女性が、未婚のまま薄毛になってしまうと、「このままずっと結婚できないのではないだろうか」と不安になる人も多いようです。
やはり、男性から見たときに、女性の薄毛というのは特殊なものだと思われてしまうからでしょう。
女性の薄毛は高齢になってから発症することが多いのですが、中には20代や30代といった若い年代から薄毛になる女性もいます。
そのような方が結婚のためにできることは一体何なのでしょうか。
薄毛の女性でも恋愛して結婚できるの?
薄毛の女性でも、男性から恋愛対象として見られて、結婚することは可能なのでしょうか。
薄毛の女性は、男性からどのように見られ、どのような印象を与えてしまうのでしょうか。
そして、その上で結婚というゴールにたどり着くことは可能なのでしょうか。
このような薄毛の女性が気にしているであろうポイントを検証していきます。
薄毛の女性は男性からどのようにみられているか
女性からすると、男性の薄毛は、受け入れられる人と受けられない人がいます。
「どんなに男前でもハゲていたら嫌だ」という女性もいれば、「お父さんがハゲてるし、性格が良ければハゲていても気にならない」という女性もいます。
これは、世の中の男性が女性に比べるとハゲている人の割合が多いから、女性の側に免疫ができているということもあるのではないでしょうか。
女性の場合、薄毛の人の割合が少ないため、男性からすると、薄毛の女性は少し特殊に移ってしまうようです。
それは、単純に見た目の問題というだけではなく、「何か病気なのではないだろうか」「すごくストレスを溜め込んでいるのではないだろうか」などと、薄毛の原因となる裏側の事情までついつい考えてしまうようです。
そのため、女性の薄毛は男性の薄毛以上に深刻な問題かもしれません。
薄毛の女性は年齢不詳?
実年齢が若かったり、顔が若かったりしても、薄毛になってしまうと、年齢が一気に老け込んで見えてしまいます。
多くの男性は、高齢の女性よりも若い女性を好みます。
これはしかたがないことです。
そのため、髪の毛以外の見た目が若いのに、薄毛になってしまっている方の場合は、年齢不詳に見られてしまいます。
顔も老けていて、さらに薄毛という場合には、実年齢より10歳や、場合によっては20歳も老けてみられることもあるようです。
自分が思っているほど薄毛ではないかも?
一旦、薄毛が気になりだすと、鏡を見ている時に、その部分にばかり注目してしまいます。
そのため、他の人から見たらそこまで気にならない部分が、自分の中だけで大きくなり、必要以上に気になってしまう場合があります。
薄毛と言っても、明らかな脱毛症で頭髪が薄くなってしまっている場合もあれば、元々髪の毛の質が細く、頭皮が透けて見えてしまいがちな人もいます。
脱毛症ではなく、個性の一つとして片付けられる程度の薄毛であれば、そこまで気にする必要はないでしょう。
結婚するために女性ができる薄毛対策
薄毛の女性でも、対策をとることによって、薄毛を克服し、結婚に近づくことは可能です。
ここでは、女性の薄毛をどのようにして克服して行けばいいのかという具体的な方法をお伝えしていきます。
スキンケアと薄毛ケア
髪の毛は頭皮から生えています。
頭皮は皮膚の一部です。
つまり、頭皮のスキンケアをしっかり行うことによって髪の毛が生えてくる可能性は高くなります。
そのため、頭皮を集中的にケアしてあげることが必要です。
そのためには、頭皮に塗るための美容液などが販売されていますので、そういった商品を使用して保湿したり、マッサージをして血行を促進させたり、洗浄成分のやさしいシャンプーを使用したりといった方法があります。
かつらやウィッグを使う
かつらやウィッグというと、マイナスなイメージがあるかもしれませんが、最近はおしゃれを目的にウィッグをつける若い女性も増えています。
そのため、ファッションを楽しむ感覚で、薄毛の部分にふりかけてみてはいかがでしょうか。
増毛や植毛に通う
日本の増毛・植毛技術はここ数年でかなり高いレベルに発展しています。
以前は切り取った部分から大きな傷が残ってしまった自毛植毛でしたが、ほとんど見た目には傷がわからないような技術も開発されました。
自毛植毛であれば、一度定着した髪の毛は、そのまま自分の髪の毛として育ちますので、薄毛をしっかりと隠すことができます。
サプリメントを試す
育毛に役立つ栄養素を凝縮した育毛サプリメントがたくさん販売されていますので、それらを購入して、育毛サポートに使用するという方法があります。
また、育毛を目的にしたサプリメントだけではなく、亜鉛のサプリメントやビタミンのサプリメントなど、髪の毛に良いとされる成分を錠剤にした、主に美容目的のサプリメントを使用するという方法もあります。
女性の薄毛にはサプリメントが効果的!育毛サプリのすすめ(関連記事)
薄毛の女性、結婚式の時はどうしているの?
