病院で受けられる円形脱毛症の治療とオススメの診療科

円形脱毛症になってどう治療して行けば良いか分からずに困っている方はいませんか?
専門のクリニックが近くになく、病院では治療してもらえるのか、何科へ行けばいいのかと悩みを抱えている方はいませんか?

そんな方々のために今回は円形脱毛症の原因と治療法、そして病院ではどのように治療しているのかご紹介します。
もちろん専門のクリニックでの治療法もご紹介しますので、ぜひ最後まで見て円形脱毛症に関する知識を蓄えていってください。

円形脱毛症の原因

円形脱毛症 何科
まず円形脱毛症はなぜ発症するのか、その原因はご存知ですか?
真っ先に思い浮かぶのはおそらくストレスかと思います。ストレスは抜け毛を引き起こすきっかけとも言われております。ただし、円形脱毛症の原因はこれだけではありません。
最近注目され始めている原因の1つとしては自己免疫疾患と言うものがあります。これは人間の体を守るため、ウィルスを退治する役割を持っている自己免疫が正常な細胞にまで攻撃を仕掛けてしまう疾患です。
円形脱毛症の場合、毛根がその攻撃の対象になっていると考えられています。自己免疫がなぜ毛根を攻撃してしまうのかという原因までは分かっていませんが、自己免疫疾患を治す為の治療で円形脱毛症が改善されるようになったため注目されるようになりました

また遺伝も関係しているというのが有力視されています。

それからアトピーも円形脱毛症と関係があると言われています。
こちらは実際にデータがあり、円形脱毛症の患者の約半数がアトピー素因を持っている結果が出ています。
本人でなくとも家族の誰かにアトピー素因を持っている人がいる場合も確認されているので、円形脱毛症の診察を受ける時にはアトピー素因の有無を聞かれることもあると覚えておいてください。

またかなり特殊な例ですが、出産直後の女性ホルモンの変化が原因になっている時もあります。
女性の方で身ごもっている方は円形脱毛症になる可能性があることだけを覚えておいてください。

このように円形脱毛症の原因は非常に多岐に渡っています。なので素人判断で原因を決めつけるのは危険です。必ず医師の方に相談して、それぞれの原因に合わせた治療を受けるようにしましょう。

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治療方法にはどんなものがあるの?

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さて前章では円形脱毛症の原因をご紹介しました。
ではどうすれば治るのかというのが当然の疑問になると思います。

円形脱毛症の治療方法もいくつかありまして、飲む薬や塗り薬で治す方法もあれば、注射などで治療する方法もあります。

まず塗り薬ではステロイド外用ミノキシジル外用と言った物が効果的になってます。
ステロイドは円形脱毛症では欠かせない薬で、炎症や免疫活動を抑える効果があります。円形脱毛症は自己免疫疾患が原因と考えられているため、ステロイドがかなり効果的というわけです。

飲み薬にもステロイド内服薬があります。
塗り薬と飲み薬と2つの治療法を並行して行うことでより円形脱毛症を早く治せる可能性があると言われています。
ただ飲み薬や塗り薬での治療は軽度の円形脱毛症の時の治療です。
例えば10円禿げができたけどその内治るかと思って放置していて大きくなった後ではあまり効果が期待できません。こういう時は病院やクリニックにてステロイド局所注射してもらいましょう。

他には皮膚にわざとかぶれを起こさせて自己免疫疾患を治す局所免疫療法という治療法もあります。

円形脱毛症の治療法も1つではありませんし、中には副作用に気を付ける治療法もあります。なのでまずは診察を受けてからどの治療法にするか医師の方と相談して決めるようにしましょう。

病院で行う円形脱毛症の治療を詳しく解説

円形脱毛症の治療方法は、脱毛部位の大きさと脱毛が始まってから経過した期間などをもとに選択します。病院ではどのような治療を受けられるのでしょうか。円形脱毛症の治療法をさらに詳しく解説します。

脱毛部位が狭く、経過期間が短い円形脱毛症の治療

脱毛部位が狭く、経過期間が短い円形脱毛症では、次の治療などを行います。

外用療法

ステロイドやカルプロニウム塩化物、ミノキシジルの外用療法を用いることが多いようです。ステロイド外用療法は単発型や多発型で脱毛部位の融合が見られないケース、カルプロニウム塩化物・ミノキシジルの外用療法は単発型や多発型で用いる治療のひとつ(いくつかの治療を併用するうちのひとつ)として勧められています。

