進行レベルをチェック!AGA(男性型脱毛症)の進行パターン

[最終更新日]2018/04/15

男性なら誰もが髪量に関心があるのではないでしょうか。年齢を重ねるとともに失われていくハリとツヤ・・・もし、今自分の髪が薄くなっているのだとしたら、今後どのような変化を辿っていくのか気になりませんか?もし、AGA(男性型脱毛症)になってしまったら、どのように症状が進んでいくのか知りたくありませんか?

誰でも発症する可能性のあるAGA(男性型脱毛症)だからこそ、知識として蓄えておくことは極めて重要だと言えるのではないでしょうか。

ここでは、そんなAGA(男性型脱毛症)の正体に迫っていきたいと思います。

AGAのメカニズム

AGA(男性型脱毛症)の進行状況を知る前に、AGA(男性型脱毛症)そのものについて一緒に勉強していきましょう。そもそもAGA(男性型脱毛症)はどうやって発症しているのでしょう。そのメカニズムが分かればAGA(男性型脱毛症)を発症する可能性を低くすることができるかもしれません。すでに発症したAGA(男性型脱毛症)の進行を遅らせることができるかもしれません。だからこそ、AGA(男性型脱毛症)発症のメカニズムを知ることは極めて重要なのです。

現在の日本ではAGA(男性型脱毛症)の患者が約1,200万人いると言われています。20~69歳の成人男性が約4,200万人だと言われているので、ざっと3人に1人がAGA(男性型脱毛症)を患っているということになります。

そもそもAGA(男性型脱毛症)の原因は1つに絞ることができません。遺伝で発症する人、他の病気が原因で併発した人、ストレスで発症した人、食生活の乱れで発症した人など本当に様々です。ただ、共通しているのは脱毛部にDHT(ジヒドロテストスレロン)という物質が高濃度に見られるという点です。この物質は髪の生まれ変わりのサイクルを早めてしまう作用があります。

男性ホルモンの1つにテストステロンというものがあります。このホルモン自体は脱毛を引き起こすような悪さはせず、むしろ筋肉量を増やしたり、性欲を強くしたりする効果があります。しかし、このホルモンが頭皮に存在する5α-リダクターゼという還元酵素と結合してしまうと、DHT(ジヒドロテストステロン)という物質に変わってしまうのです。

AGA 進行パターン

髪は「発毛→成長→脱毛→発毛」というサイクルで生まれ変わり続けています。重要なのは「発毛→成長」の部分です。ここがしっかりしていると本数が多くなったり、1本1本が長く太く黒く成長してくれたりします。ただ、DHTがあることでこのサイクルが乱れ、まだ十分髪が成長していないのに脱毛に入ってしまうのです。こんなことを繰り返していたら、当然髪の本数は減り、生えている髪も短く細く、色も薄くなってしまうわけです。

以上のメカニズムから、AGA(男性型脱毛症)の発症を防いだり、進行を遅らせたりするためには、いかにしてDHTを作らせないようにするかということにかかっていると言えます。

 

AGAの仕組みについて詳しく知りたい方はこちら。

ヘアサイクルからAGA(男性型脱毛症)の仕組みを解剖!(関連記事)

AGAの症状パターン

AGA(男性型脱毛症)の発症原因がたくさんあることは述べましたが、AGA(男性型脱毛症)の症状もたくさんのパターンがあります。ここでは分かりやすくするために大きく3つのパターンをご紹介します。

額の生え際

これはいわゆる「M字ハゲ」につながる脱毛の流れです。ざっと7段階に分かれており、5段階目くらいではM字がつながって、前頭部から脱毛したのと区別がつかないほどになります。

前頭部

これはM字になることなく、どんどんおでこが広がっていくような感じで脱毛してしまうパターンです。ここは大きくわけて4段階あるようですが、初期段階では、先ほどの額の生え際(M字ハゲ)との区別は付きません。

頭頂部

これはいわゆる「てっぺんハゲ」というタイプです。まるでカッパの皿のようにつむじのあたりの頭皮が目立ち始め、脱毛が進んでしまいます。頭頂部だけでは2段階ほどに分かれているようですが、途中から額の生え際(M字ハゲ)と合流してしまうことが多いようです。

