引っ張りすぎは脱毛症の元?牽引性脱毛症とは

[最終更新日]2016/06/27

牽引性脱毛症

街を歩いている若い女性のヘアアレンジはとっても凝っている方が多いです。

とても可愛いと思いますが、実はその髪型が脱毛症を発症させてしまう可能性があるのをご存じですか?

牽引性脱毛症という脱毛症で、なんとなく漢字で何が原因かわかりますよね。

今回はその牽引性脱毛症について詳しくお話したいと思います。

牽引性脱毛症とは?

牽引性脱毛症とは引っ張られることにより、頭皮の血行が阻害されることが原因となって起こる脱毛症です。ポニーテールなどアップヘアなどをよくする人に多い脱毛症です。子供のころからバレエ、体操、シンクロナイズドスイミングなどを習っているような方は要注意です。

牽引性脱毛症

強く頭皮を引っ張り続けることにより、頭皮の血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなるということは毛根に充分な栄養を運べなくなるということを意味します。毛根に栄養が充分に運ばれない状態が続くと、髪の毛は段々と抜け落ちてしまいます

更に、栄養が行き渡らないので、新陳代謝も遅くなり、結果として育毛もうまくいきません。なかなか新しい髪の毛が生えてこないということを意味します。それで、髪の毛が薄くなります。このような脱毛症を牽引性脱毛症と言います。

どちらかと言うと女性に多いですが、男性にもあります。男性もロングヘアにする人が珍しくない時代です。そして、ロングヘアにしていた男性が数年後に薄毛に悩んでいたりするケースも、身近にわりとあるのではないでしょうか?

牽引性脱毛症の原因ってなに?

牽引性脱毛症の原因はずばり髪を引っ張り続けることにより、頭皮の自然な血行を阻害してしまいます。栄養分や酸素を運んでいる血液の流れが悪くなると、必要な栄養素を頭皮に運べなくなってしまいます。

栄養素が充分に運ばれないと、頭皮そのものが傷みます。毛根に栄養分も充分に運ばれなくなります。そうなると、髪の毛は抜け落ちていってしまいます。これが、牽引性脱毛症の原因となります。ただ髪の毛を引っ張ることで、毛根が傷ついて、髪が抜け落ちるということではないのです。血行が悪くなるということがポイントになります。

こんな女性は牽引性脱毛症に注意!

習い事などでアップスタイルにしないといけない女性

バレエ、体操、シンクロナイズドスイミング、フィギアスケート……など、髪をきつく束ねなければならなかったり、束ねたほうが良かったりする習い事をしている女子は要注意です。どうしても、アップにして、整髪剤をつけて、汗をかいてという状況はかなり頭皮に負担をかけます

特に、きつく束ねてシニヨンを作ったり、編み込んだりすることが多いと、どうしても髪の毛をかなり引っ張ることになります。それで、頭皮の血行を悪くしてしまいます。これが牽引性脱毛症に最もなりやすい状況です。

分け目を変えない女性

今ははっきりとは分け目をつけないヘアスタイルが主流ですので、きっちりと線を引くような分け方をする人は少ないでしょう。

しかし、同じようなところで分けているのではないでしょうか? 実際、分け目をかえるというのはそんなに簡単なことではなかったりしますね。人によってはかなり毛の生え方に癖があったり、つむじの場所の関係で、分け目を変えるのがかなり難しかったりする場合もあります。

牽引性脱毛症

それで、同じ所で分けるべきではないとわかっていても、結局同じ所から分けてしまう方は少なくないでしょう。また、せっかくいつもと違う所から分けてみても、髪にすっかりと癖がついてしまっていて、結局、元の分け目に自然と戻ってしまうケースも良くあります。

このままずっと分け目を変えないでいると、分け目の部分の頭皮の見える面積が大きくなっていきやすいです。時々、分け目の状態をよくチェックしてみると良いでしょう。

ずっとロングヘアの女性

ロングヘアだということは、長い髪の重みが頭皮にずっとかかりつづけているということになります。ロングヘアの方が、いきなりショートにすると、かなり首から上が軽く感じると聞いたことはありませんか? それだけショートヘアよりも頭皮は髪の重みで引っ張られ、血行が悪くなっているようです。

牽引性脱毛症の対策

同じヘアスタイルにしない

ヘアスタイルをあまり変えない女性は決して少なくないですね。定期的に長さを切り揃えるとか、パーマをかけるとかはするけれど、分け目は変えないままの方も多いようです。

気に入っていて、似合っていると思われるヘアスタイルはなかなか変える決心がつかない方もいるでしょう。けれど、ヘアスタイルを変えるほうが、頭皮の同じ部分に同じような負担がかかりにくいです。