カルプロニウム塩化物は胃薬などにも用いられている成分です。外用薬として頭皮に塗布した場合、血管を拡張する働きが期待できます。髪の毛の成長に必要な栄養や酸素は、頭皮を流れる血液に乗って届けられます。よって、血流を改善するカルプロニウム塩化物には育毛効果を期待できると考えられています。

ミノキシジルは、男性型脱毛症(AGA)の治療に広く用いられている成分です。外用薬として頭皮に塗布することで、毛組織の血流を改善する、髪の毛の成長期を延伸するなどの働きを期待できます。単独で円形脱毛症を治療することは難しいので、他の治療と併用することが基本となります。また、脱毛範囲が広範囲の円形脱毛症には効果を期待できません。

内服療法

以上のほかでは内服療法も行われます。脱毛部位が狭く経過期間が短い円形脱毛症に多く用いられているのがグリチルリチンやセファランチンです。これらも、単発型や多発型で用いる治療のひとつ(いくつかの治療を併用するうちのひとつ)として勧められています。いずれも信頼性の高い試験などで発毛促進効果を認められた内服薬ではありませんが、これまでの治療実績などにより円形脱毛症の治療に有効である可能性が示めされています。

ステロイド局注療法

以上の治療を行っても改善が見られないケースなどでは、ステロイド局注療法を検討します。ステロイド局注療法とは、円形脱毛症の脱毛部位にステロイドを局所注射する治療です。単発型・多発型の円形脱毛症において、発毛促進効果の高い治療法と考えられています。ただし、ステロイドの局所注射により、皮膚の萎縮や血管拡張などが現れる可能性がある点には注意が必要です。また、局所注射をやめると症状が再発する可能性がある点も押さえておきたいポイントです。注射を受ける間隔は4週間~6週間に1回程度です。

広範囲な円形脱毛症の治療で用いられる冷却療法

効果的な治療法のひとつと考えられているステロイド局注療法ですが、脱毛範囲が広い単発型や多発型の治療などにはあまり適していません。脱毛範囲が広くなると、沢山のステロイドを複数回の注射で注入しなければならないからです。ステロイド局注療法が適していないケースなどでは、冷却療法を用いることがあります。

冷却療法とは、チョーク状に固めたドライアイスなどで脱毛部位を冷却する治療法です。過去に行われた試験などから、脱毛範囲を縮小する働きや発毛を促す働きなどを期待できると考えられています。

脱毛範囲が広く、経過期間が長い円形脱毛症の治療方法

脱毛範囲が広く、経過期間が長い円形脱毛症では、次の治療などが用いられています。

局所免疫療法

脱毛範囲が頭部の25%以上で発症から6カ月以上経過しているケースなどでは、局所免疫療法と呼ばれる治療を行うことが多いようです。脱毛範囲の広い多発型はもちろん、全頭型、汎発型でも有効な治療法になりうると考えられています。

局所免疫療法とは、特殊な薬品を使って人為的に弱い皮膚炎を繰り返し起こす治療法です。特殊な薬品として挙げられるのがSADBEやDPCPなどです。これらを用いた治療を週に1~2回行い症状の改善を期待します。残念ながら、症状を改善できる理由ははっきりと分かっていません。かぶれによる反応で異常な免疫反応が抑制されるなどと考えられています。

局所免疫療法のメリットは、有効率が60%以上と高いことです。現在のところ、最も有効性の高い円形脱毛症の治療法のひとつと考えられています。年齢を問わず行える点もメリットとして挙げられます。

対するデメリットは、治療を中断すると再び脱毛する可能性があることです。改善と悪化を繰り返し、長期間にわたり治療を続けなければならないこともあります。頭痛や倦怠感、蕁麻疹などの症状を引き起こすことがある点にも注意が必要です。また、アトピー性皮膚炎を合併している方では皮膚の症状を悪化させる恐れもあります。以上のほかでは、保険がきかない点も理解しておかなければなりません。局所免疫療法に用いるSADBEやDPCPは試薬です。現時点では、保険がきかないので費用は自己負担になります。週に1回~2回の治療を継続しなければならないことを考えると、負担は大きくなるかもしれません。

