薄毛の原因は男性ホルモンにあり?3つの対策

[最終更新日]2016/07/14

男性ホルモンと女性ホルモン。女性ホルモンが多い人は髪が多くて、男性ホルモンが多い人は髪が薄いなんて聞いたことありませんか。また髪が薄い人は性欲が強いとか、マッチョで筋肉質な人は髪が薄いなんてことも・・・・。

薄毛の人が気になる男性ホルモン。男性ホルモンって薄毛の原因なの?男性ホルモンを活動させなければいいの?など男性ホルモンについての疑問は多くあるはず。今回は、そんな気になる男性ホルモンと薄毛の関係についてみていくことにしましょう。

男性ホルモンはやっぱり薄毛に関係する?

男性も女性も性別に関わらず、男性ホルモンも女性ホルモンも持っています。髪がふさふさの人は、この両方のホルモンをバランスよく持っている人です。そう、このバランスこそが大事なのですね。

男性ホルモンの一つであるテストステロンと5αリダクターゼ(酵素)が結びつくとより強力なジヒドロテストステロン(DHT・脱毛物質)という男性ホルモンがつくられるのですが、このDHTが抜け毛を促進したり育毛を阻害したりするといわれています。

さらに抜けかわるたびに毛がだんだん細くなることで頭皮が薄くなっていきます。ジヒドロテストステロンはなんて厄介なんだ・・・。

男性ホルモン薄毛画像

そして知っておいてほしいのは女性ホルモンは男性ホルモンを抑える働きがあり女性ホルモンが活発な時は男性ホルモンが活動しにくいといわれています。確かに産後や更年期の女性が抜け毛や薄毛が気になってきたという話はよく聞きますよね。

男性ホルモンはそのものが悪いわけではなく変化していくことで薄毛の原因となることがわかりました。そして髪の毛には男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが大切なのだと言えますね。

こんな人は男性ホルモンによる薄毛に要注意!

男性ホルモンについて上記で説明してお分かりになったように男性ホルモンはそれ自体が悪いわけではないということ。男性ホルモンは精子の形成や筋肉の増大など男性の成長段階においてなくてはならない存在なのです。

けっして男性ホルモンの数を減らせばいいという簡単な問題ではありませんし男性ホルモンが多いから薄毛の原因というわけでもありません。

しかしながら、生え際がすでに後退している方や頭頂部の毛が薄くなっている方はどうにかしたいと思っていることでしょう。
この症状をAGA(男性型脱毛症)といいます。AGAは、Androgenetic Alopeciaの略です。

思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方または両方薄くなっていきます。全国で1260万人の人がAGAに悩んでいるそうです。さらに困ったことにAGAは進行する病気です。そのため早めの予防や対策が大切になってきます。

薄毛に悩む方が1番に考えるのは、シャンプーを変えたり育毛剤などを試すというもの。もちろん予防や初期の段階なら効果も期待できますが、薄毛がずいぶん進行している人たちにはドラッグストアなどで売っているシャンプーや育毛剤を使用したり、生活習慣などを見直しても効果はあまり期待できません。

AGAは一般的には遺伝やホルモンの影響だと言われておりこのような場合には、専門的な機関でアプローチすることが1番の解決策となります。

男性型脱毛症(AGA)の対策

AGAは、ゆっくりと進行していくといわれています。そして、薄毛になってもたいていの場合、産毛は残っています。この場合には髪の毛は太く育つ可能性もありますので決してあきらめないようにしましょう。それでは、具体的にAGAの対策方法にどんなものがあるのかみていくことにしましょう。

●5αリダクターゼの進行を抑える

上記でも説明しましたが男性ホルモンの一つテストステロン(男性ホルモン)は筋肉の量を増やしたり、性欲を増進するなどの役割があります。しかし、このテストステロンが頭皮に存在する5αリダクターゼ(酵素)と出合うことによりジヒドロテストステロン(脱毛物質)に変換されます。

このジヒドロテストステロンが髪の毛のサイクルに異常をきたし、髪の毛が十分に成長する前に抜けてしまいます。そこでこの5αリダクターゼをやっつけるためには、薄毛治療内服薬のフィナステリドが効果的です。

男性ホルモン薄毛画像

これは、男性型脱毛症の治療を目的とした医薬品なので、女性の方は服用できません。また、性欲の減退や勃起不全、精子の減少などの副作用がみられることがあるようなので慎重に使用したほうがよいでしょう。

●植毛する

植毛といっても自毛と人工毛の2種類があります。
地毛の場合は、男性ホルモンの影響を受けない後頭部の毛髪組織を薄毛部分に移植し定着させる手術が必要です。手術と聞くとびっくりしますが、1度植毛すれば半永久的に効果が持続されるといわれています。しかし思い通りの結果が出るまでに時間がかかったりメスを使う手術法などでは傷跡が残る場合もあります。

人工毛は人工のグラフトを移植するので毛量の少ない人でも安心です。量を調節できるので最初からイメージ通りの仕上がりになります。手術時間も短くコストも安価です。

しかしながら1年のうちに半分く/らいは抜けてしまうので何度もメンテナンスをする必要があり結果的には高額になることも。根元部分からの炎症などトラブルも考えられます。

自毛も人工毛もそれぞれメリットデメリットがあり、手術を行うクリニック選びも大切になってきます。信頼できるクリニックでよく相談して自分に合った治療を決めるといいですね。

●育毛剤、養毛剤、発毛剤を使用してみる

最近は、色々な種類の薬が出ています。髪を増やしたいのか、今ある髪を育てたいのかによっても違ってきますので自分の髪の毛の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

しかし上記でも説明したようにAGAの人たちは、ドラッグストアで売っているような育毛剤などではあまり効果が期待できません。実は医学的にも、育毛剤や発毛剤と呼ばれているものにはその効果に根拠はなく、可能性でしかないといわれています。AGAの方は購入する前にそのことを認識する必要があります。

また、毛根が死んでしまっている場合にはそこから再び髪が生えるということはありません。ですからそういった方には植毛やカツラのほうがよいでしょう。

したがって予防や初期の段階では効果がみられるかも知れませんがAGAが進行している方にとってはあまりおすすめできないものが多いといえます。

AGAには早めの対策が1番です。薄毛の進行も人さまざまですのでまずは信頼できるクリニックに相談してみることが1番の解決策になるのではないでしょうか。

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