アップにしている時間をできるだけ減らす

牽引性脱毛症に気がついたら、できるだけアップにする時間を短くしましょう。可能であれば、少しだけ緩めなアップにしましょう。

頭皮が皮膚呼吸しやすい状況を作ってあげる

ポニーテールにしたりしていると、頭皮の皮膚呼吸を髪が邪魔してしまうことがあります。更に、ポニーテールやアップスタイルをキープするためのヘアスプレーやワックスなどを頭皮にまでつけてしまって、頭皮の環境を著しく悪くしている場合もあります。これは頭皮を傷めてしまいます。牽引性脱毛症の間接的な原因になりますが、注意しておいたほうがよいでしょう

ヘアスタイルを整える時、丁寧に扱うようにする

ヘアスタイルをはやく完成させたくて急いでいる場合など、髪の扱いが雑になってしまい、頭皮に負担をかけてしまいます。髪も痛めてしまいます。髪を守りたいのであれば、優しく丁寧に髪を扱うようにしましょう

生活習慣を整える

睡眠時間をしっかりととる

スマホやPCでいつまでもSNSをしていると、眠るタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。また、PCやスマホの明かりが、入眠を妨げるとも言われています。眠る直前かで、PCやスマホを使わないようにしましょう

牽引性脱毛症

バランスの良い食生活をする

偏食の多い方、シフト勤務の方、食の細い方、そしてかなり厳しいダイエットをしている方は、栄養のバランスがきちんととれていない可能性もあります。長期間、栄養のバランスがきちんととれていなければ、頭皮にも髪にも悪影響が出てきても、不思議ではありません。

ダイエットをしてもいいですが、時々は自分の食生活を見直して、栄養がきちんと摂取できているかを確認してみましょう。

エクステはやめる

オシャレな若い方には少々酷ですが、エクステはかなり頭皮に負担をかけます。自分でも頭皮に負担がかかっていると感じる方も少なくないでしょう。エクステのおしゃれはある程度楽しんだら、一旦やめてみましょう。少しでも頭皮にかかる負担を少なくしないと、牽引性脱毛症の改善は難しいです。

マッサージの時力を入れすぎないようにする

頭皮の血行をよくするために、育毛剤をつけてマッサージをする場合など、マッサージはあまり強い力で長い時間行わないようにしましょう。確かに頭皮の強めのマッサージは気持ち良かったりするのですが、頭皮にとってはかなりの刺激になってしまいます。

牽引性脱毛症

広い範囲で、毛根にまでダメージをしっかりと与えてしまえば、牽引性脱毛症が治るまでに、時間がかかってしまいます。

ツボを押してみる

強い力でのマッサージはオススメしませんが、軽くツボを押してみるのをオススメします。特にオススメなのが、百会(ひゃくえ)という頭のてっぺんにあり、たくさんの健康効果が期待できるツボです。

これは耳の一番高い所からそのまま頭の頂上まで上がった位置にあります。指で押すと、少々痛みがありますが、気持ちよく感じるのではないでしょうか?このツボを押してみましょう。ただし、食後30分は時間をおいてから、ツボ押ししましょう。

育毛剤を付けた後のマッサージも、このツボを意識しながら、強すぎない力で行うとよいでしょう。

育毛剤を使う

最もはやく効果を期待できる方法は育毛剤を使うことでしょう。ただし、女性用の育毛剤でなければいけません。ご主人や彼氏の男性用の育毛剤ではいけません。今は脱毛で悩んでいる女性が多くなったせいか、女性用の育毛剤も種類がとても豊富になりました。

牽引性脱毛症

しかも、嬉しいことにネットで簡単に注文でき、宅配までしてくれますので、かさばって重みのある液体の育毛剤を購入して自分で持って運んでくる必要はありません。

尚、育毛剤は使ってすぐに効果が出るわけではありません。毛はすぐに伸びてはきません。できれば3ヶ月くらい使ってみなければ、効果ははっきりとは自覚できないでしょう。

育毛剤は、定期購入などのサービスを利用して、少しでもお得に仕入れ、気長に使ってみましょう

牽引性脱毛症はロングヘアの方は特に注意が必要のようです。なるべく血行が悪くならないように工夫するのが大切ですね。

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