育毛に良いノコギリヤシと他の食べ物、一緒にとって大丈夫?

[最終更新日]2017/03/03

ノコギリヤシ 育毛

育毛の必要がある方や、そろそろ本格的に育毛の治療をしていきたいが、副作用が不安だという方に、おすすめえなのがノコギリヤシです。

髪の毛に良い食品としては、ビタミンやたんぱく質などといった成分を多く含むものがありますが、それらはあくまでも「頭皮環境を整える」という効果が中心で、新たに発毛を促したり、脱毛を止めたりする力はありません。

このノコギリヤシは、そんな自然食品の中にあって、かなり効果が期待できる食品です。

気になる方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

育毛に効果的なノコギリヤシとは?

ノコギリヤシは、ヤシ科の植物の1種で、メキシコや北米に生息しています。

ノコギリヤシは、男性らしさを保つ効果があり、精子に栄養を運ぶための健康維持効果があります。

ネイティブアメリカンは古くからこのノコギリヤシを、滋養強壮の作用のある植物として昔から摂取していました。

実は、このノコギリヤシに髪の毛の脱毛を防ぐ効果が期待できるとして、最近注目を浴びています。

ノコギリヤシに含まれている成分は遊離脂肪酸やステロールなどがあり、こういった成分は、頻尿を防ぐ働きも持っています。

さらに、膀胱や前立腺の筋肉の収縮を抑えてくれる働きもあるため、排尿に関する障害や、前立腺肥大にも効果があります。

育毛とノコギリヤシの関係

ノコギリヤシに含まれる、ステロールやオクタコサノールという成分が、還元酵素である5αリダクターゼの働きを抑制してくれます。

この5αリダクターゼは、男性ホルモンテストステロンと結合することにより、男性型脱毛症の主な原因である「ジヒドロテストステロン」という悪玉ホルモンを作り出します。

薄毛の人はこのジヒドロテストステロンの生成量が多いとされています。

つまり、このジヒドロテストステロンを生成する要素の一つである5αリダクターゼという還元酵素の生成を抑制することができれば、薄毛の原因であるジヒドロテストステロンも生成されなくなるので、脱毛を防ぐことができるというわけです。

しかし、ノコギリヤシはそれ自体が販売されているということはほとんど無く、摂取するとしたら、サプリメントからの摂取になります。

薬局で販売されているノコギリヤシのサプリメントを購入したり、様々な育毛成分の配合された育毛サプリの中の一つの成分としてノコギリヤシのエキスが使用されていたりするので、それらを服用することによって、ノコギリヤシの成分を体に取り入れることができます。

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ノコギリヤシとイソフラボンの併用による育毛効果

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イソフラボンには、更年期障害や骨粗しょう症を予防する効果があったり、美肌の効果があったりするので、よく「女性の味方」と言われます。

なぜこのような効果があるのかというと、イソフラボンには、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」とよく似た作用があるためです。

これはイソフラボンとエストロゲンの分子構造がとても似ているためです。

エストロゲンはホルモンバランスを整え、男性ホルモンの過剰分泌を抑えるという作用があるため薄毛の予防に高い効果が期待できると言われています。

イソフラボンを摂取する1日の上限量は70mg から75mg と食品安全委員会が定めています。

これは安全性に気を使って定められた数字なので、多少超えたぐらいで何かしらの副作用が起こるということは少ないですが、過剰摂取には気をつけたほうがよさそうです。

では、このイソフラボンと、先ほど紹介した、ノコギリヤシを同時に摂取することによって、どのような効果が期待できるかを説明します。

ジヒドロテストステロンの生成を抑制する

先ほどお伝えしたように、男性型脱毛症の原因であるジヒドロテストステロンは、5αリダクターゼと男性ホルモンであるテストステロンが結合して作られます。

ノコギリヤシもイソフラボンもどちらもこの要素のうちの一つ、5αリダクターゼの生成を抑制する作用があります。

国立癌研究所が出している論文にも、イソフラボンが5αリダクターゼの生成を抑制するということについて触れており、科学的な証明もされています。

また、イソフラボンには男性ホルモンの過剰分泌を抑制する作用もあるので、ジヒドロテストステロンを形成するもう一つの理由であるテストステロンの生成も波抑えることができます。

