抜け毛で、あなたの髪の毛健康診断。

[最終更新日]2016/11/25

抜け毛のタイプは、人によってさまざまです。抜け毛対策は、まず自分の抜け毛のタイプを知ることから始めましょう。抜け毛を引き起こす原因をご紹介するとともに、だれでも簡単にできる抜け毛対策について、詳しく説明いたします。

男性と女性の抜け毛の違い

抜け毛というと男性をイメージしてしまうものです。しかし、抜け毛は男性だけの悩みではなく女性にも共通した悩みなのです。女性の抜け毛は、男性の抜け毛とはタイプが異なります。生え際や頭頂部周辺が薄くなるのが、男性の薄毛の特徴です。それに対して、女性の薄毛の特徴は、髪の生えている領域は変わらずに、ボリュームだけがダウンするという特徴を持っています。

男性と女性の抜け毛の違いを、もう少し詳しく解説いたしましょう。

男性の抜け毛の原因

aga 頭頂部

  • AGA(男性型脱毛症)…男性の抜け毛の原因として、もっとも一般的なものがAGA(男性型脱毛症)です。男性ホルモンに起因する脱毛症で、30代以降に発症することが多いといわれています。最近では10代~20代の若い世代でも発症する人が増えています。AGAは遺伝と関係があるといわれていて、親族に薄毛の人がいるようであれば、早めに対策することをおすすめします。

女性の抜け毛の原因

女性 前髪 薄毛

  • 老化に伴うホルモンバランスの乱れ…女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減少してしまいます。髪の成長と関わりが深いエストロゲン。エストロゲンは、生理周期の前半期間を安定させる役割があります。女性ホルモンの一種で、女性ホルモンが減少するとエストロゲンも減少することになります。そして、エストロゲンが足りなくなってしまうと、髪が痩せたり抜けたりしてしまうのです。
  • 出産後のホルモンバランスの乱れ…妊娠中、エストロゲンは減少します。そして、出産が終わると元に戻ろうとします。その際、急激にエストロゲンの分泌量が増加するため、ホルモンバランスの乱れを招くことがあります。そして、ホルモンバランスが乱れると、それが抜け毛の原因につながります。

男女に共通する抜け毛の原因

  • 食生活、生活習慣髪の毛は夜間に成長します。昼間は活発に活動を続ける脳や消化器に多くの血液が運ばれますが、夜間は脳や消化器が休息状態となり、骨や皮膚に多くの血液が循環するようになるためです。また、髪の毛の成長にはさまざまな栄養素が必要になります。
    そのため、昼夜逆転の生活や暴飲暴食、食生活の乱れは、抜け毛や薄毛の原因になってしまうこともあるのです。高カロリーの食事をとり続けると皮脂の分泌量が多くなり、頭皮の毛穴が詰まってしまうこともあります。その結果、髪の成長を阻害してしまうことがあると考えられています。
    喫煙によって体内に取り込まれる煙には微量の一酸化炭素が含まれていて、毛細血管を傷つけてしまうことがあります。その結果、血流が悪くなり、髪に悪影響を与えることも考えられます。また、運動不足によっても血流が悪くなります。毎日適度な運動を心掛けるとよいでしょう。
  • 間違った頭皮ケア…パーマやカラーリング、誤ったやり方の洗髪を繰り返すうちに、頭皮や毛根を痛めてしまう恐れがあります。そして、ヘアサイクルが正常に機能しなくなる原因になってしまうことも考えられます。
  • ストレス…ストレスは、ホルモンバランスや自律神経のバランスを乱す原因になります。よって、ストレスを溜めると、頭皮や毛母細胞への栄養供給に支障をきたしてしまいます。
  • 病気…意外に思うかもしれませんが、病気も抜け毛や薄毛の原因になります。とくに内臓の病気を持っていたり、内臓の手術をしたりした場合は、血流が患部に集中するようになります。その結果、頭皮への血流が不足してしまい、抜け毛や薄毛の原因になることがあります。

抜け毛のチェックポイント

抜けた髪の毛の形状を確認することで、自然なサイクルによって抜け落ちたものか、薄毛につながる可能性があるものかを判断することができます。判断の目安となる抜け毛の部位と形状について、詳しく説明いたします。

