薄毛の遺伝は母方から?遺伝の仕組みを解説

[最終更新日]2016/07/14

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「ハゲは遺伝する」なんて言葉聞いたことありますよね??自分の父親がハゲていて、こりゃ自分もだなんてドキドキしている方も多いのでは??

でもちょっと待って!!そもそも本当に薄毛は遺伝するの??誰から遺伝するの??

今回は遺伝の仕組みや対策についてみていきたいと思います。

遺伝の仕組み

実は遺伝による薄毛は、全体の25%といわれています。つまり必ずしもみんなが薄毛になるわけではないということですね。少し安心しましたね。
でも安心したのも束の間。M字はげ、頭頂部、生え際に薄毛が発生することをAGA(男性型脱毛症)といいますがこのAGAについては遺伝するといわれています。

男性ホルモンの一つであるテストステロンと5αリダクターゼ(酵素)が結びつくことより強力なジヒドロテストステロン(脱毛物質)という男性ホルモンがつくられるのですが、このジヒドロテストステロンがヘアサイクルを乱し髪の成長を阻害します。しかもやっかいなことに抜けかわるたびに毛がだんだん細くなることで頭皮が薄くなっていくのです。

また5αリダクターゼ(酵素)の遺伝子については父、母に関わらず優性遺伝で受け継がれるといわれています。

薄毛遺伝子は誰から遺伝するのか

2005年、フランス・ボン大学の研究チームが薄毛になる人とならない人とでは、X染色体にあるアンドロゲンの受容体に大きな違いがあり、この違いこそが薄毛遺伝子である可能性があるということを発表しました。

実はX染色体の提供者は母親だけなので薄毛遺伝子は母親から遺伝するということになります。ん?待てよ?でも母親でハゲてる人ってほとんど見たことないぞ。そうなんです。女性は女性ホルモンの影響によって薄毛進行を妨げることができます。ですから自分の母親の父親を(祖父)みて判断するようにしてください。

「ハゲは隔世遺伝する」という言葉にもあるように母方の祖父から薄毛遺伝子を受け継いでいくということですね。母方の祖父が薄毛でなければそういった遺伝子は引き継いでいないということになりますので確認してみましょう。

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薄毛遺伝子は他にも

上記で5αリダクターゼ(酵素)についてふれましたが、この5αリダクターゼの活動が活発かどうかでジヒドロテストステロンの生成量が変わってきます。当然、生成されやすい体質であればあるほど薄毛は進行するということになります。

このジヒドロテストステロンが生成されやすい体質が遺伝すると、ちょっとの男性ホルモンでも薄毛が一気に進行してしまうという報告があります。

また、ジヒドロテストステロン(脱毛物質)と受容体が結合するとTGF-βというたんぱく質が作られます。このTGF-βは、脱毛命令を出してヘアサイクルを休止状態にしてしまうという恐ろしいたんぱく質なのです。

ジヒドロテストステロンと受容体が結合のしやすさを受容体の感受性と呼びますがこの感受性の高さも実は遺伝によって決まるといわれています。受容性が高まれば高まるほどTGF-βが多く作られうまく髪が成長しなくなってしまいます。

どうしたら自分が薄毛遺伝子を持っているかどうかがわかる?

自分が薄毛遺伝子をもっているのかチェックしたいと思っていることでしょう。次は、薄毛遺伝子のチェック方法についてお伝えしたいと思います。

●セルフチェックをしてみよう

親族に薄毛がいる
短くて、細い毛が増え髪に元気がなくなった
抜け毛が増えた
髪が薄くなったと感じている
頭頂部、前頭部、両方のどれかで薄毛が進行している

上記一つでも当てはまった方はAGAの可能性が高いです。しかしながら自己診断では、AGAだと言い切ることはできませんので一つの判断基準にしてくださいね。

●病院かAGA遺伝子検査キットで診断する

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薄毛遺伝子検査は病院や専門機関で遺伝子検査する方法と自宅でキッドを使って調べる方法があります。病院では。毛髪を採取し結果が出るまでに約1ヶ月くらいかかります。料金は2万円以上です。料金は高いですが、結果に基づいた治療も行ってくれるので安心です。

自宅で検査キットを使う場合は口内の粘膜を採取し書類を郵送します。約2~3週間で結果が届きます。料金は12600円です。気軽に検査できるのはいいですね。

また、病院では、無料カウセリングを行っているところも多いので相談してみるのも一つですね。料金や検査結果の期間については病院などによっても違いますのでよく確認してくださいね。

●ハゲの原因は遺伝だけではない!

