円形脱毛症の治療は皮膚科!鍼灸治療は効果がないって本当?

皆さんは円形脱毛症になったことはありますか?

最近になって初めて円形脱毛症になった方もいるかと思いますが、円形脱毛症はどこへ行けば治せるか意外とわからないものですよね。

実は円形脱毛症は皮膚科で診てもらえます。
そこで今回は皮膚科での円形脱毛症の治療法をいくつかご紹介します。

皮膚科での治療方法ってなにがあるの?

円形脱毛症 皮膚科

まず病院の皮膚科で受けられる治療法をご紹介します。

ステロイド局所注射

ステロイドというのは炎症や免疫反応を抑える効果がある薬品で、これを円形脱毛症の患部へと注射する治療法です。脱毛の原因として考えられている自己免疫疾患に有効な治療法となっています。
他にもステロイドを用いた飲み薬や塗り薬での治療もあります。

円形脱毛症にステロイドの注射は有効?|対象と副作用なども解説(関連記事)

局所免疫療法

スクアレン酸ジブチルエステルやジフェニルシクロプロペノンという薬品を用いて人工的にかぶれを起こして発毛を促す治療法です。こちらは子供の円形脱毛症にも使われる治療法で、多くの人に発毛効果のある治療法となっています。

注意事項

円形脱毛症の治療法はいくつかありますが、それぞれ効果が違いますし、副作用にも注意が必要となっています。まずは自分のアレルギーやアトピーなどを調べてもらいながら、担当の医師と治療法を決めるのがベストです。

病院によって用意されている治療法も違いますので、実際にその治療法ができるかを確認するためにも、まずは皮膚科に相談するところから始めましょう。それが円形脱毛症の治療の第1歩です。

推奨される治療法

円形脱毛症 皮膚科

基本的には皮膚科で診察を受けて医師の方と相談して、個々人に合った治療法を見付けるのが重要ですが、一般に円形脱毛症に効果があるとされている治療法をここで改めてご紹介します。

先ほども説明したステロイド局所注射局所免疫療法がやはり推奨される治療法です。病院で受けられるという安心感もあり、また多くの発毛実績があるのも理由の1つです。局所免疫療法に関しては約9割の人に発毛効果があるとまで言われています
しかし注意してほしい点が2点あり、1つは治療を受ける人の侵攻具合によって治療法が変わる点です。
単発型などの比較的狭い範囲で抜け毛が発生している人にはステロイド局所注射、広範囲に広がっている人には局所免疫療法という形になっているのです。
もう1点はどちらにも副作用がある点です。
ステロイド局所注射では副作用として注射部分が陥没することがあり、子供には基本的に行いません。局所免疫療法は子供でも受けられる治療ではありますが、かぶれやじんましんなどだけではなく、アトピー性皮膚炎などが悪化する副作用もあります。
どちらも副作用や治療を受けられる患者に制限があるので、治療を受ける際は十分気を付けましょう。
ただこの2つの治療法に関してはすでに長年の実績があり、円形脱毛症に対する効果は期待できるものとなっています。その高い治療効果をしっかりと受けられるように、副作用で問題が起こらないかよくチェックしてから治療に臨みましょう。

行ってもよい治療法

円形脱毛症 皮膚科

前章までに紹介した治療法は効果が高く実績もある治療法です。
ここで紹介する治療法はそれらに比べると効果が弱いですが、並行して行える治療もあるので、円形脱毛症の治療としては欠かせない治療法になります。並行して行うことでより円形脱毛症が改善されますので、必ず覚えておきましょう。

飲み薬と塗り薬

ステロイド内服セファラチンなどの飲み薬は、炎症や免疫機能、アレルギーを抑制する効果があり、また血流も良くなります
ステロイド外用ミノキシジル外用などの塗り薬も同じような効果が期待できます。
飲み薬は効果が期待できる反面、副作用の危険性があり、塗り薬は副作用が基本的にない代わりに効果が薄いです。自身の体の状態と相談しつつどの治療法を行うか決めてましょう。

