育毛シャンプーの効果とおすすめの使用法・注意点

皆さんはどのような方法で薄毛の対策を行っていますか?

睡眠時間を適度な量確保したり、食生活を見直したり、様々な方法の薄毛対策がありますが、なかでも大切なのがシャンプーです。

シャンプーには、ドラッグストアなどで発売されている安価なものと、「育毛シャンプー」として販売されているものの2種類があります。

今回はその「育毛シャンプー」についてお伝えします。

育毛シャンプーの成分

育毛シャンプーとそれ以外の一般的なシャンプーの最も大きな違いはその配合成分です。

そして「配合成分が違う」という中にも実は2種類の違いが存在します。ひとつは「洗浄成分の違い」もうひとつは「洗浄成分以外の違い」です。それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。

洗浄成分の違い

一般的なシャンプーに使用されている洗浄成分は、石油系の合成界面活性剤です。これは、非常に洗浄力が高いです。「洗浄力が高くて何か問題があるのか」と感じるかもしれませんが、実はこれ、大きな問題なのです。

髪の毛や頭皮には、一定量の水分や油分というものが必要です。強い洗浄成分は、その必要な分の水分や油分まで洗い流してしまうのです。水分があることで髪の毛は潤い、パサパサになるのを防いだり、枝毛の発生を防いだりできます。適度な油分は頭皮を紫外線から守ってくれます。また、頭皮の油分の中にすむ「常在菌」と呼ばれる菌は、古い角質や皮脂を食べてくれたり、外界からの病原体の侵入を防ぎ、免疫細胞を活性化させてくれるという働きがあります。

ラウレス」「ラウリル」という名前が成分表示の上位に書いてある場合は、そうした非常に高い洗浄威力の洗浄成分が使用されているため、注意が必要です。

育毛シャンプーに使用されている洗浄成分は、頭皮と同じ弱酸性の性質を持つ、アミノ酸系の洗浄成分が使用されている事が多いです。「ココイル」「コミカド」という名前が成分表示の上位に書いてあればそれはアミノ酸系の洗浄成分です。頭皮に優しい洗浄成分なので、髪の毛や頭皮に必要な量の水分や油分を残して、汚れだけを取り除いてくれます。

洗浄成分以外の違い

これは、それぞれのシャンプーが特徴として売り出している配合成分のことです。例えば、「キューティクルを補修してツヤを与える成分」や「カラーリングした髪の毛の髪色をキープする成分」などです。

一般的なシャンプーには、キューティクルに作用する成分が多いようです。

育毛シャンプーのこうした洗浄成分以外の配合成分は、「頭皮の炎症を予防する成分」や「毛母細胞を活性化させる成分」「血行を促進する成分」「皮脂の分泌を抑える成分」など、頭皮や毛根に関係する効果がほとんどです。中には育毛剤の成分であるミノキシジルやフィナステリドまで配合した育毛剤があるそうです。

育毛を考える際に勘違いしやすいのは「髪の毛へのダメージが薄毛につながる」とう考えです。基本的に、もうすでに生えてしまった髪の毛は、切られようがダメージを受けようが、毛根への影響は出ません。育毛というのは、髪の毛ではなく毛根に行う行為なのです。

育毛シャンプーの効果とは

実際、育毛シャンプーを使用することで髪の毛は生えるのでしょうか?

そもそも、育毛シャンプーはどのような方法で髪の毛が生えるように頭皮へアプローチしているのでしょうか。

商品によっても異なりますが、大きく分ければ次の3種類です。

  1. 優しく汚れを落とす
  2. 頭皮の血行促進
  3. 炎症の予防

それでは、育毛シャンプーの効果について1つずつ見ていきましょう。

優しく汚れを落とす

これは先ほどの項目でお伝えした通りです。

従来の洗浄成分を使用したシャンプーは、高すぎる洗浄成分のために頭皮に必要な油分や水分まで奪ってしまいます。それを予防するために、頭皮に優しいアミノ酸系の洗浄成分を使用しているのが育毛シャンプーです。

洗浄成分に関して、多くの方が誤解していることがあるのでお伝えします。

よく「シリコンが髪の毛に良くない」と言われますよね。聞いた事のある人も多いのではないでしょうか。しかし、実はシリコンは髪の毛にとって何も悪い事はないのです。

ラウレス系やラウリル系の強い成分が使われたシャンプーは、洗浄力が強すぎるため、洗い上がりが非常にパサパサになってしまうことが問題でした。それを解決したのがシリコンです。シリコンを配合することで洗い上がりがシリコンの力でサラサラ・ツヤツヤになった「ように見える」状態になったのです。

