使う前に知っておきたい抜け毛治療薬の種類と効能

[最終更新日]2016/08/18

抜け毛 治療 薬

抜け毛が改善されず、効果のある薬を試したいと思っている方も多いはず。抜け毛治療薬にはどんなものがあってどんなこうかがあるのでしょうか。今回は、そんな薄毛治療薬についてみていくことにしましょう。

 

抜け毛治療薬の種類

抜け毛 治療 薬

薄毛には様々な症状があります。額の両脇から生え際がM字のように後退していったり、頭頂部がだんだん円を描くように薄くなっていくなどの男性型脱毛症と呼ばれるAGAや女性に多くみられ頭部全体の毛髪がまばらになっていくびまん型。髪の一部分だけが突然ごっそりと抜け落ちる円形脱毛症など症状に合わせて治療薬もまた様々です。

現在、日本でもっとも使用されている抜け毛の治療薬にはフィナステリドミノキシジルが挙げられます。このお薬は、日本の皮膚科学会で薄毛治療に効果的と評価を受けているお薬です。もちろん単体の服用でも効果は認められるようですが、2種類服用することでさらに効果が期待できるとも言われています。

 

フィナステリドとは?

抜け毛 治療 薬

それは、一般的によく使われているお薬を詳しくみていくことにしましょう。

もともとは、前立腺がんや前立腺肥大のお薬です。しかし薄毛治療にも効果的とのことで薄毛治療薬としても使用されるようになりました。現在は世界60ヶ国以上で使用されていて日本では2005年より使用されています。日本では、「プロぺシア」と呼ばれています。

このお薬の特徴としては、成人の男性のみが使用できるということ。成分が男性の薄毛に対して有効なものであったり、胎児への影響があるとも言われていて女性の服用はできません

額の両脇から生え際がM字のように後退していったり、頭頂部がだんだん円を描くように薄くなっていくなどの男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンの一つであるテストステロンと5αリダクターゼ(酵素)が結びつくとより強力なジヒドロテストステロン(DHT・脱毛物質)という男性ホルモンがつくられるのですが、このDHTが抜け毛を促進したり育毛を阻害したりするといわれています。フィナステリドはこの5αリダクターゼ(酵素)の働きを抑制する効果があるといわれています。

副作用としては、性欲の減退、勃起不全、まれに食欲不振や全身の倦怠感、肝機能障害があるとされていますが実際には、深刻な副作用はないとされているようです。

日本では、医師による処方しかできません。インターネットなどを使って個人輸入する方法もありますが本来は含まれていないなんなのかわからない成分が含まれていたり、中には偽造品であることもありますので、必ず医師に処方してもらうようにしてください。

 

ミノキシジル

抜け毛 治療 薬

高血圧の薬としてアメリカで開発されたのがミノキシジルです。高血圧の薬として服用した副作用として増毛症状が頻繁にみられ世界で初めて薄毛の治療薬として使用されたのがミノキシジルです。血管を拡張する作用があるため結果血流が良くなり、髪の毛に栄養や酵素が届きやすくなります。飲み薬と、市販に売られているリアップなどの外用薬があります。ただ日本では、まだ内服薬の認可はおりていません。副作用もありますので外用薬においても本来医師の判断が望ましいです。

副作用としては、体毛が濃くなる、頻脈、めまい、髪の変色、浮腫、頭痛、があげられますが、もっとも多い副作用としては体毛が濃くなったということが報告されているようです。また、血圧が下がる方もいるようですが、血圧を下げることはこの薬の目的でもあるようなので副作用ではないとされています。

しかしながら低血圧の方などは医師に相談するようにしましょう。外用薬の場合は、頭皮のかぶれやかゆみなどに注意しましょう。

 

AGAの場合は、発症してしまうとなかなか改善は難しいのが現状です。しかしながら、進行を遅らせたりこれ以上薄毛になるのを予防することができます。医師の指示のもと処方となると病院受診が億劫に思われるかも知れませんが、薄毛対策は早期対策がもっと重要ですし、専門医の意見はより具体的で自分の髪に合った方法を教えてもらうことができますよ。

 

他にも治療薬があります!

薄毛には様々なタイプがあります。上記で説明した治療薬は、男性型脱毛症(AGA)の方に有効だと言われています。ですから、他の薄毛のタイプで悩む方にはまた違ったお薬が有効的です。それではみていくことにしましょう。

 

びまん性脱毛症

抜け毛 治療 薬

薄毛と言えば男性というイメージでしたが、最近では女性の薄毛も年々増えつつあります。そして女性は部分的ではなく、髪全体が薄くなり髪のボリュームがなくなる薄毛タイプになります。女性ホルモンの減少などが主な原因です。

  • パントガール
    女性の薄毛の専門薬です。びまん性脱毛症や分娩後脱毛症に効果的です。抜け毛や発毛を促す内服薬として成果ではじめて効果と安全性が認められたお薬です。

 

脂漏性脱毛症

抜け毛 治療 薬

ホルモンのバランス異常などで皮脂が過剰分泌され毛穴を塞ぐことで毛穴周辺や毛根に炎症を起こします。実は皮脂で髪が抜けるのではなく塞がれた毛穴周辺で頭皮の常在菌が異常繁殖しその影響で毛根部近くまで炎症が及んで髪が抜け落ちるようです。

  • 抗真菌剤
    脂漏性脱毛症には抗真菌剤が効果的です。この薬には頭皮の常在菌の活動を抑える働きがあります。抗真菌剤は塗り薬でフロリードDクリームという薬が代表的です。塗布するときに、軽い刺激感がありますが副作用についてはほとんど報告がありません。

 

円形脱毛症

抜け毛 治療 薬

円形脱毛症の原因や治療法はまだ確立されたものがないのが現状です。円形脱毛症は一般的に知られる10円ハゲといわれるものから、頭全体の髪が抜け落ちてしまうタイプまでさまざまですが円形脱毛症にはグリチロン錠と第2世代抗ヒスタミン剤が効果的だとされています。

  • グリチロン錠
    本来は、慢性肝炎や湿疹、皮膚炎、口内炎の治療にも使われますが円形脱毛症の治療薬として1番使用されています。
    肝臓の働きをよくして炎症やアレルギーを抑える効果があるのですが副作用として、筋肉痛や麻痺、四肢痙攣などが起こる場合もあります。また、体重増加も挙げられており女性の方は特に気になるかもしれませんね。これは、浮腫によるものが原因だといわれています。
  • 第2世代抗ヒスタミン剤
    花粉症の季節になると処方されるお薬です。本来花粉症などのアレルギー体質を改善する薬ですが、こちらも円形脱毛症の方にも効果があるといわれています。
    副作用は口の渇きや眠気を訴える人もいるようですがあまり副作用はないようなので安心してください。心配な方は運転中などは注意した方が良さそうですね。

 

 

薄毛治療薬は、医師と相談しながら適切な量を守って行うものです。ネットなどで個人輸入せず必ず医師に処方してもらうようにしましょう。薄毛治療薬は、その人の症状や体質によって効果も様々です。また、男女の違いで副作用があらわれることもありますので使用してみたい薬があったとしても先生と相談し決めるようにしてください。また、効果が出るまでには時間がかかりますし、効果も個人差があります。最低でも半年は服用を続けてください。もちろん、体調がすぐれないなどの副作用があらわれたときは、使用を中断して医師に相談しましょう。

 

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*