今すぐ始める更年期の薄毛対策

[最終更新日]2016/06/21

更年期っていつから?

女性なら誰でも、いつしか更年期を迎えます。では、それは具体的にはいつから、一体どのようなタイミングで始まるのでしょうか。私たちのイメージでは「中年になったら」「生理が終わったら」等というザックリとしたものが一般的ですが、実際はどうなのでしょうか。

そもそも更年期とは、女性が閉経を迎えて、女性ホルモンの分泌が大幅に減少する時期のことを指します。

そして更年期障害とは、そのホルモンの変化が原因で体に不調が出たり、精神的に落ち着かなくなったりすることです。女性の閉経は50歳が最も多いと言われているので、その前後5年程度が更年期にあたります。

つまり、平均的に見て45歳頃に更年期を迎える女性が多いことになります。

もちろん、閉経を迎える年齢にも個人差があるので一概には言えませんが、もし40歳の前など、若くして閉経を迎えたとしたなら、それはストレスや環境因子が影響しているかもしれません。

また、閉経の前に見られる兆候により、更年期の時期を予想することもできます。その兆候として代表的なものが「月経の異常」です。例えば、それまで安定した周期で月経を迎えていた人が、その周期が早まったり、逆に遅れたり、生理の期間が短すぎたり、とリズムを崩すことも月経異常です。

また、月経の量が増えたり減ったりと、その異常と思われる症状も人によって異なります。いずれにしても、40歳を過ぎてそういった月経異常の状態が続けば、閉経を予想してもいいでしょう。そして、それと連動して更年期が始まるというわけです。

更年期に起きる症状とは

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は、女性らしい体を作ったり、生殖機能をつかさどったりする女性には欠かせない存在です。しかし、閉経を迎えるとその働きは一気に弱まり、分泌量が減少していきます。

すると女性の体の中では、その減ってしまったエストロゲンを分泌させようと、今度は「卵胞刺激ホルモン」という別のホルモンが多く分泌するので、全体としてバランスが崩れてしまいます。それが原因で、自律神経をもバランスを失ってしまう「自律神経失調症」になり、体や精神に異常をきたすようになるのです。

それでは、更年期に見られる症状を見ていきましょう。

まず、多くの女性によく見られるのが、突然カーッと顔や体がほてったり、汗をかいたり、動悸が激しくなったりする症状です。自分の意思とは関係なく起こるので、あまりに症状がひどければ日常生活に支障をきたすほどにもなります。

まさにこれらは自律神経の乱れが原因で、自分の体の中で異常が起きているために、本来とは違った働き方をしてしまい、体や心に影響を及ぼしてしまうのです。実はそれが「薄毛や抜け毛」として現れることもあります。

これは、自律神経の乱れがホルモンバランスを崩し、女性ホルモンが正常に分泌されなくなったことから生じます。その他にも、頭痛やめまい、肩こり、疲労等、一見更年期でなくても見られるような症状も現れます。その場合は、更年期と意識しにくいので見過ごしがちになってしまいます。

更年期薄毛画像2

精神的なものでいえば、イライラや情緒不安定、倦怠感、意欲の低下等が挙げられます。その症状は人によって様々で、あまり気にならない人もいれば、肉体的にも精神的にもまいってしまうような人もいます。

更年期の薄毛の原因は?

それでは、更年期の症状の中でも、特に見た目に大きく関わる「薄毛」について、その原因を探っていきましょう。更年期には女性ホルモンの分泌が大幅に減ることは先に説明しました。この「ホルモンバランスの乱れ」が薄毛になる最も大きな要因と言われています。

実は、その女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、髪の毛にコラーゲン等の栄養を供給することにより成長を促す働きもしているのです。そのため、分泌が減ってしまうと、髪の毛に十分な栄養が行きわたらなくなり、成長が滞ると同時に健康的で若々しい髪の毛が育たなくなります。

その状態が続けば、生えてくる毛よりも抜け落ちる毛の方が多くなるといったヘアサイクルの異常が起こり、薄毛が目立つようになるのです。

このヘアサイクルは、正常であれば「成長期」「退行期」「休止期」という3つの期間を規則正しく繰り返すことにより、髪の毛を生え変わらせています。更年期はこのサイクルが崩れやすく、成長期が短くなり、毛母細胞の細胞分裂が止まる休止期が長く続くといった現象が起こります。

更年期薄毛画像3

 

また、女性の髪の毛の最盛期は25歳頃で、それを過ぎるとだんだんと髪を生え変わらせる力も衰えていきます。つまり、更年期の女性は一度抜け毛が目立ち始めると、新しい毛が生えてくるまでに時間がかかるので、一気に進行してしまうのです。

そして「ストレス」も薄毛に繋がります。更年期を迎える年代といえば、仕事や育児、家庭のこと等、心配事を多く抱えているものです。

また、親の介護や自分の老後のこと等、この先も考えなければならないことが山積みです。そのため、ストレスも解消されずに溜まる一方で、それが交感神経を常に活発な状態にしてしまうのです。

すると体の細部にまで栄養を運ぶ毛細血管の収縮が起こり、髪の毛を育てる毛乳頭にも栄養が届かなくなります。栄養不足になった頭皮では髪が成長しなくなるので、その結果髪の毛が痩せ細り、抜け毛が増えるのです。

更年期の抜け毛対策まとめ

このように原因が分かれば、自分自身で更年期における抜け毛を緩和することや、育毛を促進することができます。

まず、女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少が最も大きな原因であれば、その減少のスピードを緩めてやればよいのです。具体的には、エストロゲンと似た働きをする、大豆イソフラボン等を積極的に摂りいれることが有効です。また、サプリメント等を利用すると効率的に摂取できるのでおススメです。

次に、ストレスを溜めないように心がけましょう。気が付けば溜まりに溜まったストレス、放っておけばおくほど解消するには時間と労力がかかります。しかし、普段から自分なりのストレス解消法を見つけておけば、抜け毛や薄毛に繋がるようなストレスを溜め込まずに済みます。

趣味を楽しんだり、適度な運動をしたり、おしゃべりをしたり、と自分に合ったリラックスできる方法を見つけて、体と心に十分な休息を与えてやることがとても大切です。

そして、血行の悪くなった頭皮をマッサージすると、栄養の行き届かなくなった毛母細胞にまで酸素や栄養が元の通りに届くようになり、抜け毛や薄毛を防ぐことができます。他にも頭皮マッサージにはリラックス効果もあるので、ストレスの解消にも役立ちます。

育毛を促進する方法としては、育毛剤を使用して、体の外側から直接頭皮に栄養を与えてやることが効果的です。また、最近では育毛剤だけでなく、育毛専用のシャンプーやトリートメント等も多く出回っているので、どうせ選ぶのであれば意識的にそのような製品を利用するように心がけましょう。

 

更年期薄毛画像4

 

以上の対策は、普段の生活を見直して、意識を変えることで、誰でも簡単に取り入れることができるものばかりです。つまり、更年期による薄毛や抜け毛は、本人のやる気次第で緩和することも改善することもできるのです。

薄毛が表面化してからでは遅いです。対策を始めるならすぐにでも始める方が、抜け毛や薄毛になりやすい環境を作らずに済むのです。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*