その悩み、一緒に考えませんか?出産後の抜け毛の原因と対策

子供が寝返りをしようと頑張っていたころなので、私の場合、産後5ヶ月ごろ気が付きました。髪をとかすと櫛にごっそり。髪を洗うと排水溝にごっそり。

「ん?もしやこれが産後脱毛症か?」と頭によぎるものの赤ちゃんのお世話で自分のことは二の次。

実家に帰ると「あんたが来たあとは落ちている毛が半端じゃないわ~」といわゆるコロコロと呼ばれる粘着クリーナをもって母が私のあとをついてハイハイしていました(笑)

産後の一次的なものとはいえ、女性にとって髪は命!原因と対策を検証しましょう!

産後の抜け毛に悩んでいるのはあなただけじゃない!

出産後の脱毛で悩む女性は40%とも70%とも言われています。女性ホルモンの影響がとても大きいので、気づかないくらい軽くすむ方もいれば、ウィッグを使用する方もいらっしゃいます。

一言でいうと「髪が抜けるのはあなただけではない!」ということです。

私の場合、生え際と分け目が悲惨でした・・・。まず、全体的に髪がうすくなり、コシやハリがなくなりました。残っている髪も細くなり、「分け目?はげ?」という状態です。

髪をおろしていると目立つので(家事育児で面倒だということもありましたが)基本一つ結びで過ごしていました。その後、生え際も後退し、うぶ毛のように弱々しく、くるんくるんというかふにゃふにゃに。

髪をまとめていても、おそらく一度抜けてからくるんくるんになった産毛状の生え際の毛は短いため、まとまりきらずに飛び出てしまい、どうしたものかと悩んでいました。

お出かけの時はスプレーで固めてバレエリーナ風にお団子を作っていました。感覚的ですが、生理が再開されたころに脱毛の悩みは解消されましたよ!!

産後の抜け毛の原因は?

産後の脱毛症の主な原因はホルモンバランスにあります。女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)があり、妊娠中は赤ちゃんを育てるために2つともたくさん分泌されています。

出産後 抜け毛

しかし、産後、大量にある2つのホルモンが必要なくなり、正常なバランスに戻るために急激に減少します。この女性ホルモンの減少により脱毛が起こります。

なぜ、女性ホルモンで脱毛?と不思議に思われたかと思いますが、女性ホルモンのエストロゲンは髪の毛を抜けにくくする働きがあり、プロゲステロンは髪の毛を育てる働きがあるのです!

妊娠中、「毛深くなったなー」と感じた方は多いのではないでしょうか。私は当時「毛までお腹の赤ちゃんと守ろうとしているのね!」とマタニティーハイも相まって増えたうぶ毛をけなげに思っていたのですが、実はこれは女性ホルモンの影響でした…。

妊娠中に増加した女性ホルモンによって、抜けるはずの毛は保持され、必要以上に成長していたのです。産後、この抜ける予定だった毛と、抜けにくくするホルモンがなくなり保持力がなくなった毛が抜け落ちます。

そして、髪を成長させるホルモンが減ったことで成長できず細く弱々しくなります。これが産後脱毛症のメカニズムです。

産後慣れない赤ちゃんのお世話で精神的にも肉体的にも疲れが蓄積されています。睡眠不足とストレスも髪の成長に悪影響です。ストレスによりホルモンバランスがより乱れることが知られています。

また、自律神経のバランスを整えるためにも昼夜逆転しないように気を付けてください。赤ちゃん優先の生活でもごはんをしっかり食べ栄養をとってくださいね。栄養不足は髪にもよくありません

母乳育児によってママの身体は栄養不足になりがちです。あ!産後のダイエットは育毛にはダメですよ!母乳をあげていればそれだけでダイエットになりますし、ミルクのままでも赤ちゃんのお世話が重労働なことはご存じですよね?

ダイエットを考えるなら、食事制限ではなく、ゆっくり時間をかけて健康的にやせられるように考えてみてくださいね。

産後の抜け毛の対策方法

女性ホルモンの影響はある程度仕方のないことです。一番は気にしすぎないことです。気にしすぎてさらにストレスになっては元も子もありません。合言葉は「みんな同じ!産後の今だけ!」です。…と、いっても気になりますよね?対策として今日からできることを挙げてみましょう。

最も大事なのは髪を作るのに必要な栄養素:カルシウム・ミネラル(亜鉛、鉄)・ビタミンB群・タンパク質を多くとり睡眠をしっかりとることです。この栄養が含まれているのは、乳製品や小魚、貝類、レバーやほうれん草、豚肉や魚、大豆など、いわゆる体にいいものばかりです。

出産後 抜け毛

忙しいとおにぎりだけ、パンだけと炭水化物のみになりがちですが、3食のうち1食だけでも意識できると体と髪にとっていい食事といえますね!

偉そうなこといいながら、私は食事に気をつかう時間的・精神的余裕がなかったので、おやつを(パンと)小魚チップにしたり、飲み物を豆乳に置き換えたり、お味噌汁に鰹節を足したりと、手間をかけずにできることをしていました。

特に大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするのでオススメです。手っ取り早く確実に栄養と取りたいのでしたらサプリメントも有効です。

睡眠不足の解消には、赤ちゃんと一緒に添い寝をしてはいかがでしょう。疲れも解消され、赤ちゃんもママの匂いで落ち着き、夜泣きが少なくなり一石二鳥です!狙い目は髪の成長を促す成長ホルモンのゴールデンタイムともいわれる夜の10時から深夜2時です。

出産後 抜け毛

もっと直接髪へ効果のあるものとして、女性ホルモンを含む育毛剤があります。妊娠出産によって体質が変わる方が多いので化粧品と同じように自分に合ったものが必要になります。

かゆみやかぶれなど副作用があると大変なので、無添加のものがいいでしょう。同時に無添加であれば、赤ちゃんへの影響も少ないので安心ですね。

産後の脱毛症専用の育毛剤がありますのでチェックしてみはいかがでしょうか。注意点として、すぐに効果がないことと継続して使うことです。「育毛剤を使用したから次の日にはコシのある髪へ!!」とはなりません。個人差はありますが2ヶ月くらい様子をみてくださいね。

他の脱毛症の可能性も?

産後1年以上たっても脱毛で悩んでいらっしゃる場合、産後脱毛症ではない可能性があります。医療機関への受診を視野にいれてください。

脱毛の症状として、ストレスでおこる円形脱毛症のほかに、全体的に髪が薄くなるびまん性脱毛症と、ひっぱりすぎで髪がぬける牽引性脱毛症があります。

びまん性脱毛症の原因として産後の脱毛、更年期障害、老化、ストレスがあります。更年期障害は産後と同様に女性ホルモンが減少するので髪の毛が抜けやすくなります。

女性ホルモンの分泌がおちつけば症状も落ち着く傾向にありますが気になるようでしたら婦人科を受診してくださいね。生理が再開せず、産後脱毛が激しい場合も女性ホルモンによる影響が大きいので婦人科です。

また、頭皮に炎症がある場合は皮膚科、精神的に負担がかかり円形脱毛症を発症している場合は皮膚科か精神科や心療内科への受診が適しています。症状をみてどの科を受診するか決めてください。

髪がどんどん抜けていくのはとてもストレスになりますよね。解かります。でも悩んでいるのはあなただけではありませんし、一過性のものです。必ず元に戻ります。

ストレスのためすぎはよくありません。上手に息抜きをして、育児を楽しみましょう!

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