AGAの検査方法:AGAになるかどうかを早めにチェック!

男性の方なら避けて通れない脱毛症、AGA。遺伝が関係している事もあるので、自分がAGAになってしまうかどうかを早めにチェックして対策しておきたい人もいるでしょう。

今回はそのAGAになりやすいかどうかというチェックの方法についてご説明いたします。

AGAの検査方法にはどんなものがあるの?

AGAの検査方法はいくつかありますが、まずそもそもどのようにして検査するのか、何を基準としてAGAになりやすいかどうかを決めているのかという話をします。

AGAになりやすいかどうかを決める要素を遺伝子から決めています。よく薄毛は遺伝で引き継がれるという話を聞きますよね。検査でもその遺伝に注目して行っていきます。

実際には遺伝によってAGA自体が引き継がれるのではなく、遺伝によってAGAになりやすい体が引き継がれるのです。そのなりやすさは毛母細胞内の男性ホルモン受容体によって決まります。

遺伝子のDNA配列内にCAGとGGCという塩基配列が繰り返される部分がありまして、この長さが一定数を越えるとAGAになりやすい体という事になります。

検査方法は基本的に遺伝子をチェックするだけですから、血液や体内の粘膜を利用して行うことになります。

自宅での検査キットによる検査

それではここかた具体的に検査方法をご紹介したします。まず最初は自宅でもできる検査キットでの検査方法です。

aga 検査

AGAドックという検査キットを購入する事でAGAになりやすいかどうかのチェックができます。AGAドックの使い方も簡単に説明しますと、キットの採取用綿棒で口の内側、両頬の内側を強く擦り付けて粘膜を採取します。20回ほど擦るようにしましょう。

そして指定されている添付先へ、同封の書類と一緒に送ります。検査自体は株式会社ジェネシスヘルスケアで行われて、後日その遺伝子検査結果が送られてきます。自宅でできると言っても、検査から結果までをすぐにチェックできるわけではないので注意しましょう

検査キットのメリットはとにかく手軽と言う点であり、デメリットはその検査結果が良くてもAGAになる可能性は0でないと言う点です。

こちらの検査キットでの検査結果でAGAのリスクが低いと診断されても、それはあくまでもAGAになりにくいというだけであって、AGA以外の要素で薄毛になる可能性もあります。また可能性が低いというだけであってAGAになっている可能性が0になるわけではありません。なので20代くらいで将来的になるのかどうかを一応確認しておきたい人にお勧めです。少なくともすでに薄毛になっている人はこれを利用するよりも、病院で診察を受けて治療も受けるべきです

病院での遺伝子検査

病院での遺伝子検査も基本的には粘膜を利用します。しかしAGAへのリスクを調べるための場合、毛包の遺伝子を利用する事もあります。どちらも遺伝子検査をする事には変わりありませんが、毛包によって毛の状態をより詳しく調べられるので、個人に合った治療法を提案してくれると言う点でこちらの方が良い事もあります。

いずれにせよ病院でも検査でチェックする部分に変わりはありません。遺伝子配列を見て、AGAになりやすいかどうかをチェックするだけなので、将来的に絶対AGAになる、ならないと宣言してくれるわけではありません

しかしそれでもより自分に合った治療法を提案してくれると言うのが、1番のメリットとなります。AGAの可能性が低いとなれば、別の理由で薄毛になっていると言うヒントになりますし、その場合の治療法も病院では提案してくれる事でしょう。検査後の治療を見据えている方なら自宅で検査するよりもこちらの方が良いでしょう。

しかしデメリットも存在します。これは単純に検査にかかるお金が負担になると言う点です。病院での遺伝子検査はそれなりにお金がかかります。その点だけは覚えておきましょう。

もしもすでに薄毛になってしまって、その原因を探っているという方なら病院で検査しましょう。検査した上でAGAかどうかを判断し、そして薄毛の対策をより効果的に行うようにしましょう。薄毛と言うのはAGA以外にも多くの原因を含んでいるので、早めに原因と対策をしておく必要があるからです。

病院での血液検査

病院での遺伝子検査でも粘膜を利用するという話をしましたが、血液検査による遺伝子検査も存在します。一般的な血液検査と一緒で左右のどちらかの腕の静脈から血液を採取して、遺伝子のDNA配列を調べます。採取する物が違うだけで、検査の内容自体は粘膜の方法と毛包の方法と全く一緒です。CAGとGGCの配列の長さからAGAのなりやすさを判断します。

aga 検査

血液検査は他の検査方法に比べると安価で済むのがメリットです。これは健康診断などでも血液検査を行うため、ほとんどの病院で検査のための設備が整っているためです。

また血液での検査を行う事でAGA治療薬への適性もチェックできるのもメリットです。AGA治療薬として有名なミノキシジルは、元々血圧を下げる為に作られた薬です。なので血圧に異常がある方はこのミノキシジルでの治療を行うと副作用が問題になるので注意が必要なのです。こういった治療法のチェックも同時にできるのが血液検査のメリットです。

目立ったデメリットはほとんどありませんが、そもそも血液を採られるのが苦手という方がいるでしょう。そういった方が無理して血液検査をしない方が良いでしょう。注射の独特な痛み、我慢したのに血管が細かったりして上手く注射針が刺さらなかったりしたらもっと嫌ですよね。血液検査でストレスを多く感じて、そのストレスが原因で抜け毛が増えたら意味が無いです。無理せず別の検査方法を選びましょう。

血液検査はAGAのなりやすさのチェックができるだけでなく、自身の健康状態を調べる事もできます。基本的にどの病院でも受けられる検査ですし、他の遺伝子検査よりも安いので1度検査を受けておくと良いでしょう。