毛根

毛根

自然なサイクルによって抜け落ちた髪の毛の毛根は、ラグビーボールのような楕円形をしているのが一般的。その一方で、毛根の形が歪んでいる、毛根が極端に細かったり色が白く濁っていたりするものなどは、ヘアサイクルの途中で抜け落ちた、いわば「異常」な抜け方をした髪である可能性が高いといえるでしょう。

太さ

抜け毛の中に細い毛がたくさん混ざっているような場合は、薄毛が進行している、または進行する可能性があると考えられます。個人差はあるものの、日本人の髪の太さは0.08ミリ程度が一般的だといわれています。ただ、体質的に髪が細い人もいます。ご紹介した太さは、あくまでも目安として参考にするようにしてください。

毛先

毛先が細く弱々しい髪の毛は、何らかの原因で成長しきれずに抜けてしまったものです。通常、健康な髪の先端は、カットしたときの切り口がそのままの状態で残っているものです。

コツコツ抜け毛対策

それでは、薄毛の原因別に対策法を見ていきましょう。

AGA(男性型脱毛症)対策

AGAは遺伝的要素が強く、男性ホルモンの一種であるテストステロンの影響によって、髪の成長が抑制、抜け毛へとつながる疾患です。

日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン」によると、AGAに効果を発揮するのは「ミノキシジル」と「フィナステリド」。おすすめは、フィナステリドを主成分とする「フィンペシア」と、ミノキシジルを配合した「ロゲイン」と「ポラリスシリーズ」、「ミノキシジルタブレット」など。

カラーリングやパーマ

女性にとっては、カラーリングやパーマなどの髪のお洒落は欠かせないものです。しかし、これらに使用される溶剤には刺激性物質が多く含まれ、髪や頭皮を痛めてしまう可能性があります。

抜け毛や薄毛が気になる場合は、カラーリングやパーマを控えることをおすすめします。白髪染めなどが必要なときは、なるべく髪や頭皮に負担がかからない溶剤で施術してもらうよう、美容師と相談するようにしましょう。

生活習慣の見直し

抜け毛や薄毛と大きな関わりをもつ食生活。ダイエットや食事制限によって摂取する栄養が不足すると、髪にまで栄養が行き渡らなくなり、髪の成長に必要な栄養が不足してしまいます。日頃からバランスのとれた食生活を心掛けることが大切です。

睡眠の質を向上させることも、抜け毛や薄毛の対策には有効です。成長ホルモンが多く分泌される22時から深夜2時に良質な睡眠をとることで、髪の成長を促すことができます。

さらに、ストレスを溜めないことも、抜け毛・薄毛対策には大切。自分なりのストレス発散法を見つけて、ストレスとは無縁の生活を送るようにしましょう。抜け毛を気にし過ぎることもストレスの原因になります。焦らず、長期的な対策で改善を目指すようにしましょう。

ホルモンバランスを整える

女性の場合、女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの乱れも、抜け毛や薄毛の原因として挙げられます。女性のホルモンバランスを大きく乱す要因としては、加齢や出産、経口避妊薬(ピル)の服用などが考えられます。乱れたホルモンバランスを整えるには、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品などの食材を、意識的に摂るようにすることをおすすめします。

先にご説明した、栄養バランスのとれた食事や規則正しい生活、適度な運動、ストレスフリーな生活などと併せて実践してみるとよいでしょう。

シャンプー

頭皮のトラブルを起こさないことも、抜け毛・薄毛対策には大切です。汚れや皮脂が残っていたり、乾燥したりすると、頭皮は炎症を起こしやすくなります。健康な頭皮を保つためには、自分の頭皮に合ったシャンプーを選び、正しくシャンプーすることが重要です。

育毛剤

次にご紹介する成分が配合された育毛剤を使って、頭皮のマッサージを行うのも効果的です。

  • センブリエキス…血行促進効果と毛母細胞の働きを活発にする働きがあります。
  • グリチルリチン酸2K…フケやかゆみを抑える効果が期待できます。
  • ヒオウギエキス…男性ホルモンを抑制する働きがあります。
  • オランダカラシエキス…頭皮の乾燥を防ぎます。

まとめ

  • 薄毛は、男性の場合「AGA(男性型脱毛症)」。女性の場合は「ホルモンバランスの乱れ」が主な原因。
  • セルフ診断するポイントは、抜け毛の部位と形状をよく見ること。
  • 育毛剤でケアする場合は、成分に注目してみると効果的。

 

 

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