AGA 進行パターン

いかがでしょうか。この3タイプが基本ですが、AGA(男性型脱毛症)はこの合わせ技になってしまうところがとても厄介な点です。ただ、AGA(男性型脱毛症)のもう1つの特徴として、脱毛は進んでしまいますが、毛根が死んでしまうわけではありません。多くの場合、髪はすべてうぶ毛のような状態になっていることが多いので、成長させ方次第で回復する可能性があります

AGAの進行レベルをチェック

AGA(男性型脱毛症)の進行レベルを正しく判断するために用いられるものが「ハミルトンノーウッド分類症例」です。アメリカのハミルトン医師が考案した分類症例で、AGA(男性型脱毛症)の進行レベルを7段階で分類しており(特殊型を含めると9段階)、素人にも分かりやすいので、詳しく扱っていきましょう。

AGA 進行パターン

Ⅰ型
脱毛本数の目安は「3,000~4,000本」です。
額の生え際から脱毛が始まり、いわゆるM字ハゲが進行していきます。ただ、「M」だとは分かりにくい状態なので、少し額が広がった程度にしか感じないかもしれません。

Ⅱ型
脱毛本数の目安は「5,000~8,000本」です。
Ⅰ型が進行した状態で、だいぶMという形が分かりやすくなっています。自覚症状も出てくる頃ですが、年齢ゆえの脱毛かと勘違いしている人も多いようです。
またこのⅡ型には「Ⅱ-Vertex型」という特殊型もあります。これはⅡ型の脱毛と共に、頭頂部の脱毛も進んでしまっている状態です。

Ⅲ型
脱毛本数の目安は「9,000~15,000本」です。
これはⅡ型がさらに進行した状態で、完全にM字ハゲだと認識できるレベルです。ここまでくると前や横からみれば明らかにボリュームが減っており、薄毛の悩みを持ち始めるでしょう。
またこのⅢ型にも「Ⅲ-Vertex型」という特殊型があります。これはⅢ型の脱毛と共に、頭頂部の脱毛も進んでしまっている状態で、Ⅱ-Vertex型がより一層進行している状態です。

Ⅳ型
脱毛本数の目安は「15,000~25,000本」です。
Ⅲ型がより一層進行しています。先ほどまでのⅡ型やⅢ型では特殊型として「Vertex型」をご紹介しましたが、このⅣ型では当たり前のように頭頂部の脱毛も加わります

Ⅴ型
脱毛本数の目安は「25,000~35,000本」です。
Ⅳ型がさらに進行した状態です。前頭部の脱毛と頭頂部の脱毛範囲がさらに広範囲になっています。ただこの2箇所はかろうじて別エリアとなっていることがわかります。

Ⅵ型
脱毛本数の目安は「35,000~45,000本」です。
Ⅴ型がさらに進行しています。前頭部の脱毛と頭頂部の脱毛が合体し、その境界線が分からなくなっています。アニメ「サザエさん」に登場する「波平さん」の状態です。この状態の場合、そのまま頭皮を晒す場合と、側頭部の髪を伸ばして頭頂部を隠す、いわゆる「バーコード」の状態になります。

Ⅶ型
脱毛本数の目安は「45,000~60,000本」です。
Ⅵ型がさらに進行しています。残っている部分は側頭部の一部と後頭部のみ。側頭部の髪を伸ばしてバーコードにすることも難しい状態です。後頭部はまだ黒髪が残りますが、前頭部や頭頂部はうぶ毛すら確認することが難しくなっています。

AGA(男性型脱毛症)は初期段階こそ「額が広くなったかな?」という程度でしかなく、AGA(男性型脱毛症)だという自覚症状はありません。しかし、M字ハゲが進んで自覚し始めた頃には、こっそり頭頂部の脱毛も進んでしまっていることがあります。

実際この状態はAGA(男性型脱毛症)としては中程度の進行状況となっているので、個人の努力などでは対応できなくなっているでしょう。

AGA(男性型脱毛症)は早期発見・早期治療に努めることが絶対条件なので、早めに医療機関で診断・治療を始めるようにしましょう。

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