つまり、ノコギリヤシからは5αリダクターゼの抑制、イソフラボンからは5αリダクターゼとテストステロン両方の抑制という効果があるため、アプローチの方向が違うものの2種類とも、ジヒドロテストステロンの発生を抑制するという効果が期待できるのです。

副作用が少ない

ジヒドロテストステロンの生成を抑制する作用のある育毛治療薬としては、プロペシアが有名ですが、プロペシアを使用すると倦怠感やだるさ、男性機能の低下など様々な副作用があると報告されています。

しかしノコギリヤシもイソフラボンも自然成分ですので、副作用は少ないです。

過剰に摂取することによって何らかの副作用が体に起こる可能性はゼロではありませんが、その可能性は極めて低いです。

そのため、副作用なく安全に育毛を行いたいという場合、このノコギリヤシとイソフラボンの併用というのはお勧めです。

≫タンパク質が豊富な食べ物で育毛

亜鉛とノコギリヤシの併用による育毛効果

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髪の毛はたんぱく質によって作られますが、単純にタンパク質の多い食物を摂取すれば、それが髪の毛になるというわけではありません。

タンパク質は、そのままでは髪の毛になることはできず、ケラチンタンパク質という種類のタンパク質にアミノ酸の構成を変えなければなりません。

亜鉛は、そのタンパク質をケラチンたんぱく質へとアミノ酸結合を変更させる働きを持っています。

そのため、タンパク質と同時に亜鉛を摂取することが重要になります。
また、亜鉛には5αリダクターゼを抑制するという作用もあるので薄毛を予防するという意味でも効果があります。

しかし、亜鉛は、日本人に不足しがちな栄養素の一つで、成人男性は1日に15ミリグラム程度の亜鉛の接種を推奨されていますが、それだけ摂取できている方はほとんどいません。

また、亜鉛は体内で作り出すことができない成分なので、食事によって摂取するしかありません。

しかし、ファストフードやインスタント食品の中には亜鉛が少ないため、なかなか十分な量を食事で摂取することができない現状があります。

また、亜鉛はストレスを感じた時やアルコールを分解する時、汗をかくような時などに多く消費されるので、現代人が消費しやすい栄養素の一つでもあります。

そのため、亜鉛を効率よく摂取するためには食生活の改善をするのと同時に亜鉛を配合したサプリメントなどで摂取するのもお勧めです。

では、亜鉛とノコギリヤシを同時に摂取すると育毛の観点からどのような効果があるのでしょうか。

ダブルの5αリダクターゼ抑制作用

育毛を目的としてノコギリヤシを摂取する場合の目的は、5αリダクターゼの抑制です。

この5αリダクターゼの抑制という作用は亜鉛にも含まれていますので、2つの方向から5αリダクターゼの生成を阻害するという効果が期待できます。

ということはつまり、何度もお伝えしているように、5αリダクターゼはジヒドロテストステロンの生成に深く関わっていますので、男性型脱毛症の原因であるジヒドロテストステロンを発生させないという方向に体を導く効果があります。

抜け毛予防+発毛促進

5αリダクターゼを抑制することによって抜け毛が予防されるということがわかりましたが、発毛についてはどうでしょうか。

上記でお伝えしたように、亜鉛にはケラチンタンパク質を作り出す作用がありますので、新しい髪の毛を作り出す作用を助けます。

そのため、抜け毛を予防するだけではなく新しい髪の毛を作るという方向にも体を導きます。

つまり、ノコギリヤシと亜鉛を同時に摂取することによって、抜け毛の予防+発毛というバランスの良い育毛を行うことができるのです。

≫亜鉛がもたらす髪への影響

まとめ

  • ノコギリヤシの成分には育毛促進の効果がある
  • ノコギリヤシとイソフラボンは併用しても副作用が少ない
  • ノコギリヤシと亜鉛を併用すると抜け毛の予防と発毛が期待できる

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