生活習慣の乱れだけが原因じゃない?若ハゲは遺伝する?

[最終更新日]2016/06/27

男性の脱毛症で最も有名なAGA。

実はAGAはなりやすいかどうかが遺伝で受け継がれるといった性質を持っています。

ですが、脱毛症で遺伝するのはAGAだけなのでしょうか、若ハゲのような禿げ方も遺伝が関係しているのでは?と気になりませんか?

若ハゲが遺伝するメカニズム

20代の若い人たちの中で薄毛に悩まされている人はいませんか?

若ハゲと言われることが多いこの若年性脱毛症は、多くの20代の男女を悩ませていることかと思います。今回はそんな若ハゲを遺伝の観点に注目しながら解説していきたいと思います。

まず若ハゲは遺伝するのかという疑問があるかと思いますが、これは半分正解で、半分不正解です。正しくは若ハゲになりやすい体質が遺伝されるのです。また遺伝されるのは母方の祖父の方です。母方の祖父が若ハゲだったり薄毛だったりすると、それが遺伝される可能性が高くなります。

若はげ 遺伝

では具体的にどのようにして遺伝されるのかをご説明します。遺伝によって決まる若ハゲになりやすい体質は2種類あります。

まず1つ目はジヒドロテストステロンが生成されやすい体質です。ジヒドロテストステロン、DHTとも呼ばれるこちらの物質は脱毛物質と言われるほどに、抜け毛や薄毛を進行させる物質です。当然ですがこのDHTが多く生成されればされるのほど、抜け毛の進行は早く大きく広がっていきます。しかし遺伝で決まるのはこのDHTの生成量ではありません。これを生成することになる元の5αリダクターゼが活発か、活発ではないのかが遺伝で決まるのです。この5αリダクターゼが男性ホルモンであるテストステロンと結合することで、DHTが生成されて頭部が禿げてくるわけです。この5αリダクターゼの活動が活発である体質が遺伝されると、子供が禿げる可能性が高くなるのです。両親のどちらかにこの体質が含まれると必ず子供に遺伝されます

もう1つは受容体の感受性が高い体質です。先ほど脱毛物質のDHTのお話しをしましたが、実はDHTだけではまだ脱毛に発展しません。DHTが受容体と結合するとTGF-βというタンパク質が生まれます。これが毛母細胞の働きを阻止して、髪の毛のライフサイクルを乱します。受容体の感受性というのは、DHTと受容体の結合のしやすさのことを指します。感受性が高ければ、TGF-βが多く作られてハゲになってしまうというわけです。この感受性の体質は母親から受け継がれるX染色体で決まっているので、母方の家系に強く関係しているわけです。

若ハゲはDHTが生成されやすい体質と、受容体の感受性の高い体質が遺伝されることで発症します。この2つに関しては完全に遺伝で決まってしまうので、まずは母方の家系で若ハゲに悩んでいた人がいなかったかチェックしておきましょう。

遺伝に関わらず、こんな人はハゲやすい!

さて若ハゲが遺伝できまるメカニズムをご紹介しましたが、ここでは遺伝以外でもハゲやすい人の特徴というのがいくつかあります。そもそも遺伝で若ハゲが実際に発症する確率は25%、つまり4人に1人しかいないというデータが出ています。むしろ若ハゲの原因は遺伝以外の方が多く、そしてハゲを誘発しやすいのです。では早速どんな人がハゲやすいかご説明します。

まず1人目は喫煙者の方です。タバコに含まれるニコチンには血管収縮効果があって、血行が悪くなります。髪の毛も活動していくために栄養を必要としていて、その大部分は血液から送られます。血行が悪ければ栄養も届かなくなってしまうので、喫煙者は将来的にハゲる傾向にあるようです。

2人目は過剰にお酒を飲む人です。お酒自体には血行促進効果があるので、お酒自体はそこまで悪くありません。問題は量です。髪の毛を作る栄養の中にはアミノ酸が含まれています。アミノ酸はアルコールを分解する時にも使用しているので、お酒を飲み過ぎているとアルコールの分解にアミノ酸が全て使われてしまって、髪の毛に必要な分がなくなってしまいます。ストレス発散になるからと、潰れるまで飲むのが普通になっている人は特に注意しましょう。

若はげ 遺伝

3人目は睡眠時間が遅い人です。髪の毛は毛母細胞から作られているわけですが、この毛母細胞が活発に活動する時間は午後10時から午前2時と言われています。この時間に睡眠を取れていない人は髪の毛の健康状態が悪くなっている可能性が高いです。また寝る直前までスマホやパソコンの光を浴びていると熟睡できなくなるので、こちらもハゲやすい状態になっている可能性が高いです。

4人目は食生活が偏っている人です。髪の毛も活動するために栄養が必要と話しましたよね。その栄養を確保するのに重要になってくるのが食べ物から得られる栄養です。髪の毛の健康に必要な栄養もそうですが、食べ物に含まれている栄養には逆に健康を害する物も含まれています。脂っこいものや甘いものを頻繁に食べている人、外食やコンビニで手早く済ませてしまう人は特に要注意です。

このように遺伝に関係ない部分でもハゲやすい人の特徴というのは非常に多岐に渡っています。どれか1つでも当てはまれば若ハゲの可能性がありますし、複数当てはまればその分なりやすいです。次から説明する対策を早急に行っていきましょう。

若ハゲ対策

さてこれまでに遺伝とそれ以外の観点から若ハゲの原因をご紹介しました。当然ですが遺伝で若ハゲになりやすい体質になってしまった場合、それを別の体質に変えることは不可能です。しかし先ほども申したように、遺伝で若ハゲになる可能性は25%とそこまで高くありません。むしろ若ハゲを予防するための対策をしっかりと取れば回避することができるので、遺伝で決まったからと落ち込まずに対策していきましょう。

1つ目は禁煙と禁酒です。特徴のところでも話したように、この2つは抜け毛を作る原因の1つになりやすいです。ただ気を付けるべきなのが、禁煙と禁酒によってストレスを溜めてしまうことです。ストレスも血行不良の原因になってしまうので、禁煙と禁酒をして意味が無くなってしまいます。別のアクションでストレスを発散できる人はそれを積極的に行い、どうしてもストレスが無くならない、イライラが収まらないという人は無理しないようにしましょう。1日に吸う本数を減らす、休肝日を作るなどの段階を経て最終的に禁煙と禁酒をできるようにしましょう。

2つ目は睡眠不足の解消です。こちらも先ほど述べたように、午後10時から午前2時の間に寝るようにする、スマホやパソコンの画面は寝る30分前から見ないようにするなどの対策をしましょう。それから生活リズムが不規則の場合も血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こします。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる、規則的な生活リズムを作るようにしましょう。

3つ目は食生活を見直すことです。髪の毛に必要な栄養素はタンパク質、亜鉛、ビタミン(特にB群)です。推奨されているのは大豆食品、特に納豆です。納豆の匂いが苦手という人は豆腐の味噌汁がお勧めです。豆腐も味噌も大豆からできているので、こちらも髪の毛の健康に効果的です。そして逆に髪の毛の健康を害する食べ物が脂っこいものと甘いものです。毎日のようにお菓子やアイスを食べている人は、量を減らしていくようにしましょう。

4つ目はヘアケアと頭皮ケアです。毎日行うシャンプーも若ハゲの原因になり得ます。頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを使う、洗いながら頭皮をマッサージすることで髪の毛と頭皮の健康状態を外から改善していきましょう。

若はげ 遺伝

若ハゲ対策は主に生活習慣がカギを握っています。1度見直して将来的にハゲないようにしていきましょう。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*