自宅で行う検査と病院で行う検査の費用を比較

以上の通り、AGAの検査は自宅と病院で行うことが出来ます。一般的に、自宅で行う検査の方が割安といわれていますが、費用にどれくらいの差があるのでしょうか。

自宅で行うAGAの検査で広く用いられているのがAGAドッグです。価格はオープン価格となっています。公式サイトの販売価格は12,960円(税・送料込)、Amazonの販売価格も12,960円(税・送料込)なので、実勢価格は12,960円程度と考えればよいでしょう。

病院で行うAGA検査の費用は、利用する医療機関により大きく異なります。保険がきかない自費診療になるからです。

一例を紹介すると、ヘアメディカルグループは19,000円で遺伝子検査を行っています。検査は毛包から5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型の強さ、アンドロゲンレセプターの発現強度を調べることで行います。検査結果が分かるのは約1カ月後です。

以上のほかでは、吉井クリニックが18,000円、大阪梅田中央クリニックが15,000円でAGA遺伝子検査を行っています。吉井クリニックの検査方法は不明、大阪梅田中央クリニックの検査は頬の内側に綿棒をこすりつけて細胞を採取することで行います。

自宅で受けるAGA検査と病院で受けるAGA検査の費用を比較すると、自宅で受けるAGA検査の方が2,000円~6,000円程度お得です。ただし、病院で受ける検査には、自宅で受ける検査と異なるメリットがあります。具体的には、医師から薄毛を予防するためのアドバイスを受けられる、リスクを考慮した治療をスムーズに受けられるなどのメリットがあります。AGAの検査を受けたい方は、これらの点も考慮してどこで検査を受けるか決めましょう。

自分の状態が分かったら?

ここまでに自宅でできる検査方法、病院でできる検査方法を紹介してきました。しかし分かる事は基本的にAGAになりやすい体質かどうかという点だけです。むしろその検査の結果を受けた後にどうするかの方が大事になってきます。

AGAになりにくいと診断された人は何か特別な事をせずに、健康的な生活を意識しておきましょう。なりにくいと言ってもならないわけではありませんし、AGA以外にも薄毛の原因は多く存在します。特に近年注目されているのは円形脱毛症です。はっきりとした原因は分かっていませんが、毛包組織に対する自己免疫疾患とする説が有力です。

AGAになりやすいと診断された人もまずは生活リズムを規則正しくしましょう。その上で、AGAの対策も同時に行っていきましょう。AGAへの対策としては育毛剤やそれに特化した成分を含んだサプリメントなどが有効です。AGAは女性ホルモンの減少によって起こると言われていて、ノコギリヤシイソフラボンなどがその代わりになるとされています。ノコギリヤシは育毛剤に含まれている事が多く、イソフラボンは大豆食品に多く含まれているので参考にしてみてください。

検査で自分の状態が分かったら、後はそれに合わせた行動を取るだけです。AGAへの対策なのか、それ以外の原因に対する対策なのか、それだけでもはっきりさせておくと薄毛への効果が大きく変わってきますので、この機会に検査してみてはいかがでしょうか。

病院で受けられるAGAの治療

検査でAGAになりやすい体質を受け継いでいるとわかった方は心配が増すはずです。薄毛に備えたい方は、病院で受けられる治療内容を理解しておくと良いでしょう。病院では、次の内服薬・外用薬を用いた治療を受けられます。

・フィナステリド
内服薬「プロペシア」などに配合されているⅡ型5αリダクターゼを阻害する成分です。Ⅱ型5αリダクターゼは、男性ホルモン・テストステロンを活性の高いジヒドロテストステロンに変換する成分です。ジヒドロテストステロンがアンドロゲンレセプターと結びつくと、ヘアサイクルの成長期が短縮されるなどの影響が現れます。よって、Ⅱ型5αリダクターゼは、AGAの原因の一つとされています。フィナステリドは、Ⅱ型5αリダクターゼを阻害することでAGAの進行を防ぎます。

・デュタステリド
内服薬「ザガーロ」などに配合されているⅠ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼを阻害する成分です。基本的な働きはフィナステリドと同じです。違いは、Ⅱ型に加えてⅠ型も阻害する点。フィナステリドよりも高い効果を期待できる可能性があるとされています。

・ミノキシジル
AGA治療などに用いられている外用薬に含まれている成分です。毛組織の血流を改善することやヘアサイクルの成長期を延伸してミニチュア化した毛包を改善することなどで発毛を促します。大正製薬から発売されているリアップの主成分です。

医療機関では、以上の治療薬などを用いてAGAを治療できます。AGAのリスクが高いと評価された方は、そのまま治療に移るとよいかもしれません。

フィナステリドの効きやすさが分かるAGA遺伝子検査

AGA遺伝子検査には、「AGAになりやすい体質を受け継いでいるかどうか」以外にわかることがあります。具体的には、AGAの治療に用いられるフィナステリドの効きやすさが分かるとされています。

フィナステリドが効きやすいとされているのが、CAGの繰り返しが少ない方です。あてはまる方は、治療の効果を感じやすい可能性があります。ただし、AGA遺伝子検査とフィナステリドの関係を調べた研究は多くないので、医学的に根拠があると言い切れません。目安の一つ程度に考えると良いでしょう。

まとめ

  • 自宅での検査キットによる検査として、AGAドックという検査キットを購入する事でAGAになりやすいかどうかのチェックが可能。
  • 病院での検査は遺伝子検査もしくは血液検査。
  • 検査で自分の状態が分かったら、後はそれに合わせた行動を取るだけ。

 

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