かつらやウィッグ

かつらが治療法というのは根本的な解決になっていないのではと思う人も多いかもしれませんが、実はそんなことはありません。
円形脱毛症でむき出しになった頭皮を紫外線から守る役割を担ってくれます。それだけでなくかつらを被ることで禿げている部分を隠せるので、周囲の目を気にしなくて済むようになります。
脱毛症の原因の1つとしてストレスはかなり注目されていますから、そういった精神的な治療法としてかつらはかなり効果的なのです。

直線偏光近赤外線照射療法

3つ目は通称スーパーライザー療法です。こちらはスーパーライザーという装置を使って、体の奥まで届く赤外線を脱毛斑に直接照射する治療法です。
副作用の心配もほとんどなく簡単に治療を受けられるので、単発型や多発型などの比較的狭い範囲の脱毛症の方に利用されています。
他にも治療法はいくつかありますので、必ず医師の方と相談した上で治療法を決めるようにしましょう。

おすすめできない治療法

円形脱毛症 皮膚科

さてこれまで紹介した治療法はどれも効果が期待でき、基本的には副作用もそこまで大きなものではありません。
しかし一般的に知られている脱毛症の治療の中には、医学的根拠が乏しいものもあれば、副作用が問題になりやすい治療もあります。
ここではそういったおすすめできない治療法をご紹介します。

漢方

脱毛に効果があったという話もありますが、基本的に漢方が脱毛症に効果があるという医学的根拠はありません。また専門の知識がかなり必要となるので、素人が手を出すのはおすすめできません。

アンスラリン

皮膚病に使用されるタールが含まれている軟膏で発毛効果が高いとされていますが、副作用として発がんの可能性があります。塗り薬は他にもあるのでわざわざ危険を冒してまでこれを利用するのはおすすめできません

シクロスポリンA

免疫力を抑える飲み薬ですが、こちらも科学的根拠がほとんどありません。また腎機能障害などの副作用がある上に、紫外線治療と併用していると皮膚がんの可能性まで出てきます。こちらもおすすめできない治療法になっています。

基本的にこれらは治療効果よりも副作用の方が大きいと言う点でおすすめできません。
円形脱毛症は基本的に命に関わる症状ではありませんので、治療法でそのリスクが増えるのは望ましくありません。これらの治療法は避けるようにしましょう。

行うべきでない治療法

円形脱毛症 皮膚科

これまでに円形脱毛症に効果のある治療法、効果が立証されていない治療法をいくつかご紹介しました。最後はさらに避けるべき治療法をご紹介します。

前章で紹介した治療法は副作用の問題が大きかったですが、ここで紹介する治療法はそもそも円形脱毛症に効果がない可能性がある治療法です。
何度も治療を行って数ヶ月時間とお金を費やしたのに効果がないのでは悲しいですよね。そういった精神的苦痛を受けないように、この2つの治療法は避けるようにしてください。

鍼灸治療

国家資格としても認められている治療法ですが、円形脱毛症に対しては効果があると立証できていません。現段階では避けるべき治療法です。

分子標的治療

がん治療や自己免疫疾患などに利用されている治療法ですが、やはりこちらも円形脱毛症に対しては医学的根拠が薄い治療法です。改善された報告と効果がなかった報告があるため、この治療法は必ず円形脱毛症に効果があるわけではないようです。

まとめ

円形脱毛症に対する治療法をいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか?
予想よりも治療法が多くて驚いた方もいるかと思います。これは円形脱毛症の原因が特定されていないことに起因しています。
ストレスや遺伝、ホルモンバランスの乱れなど関係性があると思われる原因は分かっていても、どれが関係しているかは人によって違うようで、それが円形脱毛症の治療の難しさの肝となっています。
しかし最近は医学も発達していて、治せない疾患という印象は取り除かれています。長期的な治療にはなりますが円形脱毛症は治せる疾患ですので、医師の方と協力して治療に励んでください。

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