あなたは、自分の家系がハゲ家系だからはげるのは仕方ないと諦めてはいませんか。
ちょっと待ってください!!生活改善すれば薄毛は防げるんですよ!!まずは、あなたの生活習慣を振り返ってみましょう。
今回は、生活習慣と薄毛の関係について詳しくお話します。
薄毛は遺伝だけじゃない?
ずばりいいます。薄毛の原因は遺伝だけではありません。実は遺伝による薄毛は、全体の25%といわれています。つまり必ずしもみんなが薄毛になるわけではないということです。また、遺伝により薄毛になりやすい体質でも進行を遅らせることはできるのです。
遺伝による薄毛には、額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方または両方薄くなってくるAGA(男性型脱毛症)というものがありますがAGAではない場合には原因を取り除けば、薄毛は改善されますので希望を捨てないようにしましょう。
あなたは、不規則な生活を送っていないでしょうか。生活習慣はあなたの薄毛の進行を左右します。不規則な生活習慣により頭皮環境が悪化することで、AGAの方の薄毛もさらに進行してしまいます。また、頭皮環境が悪いままいくら効果的な育毛剤や、薬を服用しても効果は得られません。生活習慣を整えれば、髪だけでなく身体も調子が良くなりますよ。それでは、どのような点に注意するとよいのかみていくことにしましょう。
気をつけたい生活習慣のポイント
食生活
食事は髪にも大きな影響を与えます。外食ばかりしている。ジャンクフードが好きで肉ばかり食べている、お菓子を食べすぎているなんてことはありませんか。
脂質の多い食事や栄養が偏ると血液はドロドロに。このような人たちは髪の毛の生成に必要とされるビタミンやミネラルが不足しています。野菜中心の栄養バランスがとれた食事を心がけましょう。
睡眠
質のいい睡眠をとることも大切です。髪は夜に成長します。22時~2時までは成長ホルモンの分泌が盛んな時間です。この時間には布団の中で寝ているようにしましょう。
また、この時間に食事するのもNGです。肥満の原因になるだけでなく血液が消化を促すために胃に集中してしまい髪が成長できなくなります。
ストレス
ストレスと薄毛には密接な関係があります。ストレスは自律神経やホルモンのバランスが崩れ血流を悪化させてしまいます。血流が悪くなるとうまく髪に栄養が行き届きません。結果薄毛の原因となるのです。
ストレスと上手に向き合って、ストレス解消することが大切です。毎日、湯船につかってリラックスする。趣味をみつけストレスになるものを忘れられる時間を作る。ストレスそのものをなくす努力をするなど、工夫してみてくださいね。
タバコとお酒
タバコに含まれるニコチンは血管収縮作用があり、血流が悪くなるということは頭皮への栄養がうまく届きません。また髪の毛が作られる上で大切なビタミンCをも破壊してしまいます。まずは少しずつ本数を減らしていきましょう。
お酒も同様にほどほどにしましょう。髪の毛を作るときに必要になってくるアミノ酸をアルコールが肝臓で分解される際に消費してしまうため髪に必要なアミノ酸がなくなってしまうのです。
運動
筋肉量が低下し、血液の流れが悪くなります。血液の流れが悪いと髪に十分な栄養が行き届きません。また、運動をすると疲れて質の良い睡眠がとれるだけでなくストレス発散にもなります。
朝シャン
朝のシャンプーは皮脂を洗い流し頭皮を紫外線にさらす危険があるので避けましょう。スタイリングや日中の汗などの1日の汚れを夜に洗う。これが理想です。
疲れて寝てしまうのは分かりますが汚れをそのままにしているのはよくありません。上記で説明したように髪は夜に成長しているからです。髪が汚れたままだと髪の毛の成長がうまくいきません。
夜髪を洗っても朝も洗わないと気が済まない方は、お湯で流す程度にしておきましょう。
なかでも食事は大切!
私たちが普段口にするものが髪の毛の元となっています。そう考えるとその質が問われますよね。次は、薄毛に効果的と言われている食品を紹介していくことにします。
納豆
納豆には、髪の毛の基礎となるたんぱく質を多く含んでいて、髪の毛によい食材と言えます。大豆に含まれているイソフラボンには男性ホルモンであるテストステロンの分泌を抑制する効果があります。またナットウキナーゼにも血行促進が期待できます。そしてビタミンB2が皮膚の新陳代謝を促し皮膚の環境を整えます。
高野豆腐
先ほどたんぱく質が髪の基礎となるとお伝えしましたが、亜鉛が不足すると髪がうまく成長できないというデータがあります。高野豆腐はたんぱく質と亜鉛が含まれ、男性ホルモンの分泌を抑え、血管を拡張するビタミンEも含んでいます。閉経後の女性にはおすすめの食材です。
生牡蠣
亜鉛を多く含んだ食材には、牛肉、豚レバーなどがありますが、生牡蠣特に亜鉛を多く含んでいる食材です。亜鉛は男性には特に必要な栄養素ですが摂取が難しいとも言われています。
いわし
たんぱく質、亜鉛を含んだ食材です。新陳代謝を促すビタミンB6も含んでいます。
乳製品
乳製品にも、たんぱく質、亜鉛、ビタミンB群が含まれています。
レバー
レバーにもたんぱく質、ビタミンB群さらに、良い頭皮環境を保つために必要なビタミンAも含んでいます。頭が脂っぽい方はレバーを食べることをお勧めします。
ナッツ
たんぱく質とビタミンEが多く含まれている食材です。
ビタミンEで血行が良くなると髪に十分な栄養がいきわたりやすくなる効果があります。
焼きのり
意外かもしれませんがビタミンC、ビタミンA、ビタミンB2と多くのビタミンが含まれている食材です。ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠でビタミンAは頭皮の健康を保ちます。ビタミンB2には新陳代謝を促す効果があるためとても素晴らしい食材と言えるでしょう。また焼きのりはストレスからの抜け毛対策にも期待ができます。
緑黄色野菜
積極的に摂ってほしい食材が緑黄色野菜です。かぼちゃ、ニンジン、ブロッコリー、ほうれん草などが含まれます。緑黄色野菜はビタミンを多く含んでいるため抜け毛の効果や、皮脂の分泌を防ぎ、新陳代謝も高めてくれます。油でいためると吸収率が上がるのでおすすめですよ!!
柑橘類
ミカンやグレープフルーツなどビタミンCが多く含まれています。抜け毛を防ぎ抗ストレスホルモンの分泌を促します。
頭皮ケアや運動も大切?
食事を中心にみてきましたがその他にも気をつけてほしい点がいくつかあります。
それはズバリ生活習慣の見直しです。あなたは、規則正しい生活が送れているでしょうか。
最近運動はしていますか?運動不足や肥満は血行を悪くし栄養が頭皮に十分行きわたりません。いくら食事に気をつけて髪の毛によいものを摂取してもこれじゃ意味がありません。
そして早寝早起きができていますか?ストレスはたまっていませんか?22時から2時の髪の毛のゴールデンタイムには寝るようにし、ストレスは上手に発散することで薄毛対策になりますよ!!
最後に入浴です。あなたは髪の毛をゴシゴシ熱いお湯でこすっていませんか?実はこれは間違いです。ゴシゴシ洗いは頭皮を傷つけるだけでなく、残しておかなければいけない皮脂までも洗い流してしまいます。また、できれば温度は38℃がベストです。洗うときは指に腹で優しくマッサージしてください。
薄毛対策は、規則正しい生活とバランスのとれた食事です。毎日の生活を少しずつ変えていく努力をしてくださいね。
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