しかし実際にはごまかしているだけで、髪の毛の本質的な水分や油分は奪われたままです。髪の毛に優しい洗浄成分を使用することによって洗い上がりがシリコンを使用しなくてもサラサラになったため、ノンシリコンのシャンプーが生まれたのですが、それが転じて、「ノンシリコン=髪の毛に優しい」つまり「シリコン=髪の毛に悪い」という誤解が生まれてしまったようです。

頭皮の血行を促進する目的

次の育毛シャンプーの効果は血行の促進です。

育毛シャンプーの成分の中には、頭皮を柔らかくして、血行を促進し、発毛を促進することを目的に配合されている成分があります。

髪の毛は血液から栄養分をもらって成長しますので、血行促進は効果的です。天然成分のものが多く、かぶれや湿疹などといった副作用が少ない成分が多いのも特徴です。また、遠赤外線を発生させ、頭皮を温めて血行促進といった効果を狙って作られた商品などもあります。

また、成分とは少し違いますが、シャンプーをする際にしっかり頭皮をマッサージすることによっても血行を促進する作用があります。このことについては後の章でくわしく解説させて頂きます。

炎症の予防

育毛シャンプーに含まれている成分の中には頭皮の炎症を防ぐ事を目的に作られているものもあります。頭皮の炎症は、様々な要素が絡んで起きるものですが、主な原因は乾燥していたり引っかいてしまったりしてできた小さな傷口から雑菌が入る事です。

育毛シャンプーに配合された様々な成分の中には、殺菌作用や、抗炎症作用が含まれたものもあります。炎症は直接的に毛根にダメージを与えますので、注意が必要です。

その抜け毛、炎症が原因かも?頭皮に炎症が起きる原因と対策(関連記事)

正しいシャンプーの方法

せっかく育毛シャンプーを使用するのであれば、正しい方法で使用し、その効果を最大限に発揮させましょう。

シャンプーの前にブラッシングを行う

髪の毛が乾いた状態で取れる汚れは、ブラッシングで取ってしまいましょう。また、髪の毛の指通りを良くすることで、シャンプー時に指が髪の毛が絡んで、余計な力が入り抜けてしまうということを防ぎます。

ぬるめのお湯ですすぐ

いきなりシャンプー剤をつけてはいけません。まずは頭皮をぬるめのお湯で3~5分間かけてじっくりすすぎます。髪の毛に付いた汚れの7割はこのお湯だけのすすぎで落とす事ができます。

シャンプー剤をつける

シャンプー剤はお湯で薄めて泡立ててから髪の毛につけるようにしましょう。
原液の状態のシャンプーは非常に刺激が強いので、頭皮には危険です。

マッサージしながら洗う

指の腹の部分で頭皮をマッサージするように洗ってください。間違えてもゴシゴシとこするように洗ってはいけません。頭皮に傷ができてしまいます。
毛穴に詰まった汚れを押し出すイメージで頭皮全体をマッサージしてください。

すすぐ

シャンプー剤のすすぎ残しがないように丁寧にすすぎます。できれば顔の前側からシャワーを浴びて、前頭部のすすぎをメインにするのが望ましいです。

育毛シャンプーの注意点

育毛シャンプーを使用することは、一般的なシャンプーを使用するのに比べると、確かに髪の毛には優しいです。しかし、育毛シャンプーを使用したからといってそれだけで髪の毛がフサフサになるかといえば、それは無理です。薄毛には様々な原因がありますし、特に男性型脱毛症の最も大きな原因であるジヒドロテストステロンは、シャンプーのような一時的に頭皮に影響を及ぼすようなものでは根本的な解決はできないのです。

本気で薄毛の改善を目指すのであれば、育毛剤の使用や、AGAクリニックへの通院を視野に入れてください。

育毛シャンプーは、頭皮環境の改善と、健康な髪の毛の育成には高い効果が期待できますので、今以上の抜け毛・薄毛を防ぐという意味でおすすめです。

まとめ

  • 育毛シャンプーとそれ以外の一般的なシャンプーの最も大きな違いはその配合成分。
  • 育毛シャンプーがどのような方法で髪の毛が生えるように頭皮へアプローチしているのかは大きく分けて3種類。
  • 育毛シャンプーは「今以上の抜け毛・薄毛を予防する」という意味でおすすめ。

 

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