薄毛の女性が、無事に結婚を迎えられた場合、結婚式の日の髪型をどうするかというのが一つの大きな問題となります。おめでたい晴れの舞台で、薄毛が目立つ髪形をしたくはないですよね。
結婚式でのヘアアレンジでウィッグを使う
ウィッグをつけたり、エクステンションをつけたりするという方法があります。
普段と違った雰囲気が出ることでおしゃれに見えたり、可愛く見えたりもしますので、お勧めです。
もちろん、薄毛の部分を隠すこともできます。
ドレスを着るならベールや花冠を豪華にする
ウェディングドレスを着るということは、頭の上にはベールがかかっていたり、花飾りがついてたりします。
そういった髪の毛の上に乗せるアクセサリーを豪華にするという方法もあります。
それによって頭皮がお客さんに見えるということを防ぎ、さらに衣装に華やかさも出すことができます。
実は和装なら薄毛じゃなくてもかつらをつける
結婚式は、洋装の結婚式と和装の結婚式があります。
和装の結婚式の場合は、もともとカツラをかぶることがルールなので、薄毛が見られてしまうという心配をする必要はありません。
担当のヘアメイクさんに相談しよう
結婚式場には、それぞれの式場専属のヘアメイクさんがついています。
打ち合わせの段階からさまざまな相談が出来ますので、正直に自分の薄毛のことを伝えて、どのように見せるのが効果的なのかということを考えてもらいましょう。
ヘアメイクさんの腕次第では綺麗にごまかしてくれたり、新たなアイデアを出してくれたりするかもしれません。
ただし、ベールや花冠を公開すると、それだけ奥さんの料金が追加され、結婚式にかかる費用が高額になりますので注意をしてください。
結婚してから薄毛になる女性
結婚を経験した後で薄毛になるというのが女性の薄毛の場合、一般的です。
特によく聞くのが、出産を経験した後に薄毛になるということや、更年期を迎えて薄毛になるということです。
女性が、これらのタイミングで薄毛になってしまいやすいのはなぜなのでしょうか。
食生活の変化による脱毛
結婚することによって、これまでと食生活が変わり、摂取する栄養が変化したために髪の毛に影響が出るという形があります。
こういった場合には、髪の毛に良いとされるビタミンB 群や、ビオチン、亜鉛などといった栄養素を積極的に摂るようにしましょう。
産後の脱毛
女性は、出産を経験するとホルモンバランスが乱れると言われています。
だいたい出産から2ヶ月程度の時間を経過することで、出産前の元のホルモンバランスに戻るようですが、その2ヶ月の間に脱毛症が進行してしまう方もいます。
出産を経験している女性のうちの、実に70%の方が、出産後の薄毛を経験しているそうです。
女性の場合、男性と違い、ほとんどの方が大量の脱毛というものを経験したことがありません。
そのため、出産後に枕に抜け毛がびっしりついていたとか、排水口に大量の髪の毛がついていたなどという経験をした際のショックは大きいようです。
その悩み、一緒に考えませんか?出産後の抜け毛の原因と対策(関連記事)
更年期の脱毛
更年期に入ると、女性は生理が止まり、女性ホルモンの分泌量が著しく低下します。
その影響で、分泌されるホルモン全体の中で男性ホルモンの割合が増え、女性であるにもかかわらず、男性型脱毛症にが発症してしまうのです。
まとめ
- 出会いのために女性は薄毛対策していることが多い
- 結婚式の時は薄毛の女性でも華やかなアレンジが可能
- 結婚してから生活の変化によって薄毛になることがあるので注意