重症例にも有効な優れた治療法ですが、いくつかのデメリットが指摘されています。局所免疫療法を受ける方は、治療の特徴や想定される副作用、かかる費用などについて医師に確認しておくほうが良いでしょう。

その他、様々な治療法が用意されている

以上のほかにも、病院では様々な治療が行われています。

例えば、円形脱毛症を発症してから6カ月以内で脱毛範囲が急速に拡大しているケースなどではステロイド内服療法を行うことがあります。ケースによってはかなり有効な治療になりますが、漫然と内服を続けると副作用のリスクが高まるので2~3カ月程度に限定して行います。服用中止後、再発するケースが多い点も注意が必要です。このような特徴があるので、ステロイド外用療法やステロイド局注療法が効かないときなどに検討することが多いようです。ちなみに、成長へ悪影響を与える恐れがあるため、子供には行えません。

ステロイド内服療法のほかでは、抗ヒスタミン薬の内服、紫外線療法、レーザー療法なども行われています。これらを症状や経過期間などにあわせて行うことが一般的です。現在のところ、円形脱毛症の特効薬は開発されていないので、医師と相談しながら最適な治療法を探っていくことが重要といえるかもしれません。お困りの方は、専門的な知識と豊富な経験を医師に相談すると良いでしょう。

何科で治療できる?

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さて治療法をご紹介しましたが、その治療はどこで受けられるのか気になりますよね。

一般に円形脱毛症の治療は皮膚科で受けることができます。
基本的に髪の毛に原因があると言うよりも、頭皮に原因があると考えられているからです。頭皮も皮膚の1つですから。

円形脱毛症も近年では珍しい病気で無くなってきていますので、どの病院でも皮膚科へ行けばちゃんとした治療を受けることができるはずです。
さらに円形脱毛症は病気として認知されていますので、保険の対象にもなっています。費用が高くかかるのではと心配している方も安心して皮膚科へ相談しに行ってください。

しかしながら一言で皮膚科と言っても担当の医師の方による経験の違いや地域的な差というのは当然あります。
もしも近くの病院の皮膚科で診察を受けたにも関わらず、有効な治療を受けられなかった場合には、やはり専門のクリニックに行くべきでしょう。
円形脱毛症は治せる病気ですので、病院での治療で治せなかったとしても諦めないでください。

 

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クリニックでの治療もおすすめ

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クリニックに勤めている医師の方は、当然ながら総合病院と違って脱毛症を専門にしている分、知識や経験が段違いです。円形脱毛症に限らず男性ならほとんどの人が避けて通れないAGA(男性型脱毛症)にも詳しく、しっかりとした治療法を準備しています。

例えば都心にある新宿中央クリニックでは、毛髪再生プランとしてHARG治療、通称ハーグ治療を導入しています。

ハーグ治療は、日本医療毛髪再生研究会が提唱している医療機関が行う毛髪再生治療で、これまでにいくつもの検証が行われてきた立派な薄毛の治療方法です。
一般の総合病院の皮膚科ではあまり行われていない治療方法なのは、HARGカクテルと呼ばれる専門の治療薬が必要なのと、それを頭皮に注入する技術が独自に必要だからです。
基本的に円形脱毛症は命に関わる病気ではないので、技術や知識を習得する優先度が低いからだと思われます。

ハーグ治療は研究会が勧めるだけあって非常に効果的で、もちろん円形脱毛症にも効果があります。
仮に病院での皮膚科で診察を受けて治療を受けてきたけど、中々改善しないなどの問題が発生した場合でも、クリニックであれば別の治療法を提示できるということが分かってもらえたかと思います。

円形脱毛症は原因こそ完全に特定できているわけではありませんが、だからと言って治らない病気ではないということです。
病院の皮膚科でも十分な治療は受けられますし、もしも改善の兆しが見られない場合には専門のクリニックでも治療が受けられるので、治らないとショックを受けないようにしましょう。
円形脱毛症はストレスでも悪化すると言われていますので、治療の際にストレスを感じないよう気を付けてください。
中央クリニックのHARG治療に関して、詳しくはこちらから

まとめ

  • 円形脱毛症はストレスだけではなく、様々な原因が考えられるため専門の医師に相談する。
  • 治療法も症状に合わせて行うので一概に”コレ”とは言い切れない。
  • 皮膚科もしくはクリニックを受診し、専門医と相談しながら治療を進める。

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