュ生地のもの等、その季節に合わせた素材やデザインの帽子が用意されています。それなのに、機能性よりもデザイン重視で通気性を無視した帽子選びをしていると、帽子の中に熱気がこもり、蒸れの原因になってしまいます。

次に、帽子で頭皮を「圧迫している」人は、サイズの合っていない、締め付けの強い帽子をかぶっています。頭皮を守るためには、まずデザインよりも機能性を重視したいもの。間違った帽子のかぶり方をしていると、健康を害したり、薄毛を加速させたりとデメリットが増えるのです。

正しい帽子のかぶり方?

それでは、本来であれば紫外線や乾燥等、あらゆる外的要因から頭皮を守ってくれる帽子について、その魅力を存分に発揮できるかぶり方を探ってみましょう。

まずは、季節に合わせた帽子をかぶることです。夏は紫外線が強く、空気も蒸れやすいので、紫外線対策と通気性を重視した帽子選びをしましょう。例えば、UV加工がされているものやメッシュ生地のもの、つばが広めのもの等が効果的です。

帽子薄毛画像

また、どうしても汗や皮脂の分泌が増えるので、こまめにタオルやハンカチで拭き取ることも必要です。蒸れたままかぶり続けると、帽子は雑菌が増える温床となるので、こまめに着脱して通気をすることを忘れずに、常に清潔な状態を保てるようにしたいものです。

定期的に帽子を洗濯することも、頭皮に悪い影響を与える雑菌を増やさないために、効果的な対策となります。反対に冬ですが、帽子をかぶることによって防がなければならないものは「寒さ」と「乾燥」です。寒さ対策としては、保温性の高いものを選ぶことです。具体的にはウールやニット素材が有効です。

これらはある程度保湿性も高いので、寒さも乾燥も防ぐ、冬場に最適なアイテムになります。また、寒いからといって屋内や食事中等、常に帽子をかぶった状態の人を良く見かけますが、暖房の影響等で汗をかきやすい環境になっていることがあります。そうでなくても、長時間かぶりっぱなしは通気性が悪く、冬場でも蒸れてくるので、やはりこまめに着脱することは必要です。

そして、季節に関係なく言えることは、頭を締め付けるようなデザインやサイズの合っていない帽子は、薄毛を進行させる間違った選択です。

頭皮を保護することを目的にするのであれば、おしゃれよりも機能性を重視したもの、そして頭を締め付けない、自分のサイズに合った帽子を使用することが賢い選択になるのです。

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