薄毛の原因に遺伝というものがあることは確かです。しかしながら、その確率が25%ということをみると必ずしもみんながハゲるというわけではありません。遺伝に関わらず日々の生活習慣を意識するだけで改善することができます。母方の祖父の髪が薄いあなたも諦めずまずは生活習慣を見直しましょう。

●タバコやお酒が好きな人

タバコに含まれるニコチンは血管収縮作用があります。血流が悪くなるということは頭皮への栄養がうまく届きません。また髪の毛が作られる上で大切なビタミンCをも破壊してしまいます。すぐに禁煙は難しいと思いますので、まずは少しずつ本数を減らしていきましょう。

お酒も同様です。ほどほどならいいのですが大量に飲む人は注意が必要です。髪の毛を作るときに必要になってくるアミノ酸をアルコールが肝臓で分解される際に消費してしまうため必要なアミノ酸がアルコールの分解に使われてしまうのです。お酒は嗜む程度にしておきましょう。

●睡眠不足

仕事や遊びに忙しくてあまり寝ていない。または、寝る時間、起きる時間がいつもバラバラではありませんか。現代人は忙しくて夜のお付き合いも必要です。ですが、早寝早起きは体にも髪にもいいことは知っておいてください。成長ホルモンの分泌は22時から2時といわれています。この時間に髪の毛が成長するというわけです。

この時間に寝ていなかったり、睡眠の質が悪かったりすると十分に成長ホルモンが分泌されず髪の毛が成長しません。忙しくて22時には寝られない方は、24時には寝られるようにしましょう。

●食生活の乱れ

食事をとる時間が不規則だったり、外食ばかりではありませんか。外食でもヘルシーなものならいいのですが、ついつい脂っこい食事が多くなっていないでしょうか。

理想をいえば、タンパク質、脂質、炭水化物を主食、主菜、副菜からバランスよく摂ると髪の毛にも体にもいいのですが、まずは外食ばかりの方も食べるものを工夫してみましょう。野菜を多くとったり、肉か魚かなら魚を選ぶようにしましょう。バランスのよい食事と魚を食べることでドロドロだった血液が改善され髪の毛に必要な酸素や栄養が運ばれます。

また、食事をとる時間もできれば18時半までが理想です。

●ヘアケア方法

洗髪すると汚れと頭皮にある皮脂もとってしまいます。皮脂は乾燥から水分保護したり、外部からの汚れと紫外線をバリアしたり頭部の体熱を保持する保温効果などの役割があります。ですからほどほどには残す必要があるのですね。

洗髪は夜1回だけにしておくのがベストです。どうしても朝も洗いたいのなら温水のみにしましょう。また、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗うのも危険です。年を重ねるごとに頭皮の皮脂はあまり分泌されなくなります。洗いすぎは薄毛や抜け毛の原因になることも覚えておきましょう。

そしてシャンプーですが、シャンプーの前にはお湯洗いをしっかりしましょう。洗い流すという感覚で短髪であっても2~3分行うのがベストです。温度はぬるめの38度くらいがいいですよ。シャンプーは手にとってよく泡立て手から行います。

髪の毛に直接シャンプーをつけるのではなく両手にシャンプーをとって泡立てるようにしましょう。指の腹で優しく、地肌に軽く触れる程度で洗います。方向は下から上に向かって縦方向に洗いましょう。やさしくやさしく。ゴシゴシと強く洗わないようにしましょう。

そして、すすぎはとても大切です。頭皮にシャンプーなどが残らないよう、念入りにすすぎましょう。側面の洗い残しが多いようなので忘れずに。生え際の根元に残っている成分もしっかり落としましょう。また濡れたままでいると乾燥が過度に進み髪の毛のキューティクルが傷みやすくなります。逆にドライヤーの熱風をかけすぎるのもよくありません。

まずは、タオルでしっかりと水分をとります。この時、ゴシゴシ拭くのではなく、髪にタオルを押し当てて水分を吸収するようにしましょう。ドライヤーはなるべく短時間で終わりたいので、温風8冷風2の割合で2~3回切り替えると早く乾きますよ。

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